おんせんだけに温泉回。やったぜ。
主人公の峻(プレイヤーネームはユン)が友達に誘われて始めたVRMMORPG「Only Sense Online」での生産職活動日記第8巻です。
前巻で高原エリアに到達していたユンたち。今巻ではいったんそこから離れて火山エリアのほうへ足を伸ばしています。
同時に、セイ姉の所属するギルド【ヤオヨロズ】の体験所属みたいな感じも。MMORPGならギルド所属はある意味必須ですよね。僕はずっとソロでしたけど。
それで火山。火山と言えば温泉地帯。温泉といえばやったぜ!
あ、そうそうユンはリアルでは男なんですが誤認証で女キャラになっているんでつまりシステム的にはそういうことなんですよね?
と、いうふうになるかと思ったらこれゲームだから「絶対落ちないタオル」とかが出てくる。どういうことだってばよ!
温泉部屋に入ると自動的にバスタオルとかな…もうな…?
それはさておき今回も生産、調合が狂気じみた細かさですね。というか調合手順の中に「温度を調整しないといけないから湯煎」とかもうゲームの話してないでしょ
ちょっと前に、「なろう系異世界ものは世界のハックだ」みたいな話がありましたけど、OSOはまさにその流れ。
ゴミセンスと思われていた弓とか鷹の目とかの意外な使い方を発見したり、調合や錬金なんかでアイテムを作っていったり、というみんな見落としていた発見をテーマにしているところがあるのが面白いんですが相変わらず細かい。
細かいっていうかいっそ実は異世界に繋がっていましたと言われた方が納得できるレベル。
繰り返しますがこれはゲームなので、つまり誰かがシステムとデータを用意したはずなので。
湯煎とかクズ鉱石を磨いてビーズにするとかフライパンで炒ってクラックガラスにするとか実装担当とデータ作成担当は発狂してるんじゃないだろうか…
NPCマスコットの会話できる妖精さんとかペットMOBとか絶対異世界。
ゲーム内では味覚なんかもあるみたいだしもうなんていうかVR来て欲しい。早く来て欲しい。