怒濤の詰ん読解消日記

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怒濤の詰ん読解消日記

積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。端末の表示によると、あと767冊

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 4 case. 魔眼蒐集列車(上)」 これはかつてない事件になるのではないか…

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ロード・エルメロイII世の事件簿 4 case.魔眼蒐集列車(上)(書籍)

 魔眼蒐集列車というその響きからしてやばいというのにあらすじから「奪われた誇り」ってアレ以外考えられないけどマジでアレなのかって感じだったらさらにその上行かれたりオルガマリーちゃんじゅういっさいだったりカウレスくん意外と才能あったり魔眼系女子だったり盛りだくさんでお届けされすぎており

※ここから先にはネタバレがあります。Fateシリーズはその話の展開、構成すべてに驚きと仕掛けが込められているようなもので、どうあっても感想というとネタバレになってしまうところがあるかもしれません。(おいしいところはなるべく残しておきたいとは思っていますが) 未読の方、ネタバレが気になる方はここで引き返し、迷わず本作を手に取ることおすすめします。

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「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 3 case. 双貌塔イゼルマ(下)」 橙子さんつよい

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ロード・エルメロイII世の事件簿 3 case.双貌塔イゼルマ(下)(書籍)

 襲撃者たち、解き明かされていく謎、魔術師の執念…バトル多めの後半戦でした。

※ここから先にはネタバレがあります。Fateシリーズはその話の展開、構成すべてに驚きと仕掛けが込められているようなもので、どうあっても感想というとネタバレになってしまうところがあるかもしれません。(おいしいところはなるべく残しておきたいとは思っていますが) 未読の方、ネタバレが気になる方はここで引き返し、迷わず本作を手に取ることおすすめします。

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COMITIA117「紙&電子同時発行」企画の本を勝手にピックアップ!

マンガ ジャンル ジャンル-まとめ

 今回のCOMITIA(一次創作同人誌オンリーの即売会)で発行された本を電子書籍で同時発行するという企画がありまして、その対象になっている本をいくつかまとめというかピックアップしてみました。

 完全に私の趣味というか目に付いたものをという感じなので、まずは気ままにリストを眺めてみるのも良いと思います。というかむしろそれがいいです。この世界はフィーリングが全て。

y-nakase.hatenablog.com

 BOOK☆WALKER、Kindle、Pubooで出ているようですのでお好みのストアで。

bookwalker.jp

amzn.to

p.booklog.jp

もぐもぐ酒

 梅酒から始まるお酒の話。ほどよく呑んでる感じがゆったりしてる。

 私もお酒弱いんであるあるみたいなところもありますけど記憶飛ぶまで呑んだことはないです。

銀廊絵画

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 歩けない少女と画家のお話。素直なハッピーエンドがいい。いい話や…

すずめノみくろ3

 田舎の巨大な女の子ゆるキャラ村おこし4コマ…? というゆるくてふわっとした日常。
クジラ捕ってるところが好き。

徒歩で5分の別世界

 ショート・ショートで近未来の日常風景的なサイレントマンガ。台詞なしですがそれがまたいい感じ。

 箱入り漫画家はある意味理想な気がする…

バトル・オブ・ブリテン物語総集編 12月の薔薇 改訂新版

 第二次大戦下のイギリスが舞台で、新米パイロットのトムとその上官レイトン大尉、彼らの知り合ったバラ園の少女アンジーが織りなすドラマです。

 総集編だけあって読み応えのあるボリュームと、1話1話があっさりした連作短編になっていて良い雰囲気。

 あとちょっとおネエ系なレイトン大尉がいい味出し過ぎてる。静かに染み入る愛を感じる。

水遊び

 淡々とした感じで、ゆるかったり、不思議だったりする感じのショートな詰め合わせ。内田さん…

 絵の線がしっかりしてて好み系ー

道標 vol.1

bookwalker.jp

 電子雑誌『澪標(みおつくし)』の表紙イラストや掲載イラストなどを纏めたイラスト集だそうです。

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 不思議な世界観のあるイラストがいい。

高田馬場のミカドちゃん

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 人はなぜ、ゲーセンでアイス早食い大会を始めてしまうのか…

 人はなぜ、ゲーセンでプロレスを始めてしまうのか…

 ゲーセン、とは…

魔都継橋2巻 たしかに咲いていた

 拡張現実(AR)が普及した未来の日常物語。日常になじんでる感じがいいですね。すすきさんかわいい。

 ちなみに現実のモノに合ってるように映像出すのはめっさ茨の道なんやで…(震え声

漫画の先生ep5.

