つんどくダイアリー

つんどくダイアリー

わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

迫る決戦の時、深まる数々の謎。「アクセル・ワールド」20巻感想

※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
 ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

アクセル・ワールド (20) ―白と黒の相剋― (電撃文庫)

 いよいよカチコミ待ったなしの今巻、けれどもまだ嵐の前の静けさといったところ…

 

成るか、王を掲げる二つのレギオンの合併

 …というより、これが駄目ならすべておじゃんみたいなところあるんですけれども。

 

 「ニューロリンカー」という、脳に直接接続された端末を生まれたときからつけていることが条件になっている、謎のVR格闘ゲーム「ブレイン・バースト」。加速世界と呼ばれるその世界で暗躍している「加速研究会」、その隠れ蓑と目されているレギオンを叩くために、黒雪姫たちの黒のレギオン「ネガ・ネピュラス」とニコの率いる赤のレギオン「プロミネンス」は合併を進めていて、その大詰めとなるところからスタートする今巻。

 過去に黒雪姫ーブラック・ロータスが赤の王を全損(加速世界から退場させること)したこともあり、これはもっと揉めるかなあ…でもプロミネンスーニコにだって「加速研究会」とやり合う理由あるしなあ…と思っていたのですがなんていうか「毒消しキング決定戦」に全て持ってかれた。

 10巻確認してみると確かに言ってた…そんな伏線…というか伏線だったのか…?

 

 ともあれ、こういうところはこの世界が基本的に対戦格闘ゲームだなあと思うところでもあります。ほほえましい。

 プロミネンスのメンバーは流石の大所帯でしたが細かく名前が列挙されててまたこれから活躍の機会あるんでしょうか。

 

 それにしてもネガ・ネピュラスもメンバー増えましたね…最初は黒雪姫とハルユキだけだったのに、巻を増すごとに…もう20巻か…そしてここまできてハルユキとタクム以外は女の子というこの凄まじい男女比率。どういう…

(グラフさんをネガネピュにカウントすると+1されると思うけど迷うところや)

 

 他にもメンバーの加入や他のレギオンメンバーに協力を頼んだりと、結構準備回な感じでもありました。

やはり一筋縄ではいかないカチコミ戦

 だけれど相手レギオンも、流石に「加速研究会」の隠れ蓑と目されているだけのことはあり。これだけの準備を揃えても、そう簡単にはいきそうもない。

 そしてまた順調にフラグを建築していくシルバー・クロウ。

 なんというヒーロー見参…流石ハルユキくんや…

 青のレギオンの双子も射程内だしどういうことなのか。しかしハルユキくんの体型からして「※」とも言えないこの気持ち…ぐっ……ぐっ……!

 

 さらにイレギュラー要素もいろいろ加わりそうで、どこに決着するのかわからないところです。

 あの子、沖縄編だけのゲスト扱いじゃなかったのとか…

地味に深まる謎と見え隠れする過去とのつながり

 といいますか、黒雪姫が起動したプログラムのエンブレム見た瞬間おまえーってなりますでしょ? あれ。

 そのあたりの関連性は、もうだいぶ薄々とおおっぴらに出てきているところではありますけど。なので「ソードアート・オンライン」を読んでおくとさらに楽しめますね!

1巻だけじゃなくて最新刊まで! 

 

 正直こういうの大好きなので、SAOの新刊とともにこの話の決着を待っていきたい。

 ますます深まるグラフさん(漆黒の二刀流使いの剣士)の謎!

 

 さらに「加速研究会」も、もっとこそこそとした悪の黒幕組織かと思ったらなんかそうでもなさそうな、表から見えているただ加速世界をひっかきまわすために暗躍しているだけの組織じゃなさそうな、なかなか謎の一面もありました。このあたりの事情が明らかになってくるとまた見え方が変わるんでしょうか。

 

 AWもSAOも、もう巻ごとに一区切りという体でもなく、大きなストーリーを1冊という単位に詰めこめるところまで詰めて出してるみたいなところがある気がするんですよね。つまり続きはよ…