つんどくダイアリー

つんどくダイアリー

わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊

BOOK☆WALKER読み放題でダウンロードできなくなったときはリストから削除すること

 「端末にダウンロード可能な読み放題書籍は150冊までです」読み放題プランでいつもどおり本を読もうとしたら唐突にこのようなメッセージが表示され、アプリで読むことができなくなっていました。

 解決は簡単にできましたが、最初びっくりしたのとフィルタに気づかなかったらめっちゃ面倒な作業をしてたろうなと思ったので、メモしておきたいと思います。

「読み放題」でダウンロードした書籍を「削除」する

 そういう制限があることはわかりました。読み放題プランに該当するダウンロード済みの本を端末から削除すれば、新しく読むことができそうです。データのクリアは月イチくらいでしていたのですが、それとは別に、リストに登録されていることが制限に引っかかっているのかなと思いました。

 リストの絞り込みフィルタを見ると、「読み放題の本」なるフィルタがあります。

 こちらで絞り込んでやると、読み放題プランで読んでいた雑誌などが表示されました。

 なるほどめっちゃ読んでましたね…

 これらを選択して、メニューから「削除」とすれば完了です。ファイルだけでなくリストから消す必要があるため、データクリアではなく「削除」を行います。

 本がリストから消えたならば、また新しい読み放題書籍をダウンロードできるようになっていると思います。

 フィルタに気づかなかったら雑誌をさがしてぽちぽち選択していくしかなかったかもと思うと大変面倒であぶないところでした…

連続更新を初めて3ヶ月。そして途絶えて2週間が経ちました。それと参院選2022。

 なんとなく毎日更新するように3月中頃くらいから仕掛けてみて3ヶ月。結構できるもんだなあと思って続けてました。2021年末くらいまでに買っていたマンガとかはだいぶ消化できた感じかなあ。ちょろちょろと書き溜めて、公開日を毎日指定していました。時間の確保とかその日の気分とかいろいろあるから、毎日コンスタントに書くのは難しいですね。

 それで狙ったわけじゃないんだけどちょうど6月の半ばくらいから音沙汰がなくなる。糸が切れたみたいにストップするのは自分の癖みたいなもんですかね。そうしたら案の定もりもりマンガを消費する量が多くなってきたんでまたそのうち再開…しようかなあと思ってはいるんだけど。

 続ける習慣がつくことは良いのですが、毎日更新することが目的みたいになっている感じもあって、読みやすいマンガは消費が速いけどラノベがたまり続ける*有様にもなっていたから一長一短だったかもとは思います。なのでこの期間は買ってた小説も読んでました。いうても2冊くらいか。ティアムーン帝国しろひよ。いうて2冊くらいか…ストックしてるラノベはもっとあるからこっちも順に読んでいきたいですね。なんだかんだ読みやすい漫画の方を読んじゃう。あとジャンプラ見ちゃう。毎日何かしら読んでる作品の更新があってついつい。最近だとSPY×FAMILYがアニメでやってたかな。ジャンプラ発の作品もインディーズも面白いのいっぱいあるからどんどんアニメ化してほしい。

 ジャンプラ発の作品は初回は無料で全部読めるところ、すごく良いシステムだと思うんですよね。チケットで今日は何回みたいな制限がなくて。面白いぞと読み進めているところで変に止められることがなく最新話まで追いつけるから、そのあと追いかけやすいので、作品知った時にそこそこボリュームがあっても読み始めるハードルが下がっててファンが増えやすい。Web連載だからバックナンバー完備ですし。最近連載で追ってるの、ジャンプラとBOOK☆WALKER読み放題に入ってる漫画雑誌(主にKADOKAWA系)かなあ。

shonenjumpplus.com

 さて、2022年の参議院選挙が始まってます。各党から表現規制反対・表現の自由を守ると標榜してくれる候補の方々が出ていて助かる。いい時代になりましたね…

togetter.com

note.com

 現役漫画家だった赤松健先生(自民党)が出馬されますし、コミケ開催に尽力してくださったふじすえ健三氏(自民党)やくりした善行氏(立憲民主党)も立候補されています。

 実は赤松先生、漫画家時代から現場当事者として山田議員と協力して政策に働きかけを行っている方でしたので山田議員と同じ政党から立候補されることにあまり違和感はありませんでした。すでに実績があるってのもなかなか強い。海賊版対策に、違法アップロードされるくらいなら絶版本を集めて収益を還元しようと始まったマンガ図書館Z(旧:Jコミ)や、TPP関連で著作権侵害非親告罪になるかもしれない話が出た時に今までと同じように運用できないかと同人マークを提唱したりと、昔から活動されてる方でした。コンテンツ権利者当人であることが、著作権の議論ではとても有効なんだとJコミや同人マークのときに特に思いましたね。漫画家としての実績も萌えマンガのレジェンドと呼んで差し支えない方だと思いますから十分すぎます。