 高校で漫画を教えつつ漫画家としても活動している漫画の先生、響美晴さん。

 選択肢があると逆に迷うというのはいろいろ分かる気がします。あとお隣さんが同業者なのはなんともいえない気持ちになるな…

リヤ/スイ

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 リヤとスイ、二人の高校生のある種「自分探し」のような感じのお話。自分が高校生だったころとかはここまで考えてなかったなあ…(今もか…



 いかがでしたでしょうか。お値段もだいたい100円200円というところですし、気になった作品があれば試しにと読んでみるのもよいと思います。

 BOOK☆WALKERでは29日まで5%ポイント還元キャンペーンもやってるみたいでますますお買い得!

 電子書籍流行れー

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 2 case. 双貌塔イゼルマ(上)」感想 ライネスちゃんやったー!

ライトノベル ライトノベル-三田誠 ライトノベル-坂本みねぢ ジャンル ジャンル-ミステリー ジャンル-TYPE‐MOON ジャンル-魔術 ジャンル-Fate ジャンル-妹力 ジャンル-うんちく

ロード・エルメロイII世の事件簿 2 「case.双貌塔イゼルマ(上)」

 みんな大好きロード・エルメロイⅡ世のさらに大好きな義妹ちゃんライネス・エルメロイ・アーチゾルテの出番! やったね!

 魔術師たちの織り成す、「フーダニット(誰がやったか)」と「ハウダニット(どうやってやったか)」が意味を成さない異色のミステリー第二巻。義妹力高めでお送りされます。

※ここから先にはネタバレがあります。Fateシリーズはその話の展開、構成すべてに驚きと仕掛けが込められているようなもので、どうあっても感想というとネタバレになってしまうところがあるかもしれません。(おいしいところはなるべく残しておきたいとは思っていますが) 未読の方、ネタバレが気になる方はここで引き返し、迷わず本作を手に取ることおすすめします。

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映画「魔法使いの嫁 星待つひと 前篇」感想 「お隣さん」たちとの幻想的な風景、そしてチセの過去

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(C)ヤマザキコレ/マッグガーデン

 うむ…今を穏やかに生きているチセと過去との対比がつらいところもあったけど綺麗な映像で雰囲気も出ていてよかった…

 コミックス6、7、8巻の特装版についてくるOAD(オリジナル・アニメーション・ディスク)の期間限定劇場公開。しかし大画面で見たかったというだけで行ってしまいましたね。

現代の魔法使いたち

 普通の人には見えないけど、世に満ちている「お隣さん」。妖精とも言われる。

 それらの力を借りて、手順を踏んで事を成す魔法使いたち。

 アンジェリカがエリアスにお届け物をするための最初のシーンから、それらの雰囲気がすごく出ていて良いですね。

 呪文もそうだがあの模型が烏になるところとかを省略せずにちゃんと書いてあるの丁寧な意気込みを感じる。

 原作の魅力として、その書き込まれた世界観というのがあるので、だいぶそこを意識して雰囲気出していると思いました。

 他にも灯が灯るシーンとか書斎に妖精さんたちがわさわさいるようなところとか。あのわさわさ感。

チセの過去と今をつなぐ物語になるのか

 この主人公の羽鳥チセは、そんな「お隣さん」たちから「夜の愛し仔」と呼ばれ慕われる特異体質。

 そんな彼女が師であるエリアス、家についている妖精のシルキー、とある事件から一緒に居ることになった犬のルツらと過ごしている日常の風景も素敵なのですが、アンジェリカから送られてきた一冊の本からチセの過去語りが始まり、エリアスたちに出会う前ーーまだ日本に居た頃の話、になります。

