神の加護を得た公爵令嬢スカーレットが悪徳貴族やテロリストを鉄拳制裁していくシリーズ第5巻。加護の使いすぎで倒れてからの最高に熱い復活シーンでしたね…ここだけジャンルが違うと思いきや、起き上がった後のすっきり顔はやっぱりジャンルが戻ってきた。一連の流れはディアナ様も惚れ直してしまうわ。
聖地巡礼からモンスターのスタンピード、あわせて戦争突入まである怒涛の5巻。テネレッツァの回した策謀がぴたりとハマってて恐ろしい子ですよ本当に。だけど最大の見せ場でもある…すっかり手懐けられているレックス(飛竜)とともに当然の如く参戦するスカーレット。魔物の群れを恐れるどころか目を輝かせるくらいですから。
「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」5巻より
間違いなく今巻いちばん嬉しそうな顔だよ。そして獰猛にオークの頭をブチ抜くんだ。分厚い腹肉で打撃を無効化するオーク<<豚>>が出てきた時はどうしようかと思いましたね…今回ばかりはあぶなかった。あぶなかったんだけど柔破斬かな?(あっ…
この漫画…本当にクライマックスで俺の中の何かを引き出してくるんですよ…もしかしたら気づいてないものもいっぱいあるかもしれない…いや、勝手に連想しているだけなので全くなんでもないんですけど。でもこういうところが楽しい。
悪党に明日を生きる資格はないと言わんばかりの鉄拳制裁、すこし落ち着いたところでトラブルっぽい次巻ですが今度は舞台を変えてスカーレット嬢の拳が炸裂するんでしょうか。待て次号。