コールドスリープから目覚めたら地球は滅亡してもう一度原始からやり直してた、それでも諦めない((アニメの続編を作るために)ススムの地球文化再生記。1巻読んでるとなるほどマジ神だわって納得感がありますね。神様前人類文明の生き残り説。文明ギャップで異世界発展させていくものは多くありますが、だいたい主人公は現代、転生先はヨーロッパくらいの文明ギャップじゃないですか。宇宙船時代と狩猟民族だと神としか形容できないかもしれん。
またオタク=神みたいなタイトルですが、内容はだいぶ地に足ついてる進み方をしていて。超科学超兵器でなんとかするような展開ではなく、農耕を教えたりして文明を発展させつつオタク文化が花開くときを待つとんでもなく気の長い話です…ただその後、コールドスリープを挟んで新・人類史にちょいちょい干渉していくだろうことを想像すると、なるほど神だなあって思いもします。
そして2巻ではさらにもうひとり、コールドスリープから目覚めたハルカも登場。やっぱり現地人に神として迎え入れられ…はするけど、あまり何もできない様子ですね。青銅器時代になって部族の争いにも政治的要素が増えてきて、この時代の人にフォーカスした話になっていくのかなとも思います。ススムたちは狂言回しみたいな立ち回りになるのかなあ。神だし。