「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」に登場するヒロイン「剣姫」アイズ・ヴァレンシュタインが主人公のスピンオフ小説の漫画版。
前巻からの、「安全地帯」にある街「リヴァイラ」で発生した殺人事件の謎を追っていると謎の宝玉がモンスターに寄生して巨大化、そしてそれに立ち向かうフィンたち「ロキ・ファミリア」の上位冒険者たち。
派手な大技が飛び交う場面はとても迫力があってすげーよかった。
特にフィンの活躍が圧巻。さすがのLv6。小人の優男が槍を振り回してぶった切っていくのとか、謎の敵との1vs1とか。
リヴェリアとレフィーヤの魔法からティオナ・ティオネの追撃も熱い流れですよ。
「ダンまち」本編はベルくんLv1からのスタートなのですが「ソード・オラトリア」のほうは第一級冒険者の集団(一番Lv低いレフィーヤでもLv3)なのでもう火力が違う。違いすぎる。
後半はアイズと階層主との1vs1になり、本来は集団であたるような相手に1人で立ち向かうことでLv5の限界突破を試みるアイズ。こちらもでかい。無茶を通すしか無いいきおいで殴りつける。
そしてそうです、この後がベルくんが魔法使いすぎて倒れていたところ(小説2巻)に繋がるというそれ。ほんとに。
ベルくんどうして逃げるかなというそれですが改めて絵になってるとダッシュで逃げ出す気持ちわからなくもない…いやほんとこれはハズい…
逃げられた後のアイズさんもすごくかわいい。なんだもうこれ。なんだもうこれ。
本編のほうからするとまだ全然時間経ってなくてなんかまだここなのかあ…みたいなところがあって違和感感じるのですけど、逆に本編のところまで進んだときに、この謎と事件もう解決してるんだろうかというのもいつも気にかかってしまうところあります。
こちらのシリーズを読んでると、アイズも物語にだいぶ深く関係してる感じがしてスピンオフというよりもう一人の主役なのではないかという予感してくる。
あと「ロキ・ファミリア」の面々がメインでもあるので褐色アマゾネス姉妹率高くてすばらしいです。このマンガのシリーズで褐色戦闘美少女のすばらしさ確信するところまである。
3巻の表紙とかすばらしいですよね。ほら。ねえ?
レフィーヤのエルフかわいいのもマンガになるとほんと破壊力高い。
今巻はバトルメインだったのであまりそういうところなかったですけど。