はい、七星剣武祭編クライマックス、完全決着の9巻でした。
表紙絵が今までほぼステラ単体だったのが一輝とステラになっているあたりも、読了後に見るとなかなかにくい演出な感じします。
今までのライバルたちと手合わせして最高のコンディションに高めた状態で望む七星剣武祭決勝戦、今までで一番激しいであろう力と技が真っ正面からぶつかり合う試合とその後のエピローグ…
ああ、ここまでアニメで見たい!
丁度いい区切りだしもう1クールくらいいけますよね? いけませんか?(何
少し余談になりますがアニメが放映されたときは1話の「赤髪で炎属性のお姫様→ラッキースケベ→決闘→逆転」みたいなストレートすぎる展開で野次られていたこと記憶に新しいですけれど嫌いじゃなかったですよ…あれはあれでいいんだ…
その後も基本的にストレートで学内予選でのあの最後ですからね。あれは惚れてまうやろ。
(というか最初っからステディな宣言されているラノベ的には珍しい流れですけどこの作品)
それはさておき。
ここまでの七星剣武祭の展開、あまりに見事にストレートすぎて「これは絶対嫌な展開あるな…」と常に警戒していた僕がいかに汚れていたかを浮き彫りにされた気分でもあります。こういうのでいいんだよ、こういうので…
正直なところね、決勝の舞台はどちらかが欠けてると思っていたし、決勝戦も横から邪魔が入ると思っていたところあるねんな。ちゃんと戦えるとは思ってなかった。よくあるやん、そういう約束ってフラグやん?
そういう勘ぐり綺麗に吹き飛ばされるような気持ちの良い決戦だったと思います。
しかし一輝は容赦も躊躇も無かったな…武人としての強さ、まっすぐさの現れでもあるんだろうけど。
でもよく考えてみれば双方ともに人間の領域を超えてたからそういう甘っちょろい感情沸いてこなかったのかもしれない。気分は完全にドラゴン殺し。
まあ、そんないい最終回だった9巻の感想として僕が声を大にして言いたいのは、
夜の一刀修羅をドラゴンファングておまえー!
次巻より新章突入、ステラ姫のお父様(国王)にご挨拶だそうです。
どんな顔して挨拶に伺うのでしょうか。楽しみです。
アニメ化しましょう?