現代に転生した諸葛亮孔明、渋谷のハロウィンで英子と出会い彼女をシンガーとして成功させていくクラブシーン成り上がり第2巻! しかし孔明の立ち位置はマネージャーでいいのかな。プロデューサー…とは呼ばないのかどうなのか。個人的にアイドルプロデュースのほうが身近な呼び方になってしまっているのだけどアイドルって雰囲気でもないんだよね。やっぱマネージャーかな。(業界のことはあまりわからなくてごめん)
さて野外フェスでまた発揮される孔明の計略…タイミング、狙った効果、対バン相手へのフォローなんかも含めて完璧が過ぎる…さすが歴史に名を残す天才軍師です。
クッ○パッドは馴染みすぎじゃろ草生える。(言語はなぜか最初から自然に使えるようだけど)この適応力の高さも才能の為せる技なのか。
でも計略で成果を手にしてそこから過去の自分に思いを馳せるあたりはぐっときますね。結構なんか、最後に酒を酌み交わせなかったとかそういうさりげないことが多分ずっと引っかかってるんだろうなと。ウェイウェイしてても彼は戦乱の世に生きた人だったことが時折思い出されます。現代の人からすると大層な目的に思える「天下泰平」…飄々としてるから本気度が測れないんだけど、もしかしたら三国志の時代もこんな調子だったのかなあ。
また英子ちゃんの背中を後押ししたりKABE太人を挑発したり、若い人のメンター役にもなっているような孔明。三国志時代こういった動きがあったのかはわからないですけど、心の機微を読む策略家の本領はこうったところでも発揮されるかもですね。
今巻後半から次回はKABE太人の出番。才能に心が追いついてないような彼を孔明はどう変えるのか。
このナチュラルに英語で煽ってくるのほんとすき。