 今回の選挙に合わせて出版されたのだろうと思う「表現の自由」の闘い方には冒頭でマンガを描かれていたりと絵をかけると強いなってすごく思う。漫画はめっちゃ炎上してたけど。アレはアレで面白かった。山田議員も赤松先生もアンチ多いからなあ。しかしあのノリは…古のオタクの何かを思い出すようで悶え転げるような気持ちを掘り起こされる部分はあった…

 ただ、最近のジェンダー平等の発言でもすこし思ったのですが、「表現の自由への圧力」とジェンダー平等の思想を混同した表現をしている部分があるのかもと感じるところもあるから、そこは少し心配しています。気持ちはすごいわかるのですけどね。先の漫画で炎上してたアファーマティブ・アクション(積極的格差是正措置)にアニメキャラと声優の人種を揃えろって話が含まれるのであれば反対もやむなしでしょう。政治的な理由でキャストが決まるのは、人種を理由に登用されることも降板されることも作品にとって等しく良くないと思ってます。

 しかしコンテンツ制作の当事者だから熱くなるところは絶対あるだろうし、そういった面にはとても期待できる候補だとは思っています。

 また、2021年総選挙では「表現規制に舵を切ったか」と目されていた共産党も、今回の政策では「児童性虐待・性的搾取記録物」としっかり記載しているので、少し安心はできると思います。「記録物」と呼ぶことはかねてより山田議員も提唱していたことですし、誤解のない表現で記述され良かったと思います。

kamiyakenkyujo.hatenablog.com

 10年くらい前か、都議会などで表現規制が持ち上がっていた頃からすると随分と良くなったと思います。当時は規制派代表自民党のようなイメージだったのですが時代は変わるものですね。53万票の力はそれだけでかかったのか。ほぼ浮動票みたいなものでこれだもんなあ。

 今回は与野党に候補者がおられるので「表現規制表現の自由」以外でもいろいろ勘案して投票先の幅が広がったことは良かったですね。それぞれ支持する党の中とかで、表現の自由を標榜してくださっている候補を応援してもらえたら嬉しく思います。そのぶん票がばらける懸念はありますが、自分が一番いいと思った候補に素直に投票するのがよいかなあとは思ってます。

 でもアレですよ、ハピマテをオリコン1位にするぞみたいな話の17年後に原作者が似たようなことになるとは思ってなかったですよ流石に。

烈海王VS異形の中国武術、決着ッッ!「#バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」5巻【#漫画感想】

バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ 5

 こういうのも見たかったッッッ!!!

 異世界転生した烈海王異世界放浪記、人間の限界を超えたスケルトンに首無し騎士と激戦が続く第5巻。生前の恩師とのまさかの邂逅に烈海王VS中国武術異世界だからこそできる中国武術の超え方、そしてそれに烈の返す技がまた熱い。バキ本編をリスペクトして展開される烈海王VS異形の中国武術ってカードが面白くないわけないですね。4話決着のスピード感もいい。

 それに異世界の怪物の中でも実力者の首なし騎士、デュラハン。また傲慢でひねくれた性格してる騎士ですが…「人」に対する常識が通じない人形の相手、まさに妖怪退治ですよ…現代日本では無理でも異世界には「いる」んだから仕方ない。こういう、旅先でふらっと強者と相対するのも異世界の醍醐味ですよね(そうなのか

 またこの異世界スライムが強いほうの異世界で、中国の「」って化け物を連想してるところも烈さんらしい。その伝承から倒し方も。同じ怪異でも国や地方で呼び方が違うようなのもわくわくしますね。ゴブリンの扱いが雑なんだけど結果的に同行を許してたり助けてやったりするあたりがいい距離感だなとも思います。

 仲間とともにデュラハンの根城に向かうって昔のRPGっぽくなってきているのもちょっと良いですね。満喫してるな異世界を。

メイドと王女のすれ違い、フウタは止められるのか「たとえば俺が、チャンピオンから王女のヒモにジョブチェンジしたとして。」3巻【#漫画感想】

 実力は抜きん出ているが戦い方が認められず、チャンピオンながらコロッセオを追放されたフウタ。そこを王女ライラックに拾われてヒモ生活を送る第3巻…いや、「ヒモ」って人聞き悪いタイトルですが剣術指南役として雇われてるようなもので、食客ってやつじゃないかなこれ…今風に言うと専属の直雇用。

