デーンデーンデーンデデデデデデーン デーデーデーデデデーデデデー
反乱軍を執拗に狙う帝国軍、その狙いはどこにあるのか
EP4の「ヤヴィンの戦い」から時は過ぎ。ルークも反乱軍の英雄として活躍していた。
しかし抗争は苛烈を極め、秘密基地を氷の惑星ホスに移さざるをえなくなった反乱軍。
EP5はこの氷の惑星からスタートします。いきなり寒そう。
ルークも、ライトセーバーやフォースを少し使えるような感じになっていてEP4の頃より成長したなというところはあるけど、それでもまだまだ未熟ですな。いきなり死にかけてるし。
そしてEP4で手痛い一撃をくらった帝国軍。タイトルにあるように本作はその帝国軍がルークたちに向かって逆襲していく、まさに帝国無双といってもいい。ていうかベイダー卿無双。
「ローグ・ワン」にも出てきたAT-ATなどの兵器や、恐怖政治的に命令し約束なんざ余裕で反故みたいな力による蹂躙とベイダー卿の冷徹さがぎゅっとつまった一作かもしれません。それはそれとしてフォース・チョーク好きすぎでしょあの人。
この恐怖の帝国が、反乱軍の基地を、というよりルーク達を草の根分けても探し出す勢いで捜索してくる。
帝国からすれば派手にやらかしてくれた主犯みたいなものなので狙ってくるのもわかりますが、ベイダー卿がルークを狙うのにはまた違った理由があったりもします。このあたりはネタバレっていうかもうだいぶ有名な感じになってるかもわからんけど。1980年の映画だもんなあ…
ジェダイの騎士として修行を重ねるルーク、逃避行を続けるハン・ソロたち
途中でルーク一行は二手に分かれて、ルークはジェダイ・マスターと呼ばれるヨーダ師の元へ修行に、ハン・ソロたちはファルコン号で逃避行に。
逃避行っていうかハン・ソロがレイア姫にコナかけてるだけの旅だった。
さらに別の言い方をすると姫がならず者のイケメンにひっかかる話でもある。どういうことだってばよ…
いや、ハン・ソロのことを魅力がないとは勿論いわないけどあいつあれ思いっきりナンパ野郎じゃん?
そんでもってまんざらでもなさそうなレイア姫。その後どうなるのかというのはまあ、後のエピソードにあるとおりでもあるんですが。
アレですよ。ルークくんが妖怪みたいな爺様とR2-D2に囲まれて謎の森の中で修行してる間、あの狭いミレニアムファルコン号の中はラブロマンスの嵐なわけですよ。
これ知ったら絶対フォースの暗黒面に落ちるやつ。幸いにしてルークくんは知らないっぽいんですがこのあたりを第三者視点で見てると、あのエンディングのシーンとかでルーク…その女は駄目だ…いろいろな意味で…みたいなテレパシー送りたくなる。オビ=ワンもヨーダ師もベイダー卿よりこっちの心配したほうがいい。
あと説教くさいのもなんとかしたほうがいい。絶対言うこと聞かないでしょあんなの…
ベイダー卿の真意とは
そしてジェダイの騎士として修行を積んだルークと、ベイダー卿が対峙する時。
ベイダー卿の圧倒的な強さと容赦のなさ、驚愕の事実が明らかにされるものすごく熱いシナリオです。
…まあ、これも有名すぎる台詞なので実は知ってしまっていたんですが、実際に見たことはなかったので「おお…」っていう。
当時、映画を見た人たちはきっと「そんなことがあるわけがない…」ってなったんだろうかな…
今回は明確に「つづく」感じがあるので、三部作の最後EP6、見るのが楽しみです。そのままカーボンで固めとけってちょっと思ったりもしましたけど。