沖縄から上京したグラドル空手家(?)南風原海空の芸能界残酷物語14巻。女子格闘最大トーナメントだった戦乙女闘宴<<ヴァルキリーオペラ>>が前巻で閉幕して、今巻は日常回かな。読み切りや皆伝の比率も多くて短編集みたいに感じる。もともと1話〜数話完結形だったからこれももとに戻ったと言えるかもしれないけど。前巻までとのギャップがすごい。
あれだけのバトルを見せた海空がお下劣グラドルの日常に戻ってくるのある意味すごいなとも思います。戻った先がVSコモドドラゴンってのもロックだが(読み切り)。作品の方向性として。戦乙女闘宴中もバトル一色ではなかったので、どっちも作品の魅力ではあるのですけど。ていうか思い返すと決着後のバラエティですでに戻ってたから平常運転だったかもしれないわ。
でも柔道の釣島先生とかグセバ選手のエキシビジョンマッチとか、するっと入っているところも見逃せない。
格闘技トーナメント決着で綺麗に終わりそうに感じてましたがまだまだ続くようで何より。しかし14巻か…6巻くらいからやってるから長かったなあ…たぶん作品に対する印象が変わるくらい続いてた。