 さておき自身の実力も示し、落ち着ける場所を手に入れたフウタ。順風満帆に見えますが今巻ではお調子メイドのコローナが抱えていた事情が爆発。王女とコローナの信用してるようでしてなさそうな距離感に疑問を感じていたのですけど、コローナ側の事情が明かされることによってなるほどと…コローナからすると、自分の存在が邪魔になる時が来ること、また王女が時に容赦ない判断を下せる人物であることも理解しているから、邪魔者になりたいくないって気持ちと、好き嫌いとは別の諦念もあったんだろうかな。

 ただここから先は相手も大きな組織となり、フウタの力技だけでなくライラック王女の政治力も必要になる展開を予感させます。王女とコローナ、すれ違っているだけなのはお約束だから、お約束どおり平和な解決を迎えてほしい。

5万Gようやく達成した「パチスロ ツインエンジェルPARTY パーフェクトコレクション」

パチスロ ツインエンジェルPARTY パーフェクトコレクション

 パチスロ攻略本の話をここに乗せるのも場違いかなと少し思ったんですけどせっかく買ったしファンブックみたいなものだし6/6だしまあいっか!

 15周年を迎えたシリーズ最新作「ツインエンジェルPARTY」の各種数値や設定資料が掲載されているパーフェクトコレクションです。電子書籍助かる。スマホからいつでも見れるようにダウンロード済み。

 2006年に初代ツインエンジェルが出た時はまだ4号機から5号機への過渡期で導入も少なかったと思います。朝イチ高速乗って打ちに行った覚えがある。あのころはまだ並び順の入場だった。ボーナスとRT「エンジェルタイム」で出玉を増やすA+RT機で、1,000枚くらいまでは結構さくっと出てくる波を作ってたように思います。AT(エンジェンルタイム)が0.9枚純増の70Gだから、完走しても60枚程度になるし、その後CZに入るから連チャンすることも割とあって結構続くんですよね。千円あたりのG数が45〜48Gくらいあるから玉持ちもよく、そのぶんボナ確率がBIG1/407.0〜1/319.6とクソ重かった。時代を感じます。もう昔の解析サイトとかにしか数値残ってないな…まだ「萌えスロ」ってジャンルがなかった頃の、先駆けとなる機種だったと思います。今ではおなじみエンドカードも覚えているのはツインからかなあ。2ではマイスロが初めて搭載された機種になりましたね。

 さてシリーズ最新作のツインエンジェルPARTYですが稼働貢献5週とか煽られてる(動画注意)んだけどうそやろこの出来でパチスロとしての出来はいい(動画でもそこは高評価)し、下手するとここ1年くらいで一番打ってるまでありますよ個人的に。

 いや現実を受け入れよう…たしかに低設定はきつい…ツインエンジェルシリーズ伝統のキツさ…いや低設定がきついのはどの台でも一緒なんですけど、逆転の目がほぼないって感じられてしまうからかなあ。普通のAタイプ(ボーナスのみ)でも同じなんだけど、ATがついているぶんボーナスの枚数は減らされているから単純比較はできない。実際のところ、低設定らしき台でも500〜1,000枚くらいの塊は狙えるように思うので深追いしなければきつくない気はします。一応天井が555Gでデートタイム(メインAT)確定のため、何も起こらず死ぬってことは少ないのですが、中途半端なところでボーナスorAC→突破できず最初から、を繰り返すと心が折れる。またところどころストッパーが設けられていて、一撃フラグが機能しないところも逆転しづらいところですね。*16384引いて300枚。**みたいなこともわりとある。高設定は4,000〜6,000枚くらいはいけそな感じするんだけどね。グラフみてると。

 ただ台のつくりそのものはとても面白いです。シンプルにボーナスでギアを上げてくような設計になっており、引けばいいってのがわかりやすい。CZでチャンス目の何%で当選みたいなやつと捉えることもできますが、リアルボーナスが出てくるのはわかりやすいですね。疑似ボにない魅力だと思います。また通常チャンスチェリー(下段チェリー揃い)からのボーナスがちゃんとACとして隔離されているところはイニDのドリフト目から改良された点なのかな。AC中もレベルアップさせていくためのポイントがはっきり示されていて、あとは引くだけみたいになっています。

