怒濤の詰ん読解消日記

つんどくダイアリー

わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊

【ネタバレあり】【映画感想】シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

観てきました。

※ここから先にはネタバレがあります! シン・エヴァは何言ってもネタバレに抵触しそうなんで逆に何も配慮してません!!!

リンクはTV版。

男の戰い

 そういうわけで。

 最後の感想としてはそうか…終わったか…エヴァンゲリオンもうこれに集約されます。細かい話はあれど大枠としては「エヴァが終わった」意外の感想があまりない。

 終わり方にも文句はない…いや、なんだろ、良い悪いではなく「そうか…そうなのか…そうか…」みたいなある種の受け入れに近いかもしれません。 なんかね、エヴァって結局こじらせた人たちがこじらせたまま突き進んだ結果みたいなところがあったんだけど、今作でそういう人たちが「卒業」していく感じで…まあでも観てるこっちもアラフォーだから…順に決着がついていく、と言えばよいのでしょうか。まあ。

 ちなみにここまで多分アニメは都度観ているアラフォーのおっさんです。最初に観たのはTV版25話です。本当に意味がわからなかった。意味がわからなすぎて逆に、その後始まった再放送とか観て「これスゲー!」ってなったんかな。劇場版「シト新生」は劇場に見に行ったよ。これも途中で終わってたけどな! なんなんだ本当…エヴァシリーズは完成してても映画完成してないだろいいかげんにしろ!  (最初に公開された劇場版は総集編+25話途中までね…)

 さておき、その後の新劇場版も公開される都度観に行ってはいたんですがなにぶんもうおっさんなので細かいところまでは覚えてない。新劇場版はシンジくんが結構熱くて「綾波を…返せ!」で震えたの覚えてます。序と破はほんとに「こういうのでいいんだよ…こういうので…」みたいな顔してたと思うんだけどQはほんとどうしたの。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

 それでQの続きの今作。また最初っからよくわからなかった。もうエヴァでよくわからないのは慣れっこです。シンジくんずっと落ち込んでてメンタル弱いみたいに罵られてたりしたけど世界を二度も滅ぼしたら落ち込むよねって思ってました。むしろ発狂しないだけ強いんじゃないか彼。

 村の下りはジブリっぽさを確かに感じた。でもなんかそれ以上に、「役割を求められて、その役割を果たしているだけで生活できるのいいなあ…」みたいなことを感じたのは俺がもう疲れてるからかもしれない。複雑な社会に。

 高度で複雑な文明が崩壊によって衰退して、日々の営みを継続するだけの単純な世界で自然へ還るようなところはジブリっぽい。でも一番ジブリみを感じたのは、村の外に異形が徘徊したり、人ならざるものが人に混じっているところかもしれなくて…ジブリジブリでも連想したのはナウシカかな…あとトトロとか魔女の宅急便とかそのあたりの…だから「そこにたどり着くんだ…」と思ってみてました。

 この村の営みと、大人になった級友たちに癒やされてシンジくん立ち直ったのはよかったのだけど、結局「帰るべき場所」にならなかったところは悲しいかもしれないね。アスカやレイ(のそっくりさん)とは違って。爽やかな感じに終わってたけど元の場所に戻るつもりはなかったのかなとは思った。ループものはたいてい主人公視点だから時間が戻ったように感じてるけど、平行世界と捉えると「主人公が消えた後の世界」も続いているとも考えられると思ってて、シンエヴァはその「消えた後の世界」に多くの人は残ってるのかなあとも思えてきてるんよね。アスカを送り出したときのセリフからも世界は続いてるんだと思う。それに村のみんなとかが望んでるのは「今の日常が続いていく世界」で、シンジくんもそれはわかってるんじゃないかとも。でもラストにシンジくんのいるところはやっぱり大きく改変されてると思うんだよな。

 もしかしたらマリさんに知らず誘導されてるのかもしれんけどね。マリさんは全く謎なんだけど、「エヴァパイロットは年をとらない」とか、冬月に対する態度とか、回想とか考えるとそういうことなのかなあ。もしかしたら彼女のいいように望んだ世界ENDなのかもしれんね。そしてこれ以上続けられない(し、続けてほしくない)と思うからADV風に言えば「トゥルーエンド(マリ√)」なのかも。新キャラ負けヒロインみたいな立ち位置だと思っててごめんな。一番ずっと狙ってたわけだ。すげぇよあんた。

 あと「序」の頃から言われてたと思う、新劇場版は二週目説が個人的には好きだったので、二週どころかもっとループしてそうな感じなの良かった。カオルくんが観測者で。ミサトさんがシンジくんを見送るところも旧劇場版に重ねられているのかな。(ただもしかしたら「ループ」って表現は間違っていて、滅びと再生を繰り返しているけど時間軸はずっと同じだったりするのかもしれないとも思って、歴史再現することが「ゼーレのシナリオ」なんじゃないかとも。それはそれで好き)

 (さらに全くの余談だけどそうすると昔好きだった、リスタートしたシンジくんが無双する「RE-TAKE」ってエヴァの同人誌シリーズがアスカ√として上がってくるから良い。R-18だし展開としてはえぐいところもあるけど。ハッピーエンドでいいのかなあれ。しかしアスカを迎えにいくために全人類を地獄に落とす覚悟決めるあたりこの親にしてこの子ありだと思いますねシンエヴァ観た後だと。親父のほうはむしろ父親してましたが。ちな奥付みると平成18年…15年くらい前の本だよこれ…)

 そんなこんなで結局なんか「終わったなあ…」って感想になるあたり浅いんですが、もともと「エヴァかっけー」くらいでしかない浅いおっさんなので勘弁してほしい。

 でもなんか人生にひとつ区切りがついた気がします。観てよかった。

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