つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 4 case. 魔眼蒐集列車(上)」感想 これはかつてない事件になるのではないか…

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ロード・エルメロイII世の事件簿4 case.魔眼蒐集列車(上)【書籍】

 魔眼蒐集列車というその響きからしてやばいというのにあらすじから「奪われた誇り」ってアレ以外考えられないけどマジでアレなのかって感じだったらさらにその上行かれたりオルガマリーちゃんじゅういっさいだったりカウレスくん意外と才能あったり魔眼系女子だったり盛りだくさんでお届けされすぎており

※ここから先にはネタバレがあります。Fateシリーズはその話の展開、構成すべてに驚きと仕掛けが込められているようなもので、どうあっても感想というとネタバレになってしまうところがあるかもしれません。(おいしいところはなるべく残しておきたいとは思っていますが) 未読の方、ネタバレが気になる方はここで引き返し、迷わず本作を手に取ることおすすめします。

魔眼蒐集列車

 魔眼。それ自体が魔術回路であり能力をプラスアルファしてくれるものであり、タイプムーン世界を語るには欠かせないアイテムである。

 今回の舞台はその魔眼を集め、奪い、オークションに掛け、移植するという魔眼蒐集列車<レール・ツェッペリン

 もうこの時点で興味を惹かれること請け合いですね…魔眼と言うからにはひょっとしたら万物の死が視えたりするやつが出てくるかもしれないじゃないですか…! 

 (といってもアレは魔眼の中でもスペシャル、というか便宜上魔眼と分類されているようなもので、ここでいう魔眼一般は「魔術回路が含まれた眼球」というような感じなので別物ではあるし、そもそも全く違う話だし)

 まあアレはなくても、魔眼という響きは心を捉えて離さない。事件も当然、ソレが関わったものになっていくはず…ではあるのですが。

 またも発生する殺人事件(でも魔術師の集まりで人殺されてもあたりまえだよねーみたいな雰囲気が醸成されつつあるような気がする)に加えて自体は予想外な方向へ。いやほんと予想外。ミステリーと言うよりもうなんか。

奪われた誇り

 そんな魔眼蒐集列車に乗り込むことになったロード・エルメロイⅡ世と弟子のグレイ、そしてエルメロイ教室の新参カウレス・フォルベッジ。

 ここに来る羽目になった理由というのもなかなかちょっと「マジか…」って感じではあるんですが、エルメロイⅡ世は魔術師としてはからっきしなので仕方ないのかもしれませんな…

 とはいえ来てしまったものは仕方ない。そしてお供にはグレイとカウレスくん。カウレス・フォルベッジ。まさかの参戦である…

 …あるけど、ちょっと様子が違いますね。アポクリファとは。

 やっぱり向こうは外典でありパラレルなのだということか。そして分岐していてもある程度、運命に沿っているのかなっていうところも。

 彼が電気系統の魔術に才能を見いだされているのは、ちょっとほっこりしながら見守るところです。

 またこの列車というオークション会場に乗り込むのはピンクの魔眼女子イヴェット・L・レーマンちゃん、ゾンビクッキングで大人気の芸能人兼魔術師ジャンマリオ・スピネッラ、聖堂教会所属のカラボー・フランプトン。

 いずれも一癖二癖あるメンバーで、この汽車の旅が始まります。

オルガマリーちゃんここに参戦!

 そして忘れてならないのが表紙にもなっていますがオルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア。所長! 所長じゃないですか! 未来視の魔眼という、これまたタイプムーン的に素敵な魔眼を持っているお付きのトリシャさんを連れて。こんな幼い姿で…!

 じゃない。

 いや違います。彼女は時計塔十二のロードのひとり、アニムスフィアの娘。いずれは所長になるかもしれませんが。

 というか、そうか、第五次聖杯戦争が2004年、FGOが2016年だとするとここから12年後が所長なのか…年の頃11、2歳くらいと言われていたけど、もっと下な可能性も…

 しかしそのツンっぷりは健在であり、いっそ微笑ましい。彼女に幸あれ



 …なんて呑気にミステリー紀行を楽しめるわけもなく、列車の行方も、起こる事件の重大さも転がるように激しさを増していきます。

 というかですね。アレが奪われたってだけでもアレなのにそのうえアレですからどうするんだこれっていう(流石にネタバレを由としても書けない)

 いかなる方法でここに呼ばれたのか…これが正史であり、第五次聖杯戦争前夜であるだけにとても気になるところですよ。ほんとに。

 その他にも列車が向かうことになった「森」など、ところどころFateを外れていっているようなところもあり。

 一体この事件どこに向かうのか、魔眼はむしろどこに絡んでくるのか…下巻が大変待ち遠しいところです。

※本作品の入手について

 この作品は通常の書籍とは別のルートで販売されているものです。

 公式の取り扱い店舗は、アニメイトanimegaあみあみグッドウィルゲーマーズK-BOOKS 秋葉原新館3FCOMIC ZIN書泉ソフマップDMM.comとらのあなメロンブックスとなっています。

(2017/04/26 Amazonでも取り扱っているようです!)

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