 ACからのDT(デートタイム)突入はこのマシンで一番きついところかもしれないですね…ボナが引けないと何もできないうえに枚数が荒れるので、下手すると全く増えてないとかもある。(一応純増2.0枚らしいのですが、純減する場合から純増7枚? ってくらいベルが落ちるときもあって枚数が荒れる) ボーナスとチャンスチェリーの合算で1/99(設定1)を引けばいい時短突破側のCZは面白いのですけどデキレなしでリアボ引くかどうかなため結構ぶれます。(DT突入確定のExはありますが選ばれる確率は低いし、だいたい告知されます)

 DT入ってからは差枚数管理になり、継続するほどポイントが貯まるのでハズレを多く引いて枚数を減らすことが鍵になるゲーム性に変わります。ナビなしの場合はハズレでも延命できるしレア役の可能性もあるから「おっ」となる瞬間ですよ。差枚獲得後のCZも4種+3セット継続時は告白タイムの計5種類あってここでも作り込みの凄さがわかります。どこかでみたCZだ…これだけの種類をよく落とし込んでいる…継続期待度も50%はあるみたいだからほんとに程よいバランスだと思います。DT中の演出も豊富でセットが進むごとにシーンが変わり、ボーナス引いたら演出も代わり、それが攻略対象7人分とかどんだけ気合を入れたのか。選択肢に混ざってるひどいのはなんなの。そりゃ好感度0ptだよおまえ。って選択肢演出入るたびに思う。

 さいごにセット継続9回させれば50Gのエンディング。そこでまたリアボを引くと上位ATのサロメバトルボーナスへ進むわけ。高継続のATで規定条件を満たしたら真エンディングらしいのですが最高4連で終わっています。どうして… (どうしてかはパーコレに乗っていました!)

 ずっと実機の感想でしたけどこのパーフェクトコレクション略してパーコレはそんなPARTYの設定資料や解析数値、インタビューなどが乗っています。電子書籍助かる

 解析サイトなどに乗ってなくて、個人的に呼んでスッキリしたのはアトラクションゾーン(AZ)突破率、通常時ボーナス中のACゲーム数、サロメバトルボーナス継続の仕組みですかね…AZはレベルに応じて抽選されてるはずですがまあ低設定だと当たらない。設定差がここにあるのか、どのくらいなのかは体感的にも納得感のある数値でした。ボーナス中に獲得できるACゲーム数も設定差があるだろと睨まれていた部分で、やっぱりあるみたいなのだけど平均すると32〜34Gとさほど大きくないのかなと。ただ平均だから、1回1回はそこそこブレるような気もします。

 サロメバトルボーナス(最高4連)の継続期待度を見た時はうっそだろお前って声出そうになりましたけど抽選システムを見てそれも納得。実質60%〜73%だったのかお前…そこにバトル中(6G)の書き換え抽選が入って、ハズレ、ベル、リプで5.8%の書き換えだから1/17.24として約30%の引き戻し、レア役(1/25.8、設定1)が6Gで約21%引き戻しだからトータルでは44%くらい引き戻せるはずで、最低60%だったとしても(残り40%のうち44%で書き換えるとすると)合算77.6%くらいはあるのかなあ。たしかに高継続…源さん(93%継続)単発やらかした俺からすると23%くらい簡単に取れますね…はは…

 まあなんで僕が一番みてたのたぶん解析数値ですけど、演出面も全部紹介されているからおそらく実機で見切れる量ではないためとても助かる。パズル完成画面とかごほうびタイム画面とか、エンドカードとか。俺にわかだから実機で全部見ることはないと思うんだよな…嫁フリはいつか引きたい。1/65535だからまだ引けていない…そろそろいいと思うんだが…

 ただずっとすもれでやってきてLvMAXになってしまったから今引いたら葵ちゃんになると思います。すまない。

 ほんと打ってて飽きない台だと思うんだよな…ボーナス引けないとつらいけど…すもれちゃんの動物園デートかわいいからみて。

 他の娘もずっとかわいい。全部かわいい。かわいすぎがクライシスしてる。そういう台。

江戸の剣客と雪女にまつわる怪異譚を解き明かす「虚構推理」17巻【#漫画感想】

虚構推理(17) (月刊少年マガジンR)

 幼い頃に片目片足を失くし、妖怪たちの「知恵の神」となった岩永琴子とその恋人(?)で不死身の青年、桜川九郎の事件解決シリーズ17巻。ジャンルは推理…ではあるけど大きな事件から小さな難題まで、さらに幽霊妖怪使い放題で絡んでくるなかで一般人が納得する結末に導かないといけない、推理による事件解決がパズルを解くようなものならこのシリーズはうまく解けるパズルをどう作るか、作ったパズルをどう相手に解かせるかが話の肝であり面白さになってるように思います。