 日本でのチセはあまり幸せではなかったんだろう、というのは想像出来てはいましたがこの丁寧さで描かれるとマジつらい…

 自分にだけ「お隣さん」が見えているがゆえに挙動不審になってしまい疎まれている子、というのをこれでもかとじわじわと…悲しみがある…

 朝食のシーンなどは「今」との対比なのでしょうね。チセはエリアスの、というより魔法側の世界に来たことによって救われているのが分かる。

 (日本で周りにいた人間が悪い、というよりも、同じ認識を共有できないと不幸である、という話であるところがまたつらい)

 そして「森の図書館」で出会う謎の青年、三浦。彼が日本でのチセの救いになるのかどうなのか、というところは今後の気になるところです。

エリアスのイケメン度が上がった

 キャラクター描写的にはチセのちょっとおどっとしたクーデレってるところとかシルキーお母さんのかわいらしさとかルツはやっぱ犬だなアイツみたいなところとかが動いているの楽しかったのですけどエリアスのイケメンっぷりが群を抜いていた。

 ガイコツなのに…ガイコツなのに…! 

 見ているこっちが赤面しそうになるイケメンっぷり…※とは…

 思えばこのガイコツ、原作でも初手から「僕は君を僕のお嫁さんにするつもりでいるんだ」とか真顔(?)で当然のように言っちゃったりするイケメンかつジェントルメンっぷりだったりしたんだけど…実際動いて声がついているのを見ると…この距離感…ガイコツなのに…!

 アレです、「着ぐるみをイケメンと交代したら同じ着ぐるみのはずなのになぜか女子が群がってきた」みたいな話があったの思い出されます。イケメンはすべてがイケメンだった。

公式サイト

magus-bride.jp

映画情報

eiga.com

原作など

 そしてこの作品のODAが付属する特装版。前、中、後編の3部作です。

 6巻はもう品切れっぽいから、当日本屋さんで…かなあ。

 あとなぜかアニメ後にメイキングが流れてた。体感的に本編と同じくらい尺があったのではないか…いやメイキング自体はいいんですがなぜ劇場で…

「ソードアート・オンライン」18巻感想 復活の黒

ライトノベル ライトノベル-川原礫 ライトノベル-abec ジャンル ジャンル-RPG ジャンル-SF ジャンル-VRMMO ジャンル-1巻目 ジャンル-神 ジャンル-AI

ソードアート・オンライン (18) アリシゼーション・ラスティング (電撃文庫)

 キリトさん! 俺たちのキリトさんが帰ってきた!

 …あらすじにも書いてあるからネタバレじゃないですよね?

最終負荷試験という凄惨な抗争の決着

 前半の見所はやっぱりこれ。キリトさんの復活と最終負荷試験の決着。

 限りないPoHの悪意に追い込まれていたアスナたちの前に、ヒーローは遅れてやってくるといわんばかりの覚醒キリトさん。つよい…神か…

 英雄はいずれ神へと導かれていくんだね…みたいな…

 よく考えればすでに嫁とか妹とかは神(のアカウント)なわけではあるけど、人の身で昇格しているのではというところが大英雄キリトさん。

 あとPoH戦では地味なところだけど、「マザーズ・ロザリオ」が絡んできたのがちょっと嬉しかった。ユウキのあのエピソード大好きでアニメもすごい良かったし。

 この舞台はVRMMOというコンピューターの計算によって成り立っている世界で、システム的なイレギュラーというものは存在しないはずなんだけれどもそこにこう、小さい奇跡を差し込んでくるのがたまらないですね。

 しかしコンピューター・グラフィックスが進歩して、画面の中では現実のそれと見分けが付かないような精度になってきている今、逆説的にこの現実はすべて演算によって作られているのではないか=どこかのシュミレーターの中というSF設定なのではないか、という気持ちが大きくなるときもあります。さらにそこから逆説的に、システム上「ありえない」というのはもはや人の思い込みにすぎず、演算装置が何をどうするかというのはもう把握できない、人のあずかり知らぬところまで行ってしまったのではないかという仮想世界の雄大さを感じる…  
 
 
 そして、もはや純粋な邪悪とも呼べるようなガブリエル・ミラーとの対峙。アリシゼーション編のラストにふさわしい対決だったと思います。なんて王道。

現実での戦い

 このど派手なVRMMO内での戦闘の影に隠れてしまっているけど、現実の「オーシャン・タートル」でのテロリストとの戦い、こちらも苛烈な展開になってきていました。まさに命懸け。

 菊岡さんはイメージとしては文官っぽかったんですが、やはりその手の職についてるだけのことはあるなあ…

 こちらも(エピローグ含めて)まさかの人物、まさかの展開だったりしますし、どちらかというと「今後」どうなるのかなという感じです。

そして

 いい最終回でした…

 というところで完結するかと思ったのですが、むしろここからが…Web版のその先へ…!

