現代日本に転生し熱いラップバトルを繰り広げる孔明。2巻で野外フェスが完結し、そこから始まった10万イイネ獲得チャレンジの開始、達成するために新たなる仲間が必要と最強ラッパーを煽って始まるラップバトル。お経みたいって言われてるの草。でも逆にわかる気も。
バトルの相手はKABE太人。彼視点での物語進行で孔明が孔明っぽい謎のおっさんって感じになってるのよかった。ただ孔明と関わって、最終的には彼自身もいい方向に吹っ切れたのはよかったんじゃないかと思います。あと赤兎馬さんが漢詩の解説してるの地味に草。
ラップバトルのために細かい仕掛けをしたうえそれをおくびにも出さない孔明はマジ孔明なんだよな。野外フェスのときもそうなのだけど人を丸め込むのがうまい。人の心の機微がわからないと軍師できないってことかな…
また英子とナナミの出会いもこの巻から。「好敵手」と卦にでるような関係だけど、立場の都合なんかも絡んできて難しい関係になりそう。ただ悪い関係じゃない。英子もまたひとつ吹っ切れて次のステージへ。「たみくさ」ってひらがななところがかわいいし彼女らしくて好き。