 さてしかし今回は表紙からイケメンなんだが…このシリーズ初じゃないですか、九郎先輩以外で男の人が表紙にいるの…(よく考えたらメインキャラクターで男性いないなそもそも…) 

 江戸時代の剣客、白倉半兵衛と当時噂されていた雪女との秘密を解き明かすことが今回のお話。無偏流の秘剣「しずり雪」の完成と、その後の白倉家に雪女がどう関係しているのか。白倉家の末裔である静也から持ち込まれたこの依頼、江戸時代当時の剣客と怪異が絡んだ浪漫もさることながら、それを現代の視点から解釈していくところもまた面白いです。

 そして当時を知る雪女さんの再登場。こういうとき、人間と妖怪の時間は違うなぁ…って思いますね。(でも別の個体みたいですが…現代の雪女さんに名前はつかないのかなあ。怪異としてまとめられちゃってる扱いなんだろうか)

 不可思議な事件にホンモノが絡んできているのは虚構推理いつものことではあるけど、第三者視点から過去の逸話として語られ、さらに怪異当人からも別の真相を語られると、人の理では説明できないことがあるのだなと考える気持ちになりますね…

 しかし現代の雪女さんはもうこれ新婚さんですね…どうぞお幸せに。

amzn.to

 そして「岩永琴子の逆襲と破滅」九郎のエピローグは巻の先頭に。六花さんと対話しているけれど、九郎の独白に近いようには感じました。なるほど、この話をしてしまうと「第一部・完」って感じになりますね…でも九郎先輩が「どうしたいか」ははぐらかされているようにも思えるし、もう岩永とずっと一緒にいることを決めているようにも聞こえるし。迷っているようには見えないから答えは出ているんだろうとは思います。

 あと今回もデレてる…デレてるがそれ恋人に対するやつか…?って疑問のわく惚気け方でもある。やっぱり保護者か…?

正しき秩序の決着と、逆襲と敗北その意味は「虚構推理」16巻【#漫画感想】

虚構推理(16) (月刊少年マガジンR)

 岩永琴子の逆襲と敗北。山奥でキリンの亡霊に襲われた4人(+六花さん)の事件もここに完結です。字面だけみるとトンチキな事件ですが実際キリン強いわ…

 このシリーズは推理ものではあるけれど幽霊とか化け物とか平気で出てくる上に殺人犯を幽霊に聞いたり証言を吹き込んでもらって誘導したりとやりたい放題なところが一風変わってます。だから方法より動機、そして関わっているものたちが納得する結末をどうつけるかが妖怪たちの「知恵の神」である岩永琴子の立ち回りになります。事件の真相はまたひとつひねりがあって面白いと思いましたが

 ただ今回の事件は、いつにもまして後味の悪い結末だったかもしれません…そして秩序を維持する「知恵の神」としての琴子の立ち回りから、、九郎や六花との関係が簡単ではないことがひとつ浮き彫りにされた格好かもしれません。

 ただ六花さん、丘町の結末には普通に怒りを覚えているからその後のやり取りがあったんじゃないかなとはすこし思います。琴子が下した結末を見極めて、「知恵の神」を詰めるロジックの一つにした…ことを優先したのは間違いないけど。自分が助けた丘町をそう導いたのは琴子だと、責めてはいないが断じてはいるの、他の結末を望んでいたんじゃないかなとは思うんですよ。助けたときにも「やり直す道はある」と告げていたし。何かを期待していて、それが叶わなかった結果、あの問答でもあるのかなと。

 逆に、ロジックだけでその裁定を下し、なおかつ丘町と利害が一致したとさえ考えていた琴子は、六花さんとの問答がなければむしろ危険だったようにも思います。彼女自身に非情である自覚がなかった点がまた。

 そして九郎先輩、推理パートではだいたい蚊帳の外感があったんですが、最後に全部もっていきましたね…琴子、普段あんなにアピってるのにそこは流すのか。そこの先輩めっちゃデレてるぞ。死ぬまで一緒にいるつもりだが死ぬ気がないからつまりずっと一緒にいるつもりだぞ。(だがちょっと保護者目線かもしれんとは思った)

 事件としては綺麗に終わった今巻ですが、次巻17巻にエピローグの1話がはいって物語としては完結らしいです。逆襲と敗北、結果だけ見れば新しい指針と仲間ができたターニングポイント。どう続いていくのか楽しみですね。

 (実はこの時点で17巻もう出ていて、次の事件は江戸時代の秘剣と雪女にまつわる怪奇譚。雪女さんのDEBAN!)

amzn.to