 過去にされていたWeb連載は全く知らなかったので、同作者の「アクセル・ワールド」との関連などを個人的に想像していたところはだいぶ外れていた感じですがそれもまた良し。

 本作品の舞台が西暦2026年、アクセル・ワールドが2046年。ブレイン・バーストが誕生したのが2039年。まだまだこれからですね!

 ラストバトルとかアリスの存在とかいろいろと言いたいことはあるんだけどもそのへんはね、こう、バレを避ける感じにするとね! 気になったら読んでみよう!

「かみさまドクター」感想 (割とガチな)怪異のお医者さん!

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かみさまドクター ―怪医イサナさんの症例報告― (電撃文庫)

 新米内科医物語なのか怪異のスペシャリスト物語なのか割と判断に迷う感じのある怪異向けお医者さんストーリー!

総合生物診療科へようこそ!

 「…生物?

 という配属直後の詠先生の素朴な疑問から始まるこの物語。総合診療科 (医療における診療科のひとつで、あまりにも専門化・細分化しすぎた現代医療の中で、全人的に人間を捉え、特定の臓器・疾患に限定せず多角的に診療を行う部門。また、外来初診の「症状」のみの患者に迅速かつ適切に「診断」をつける科でもある。医療機関・大学によっては総合診療部ともいう。Wikipediaより) のつもりがなぜか生物。待っていたのは昔の恩師でオラオラ系ドクターの空騎剣。そしてマジ天使の看護師あきみちゃん。

 そこに外来してくるのは立ちくらみのする吸血鬼とか不眠症の夢魔とか空から落ちてきた烏天狗とかと…なるほど生物総合…?

 それあh古今東西所謂怪異。正式名称は寓象人格体(フォルクロアド・イグジスタンス)。妖怪変化、モンスター、悪魔、伝説伝承の中にいる恐れられしものたち。新米医師の伊佐名詠先生、そんな(人間向けの)診察で大丈夫か?

生物でした

 意外と大丈夫だった…マジか…

 こういう「怪異、妖怪」の類の設定、解釈は作品によって違いますが、この作品では基本的には「人間とは違う種族、生物」というもののよう。なので基本的に人間の医療知識をベースに割と細かい診察がされたりして確かに生き物っぽいみたいな妙な感想を持ったりしつつですね。

 でも夢魔の能力とか、そういうところはオカルトそのままだったりするので全てが(人間的常識の)科学的に解明されているわけではないところもまた、異界と人の世が混ざってしまった感があって面白い感じでもあります。

 それで結構怪異ならでは、怪異と人の関係ならではの医療系ヒューマン(?)ドラマみたいなところもあり、そういった妖怪ものとしても面白く思います。

 登場した怪異は人に寄せたものたちばかりだったのですが、動物系だとやっぱり獣医っぽくなったりするんでしょうか。猫とか犬とか狐とか。

世界が変わった後のお話

 もともと怪異もそこまで広く認知されていたわけではなく、十年前に「星凪(オカルテーション)」と呼ばれる現象があり、そこから姿を現した…というか隠されていたものが出てきてしまったと言いますか。

 そんな、世界の常識が塗り変わった後のアフターでもあります。

 どこか抜け気味のテンション下がってる系女子・詠先生が送るゆるっとしつつたまに緊迫してる医療的日常ではありますが、ここに至るまでのことをちょっと思うと、少し感動…はしないか…まあ、平和だなあ…
 薄々察していたところはあったけど、タイトル二度見して「あー、あー、あー」みたいな感じになるところはある。

 こういうアフター系好きなんですよねえ。世界が平和になった後みたいなやつ。