異世界補正がほとんどない(せいぜい言葉が通じるくらい)の異世界転生だと思ったらそもそも存在が現代日本でもチート級だったでござるの巻。それが7人。
振るう太刀筋は一騎当千、近代兵器もなんのその! 世界最高の剣豪高校生、一条葵!
倫理観などクソくらえ、止まった息も吹き返す! 最高位の高校生医者、神崎桂音
タネも仕掛けもありはしない! 自由の女神だって消してみせる! 至高の高校生マジシャン、プリンス暁!
世界は数世紀遅れてる! クマウサ(AI)と一緒に登場だ! 天才高校生発明家大星林檎!
地球の財の三割はおまえのものだ! 財界の魔王、世界最高の高校生実業家、真田勝人!
その支持率は92パーセント、乱れた国も二年で立て直す! 高校生総理大臣、御子神司!
忍者の末裔にしてジャーナリスト! 彼女に掴めぬ情報はない! 高校生ジャーナリスト、猿飛忍!
…もはや高校生である必要が無い。
実際、高校とか全く出てこず異世界にすっとばされるわけですがw
そんな彼らが異世界の村(魔法も獣人もアリアリで文明的には中世レベル)にやってきて、元の世界に戻るためにもまず冷静に足場を固めつつ今の理不尽な中世世界をぶち壊すというチートストーリー。
貴族と平民という身分があり、だいたい虐げられているその状況をオーバーテクノロジーで打破していくというそれはなかなか痛快なものはあります。
主人公らの得意分野がばらけていて活躍する場も違うため、いろんな角度に話が広がりそうではあるけど、司の政治力と勝人の商売の話が中心になって戦略的要素が強めで進んでいくのかなあという感じもありますけどだいたい自重してないからどうなるかわからんところあるな。地味に原発できてるしな。
まあ、ともかく感想として何がいいたいかというと温泉と葉っぱ。
この発想。うん。
リルル君の金髪エルフ耳もジャスティスですよね。己の正義を信じたい。