つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

「ヒマワリ:unUtopialWorld」2巻感想 んにゅっふ

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ヒマワリ:unUtopial World (2) (角川スニーカー文庫)

 向かうところ敵無しを体現しているのかこの女は。(ヨッパライにつける薬なしともいう(ヨッパラってなくてもやばい

ヒートアップしていくルール・オブ・ルーラー

 4年前のテロ事件から引きこもりだった日向葵(ヒマワリ)が巻き込まれるように参戦することになった第二回HDC、「ルール・オブ・ルーラー」。

 その大会は「なんでもあり」のお祭り騒ぎ…というのをいいことに、実際はカラーギャングの抗争祭り。

 そんな中で最大勢力である「パープルヘッズ」に対抗するために、そしてこの特区の「上」にいるマフィア連中とやりあうためにまたヒマワリが無茶をする。

 …林トモアキ作品の登場人物って、ブチ切れると覚悟キマってやばいみたいなところがあるのが常なのですが。この子シラフでキマっててやばいのでは。なんて思えるヒマワリちゃんがんにゅっふになっててますますやばい。でもシラフだったとしてもたぶん言ってることかわんないよなって思うところもある。やばい。

 アリスが完全にどん引きしてるのがかわいい。この子はこの子で内弁慶っぽいところあるよなあ。かわいい。

暗躍するぽわぽわお嬢様

 また今回、ゆるーくふわっと現れる水姫お嬢様の暗躍もなかなか目が離せなく。というかどこに転がそうとしているのか、きままに遊んでいるだけなのか。

 …というかこんなイカれた娘だったっけとレイセン最終巻を二度見してそのまま読み続ける。

 ここから4年と思うと…極限状態のそれが4年という平和な期間を経て醸成されてしまったのかといいますか…

 TMEの全権代行、ミサキ・カグヤの存在などここから引きずっているものはやはり多いなあ。

そして転がる物語

 物語もまた、見え隠れしている「4年前のテロ事件」に本格的に繋がっていくような雰囲気が出てきています。

 いろいろ唐突なところもあってまさかのみたいなところではありますが、いやでも一番謎なのはヒマワリのバックボーンだからなあみたいなところもあって。

 木島アリスも、あの「木島」の系譜なだけあって何か隠れていそうですし。一番普通なのが生徒会長か…普通だな…

 ここからどう続いていくのか実に楽しみですね。ええ。ルール・オブ・ルーラーの行方もヒマワリの命運もどうなってしまうのか。