2巻まで読んだ感想ですけど これ離縁する必要ないのでは…? もうこのまま仲良しで暮らしていけばいいんじゃないって気持ちになるくらいの仲良しすれ違いコメディです。あと王太子が意外と庶民感覚。子どもと遊んでやったり砂糖は高価だから使うのやめておけとアナスタシアを止めたり。
現代日本から乙女ゲーの世界の悪役令嬢アナスタシアに転生…してきたけれど、ゲームでの時間は すでにすっかり終わっていて 悪役令嬢がそのまま王太子妃になっていたところからのスタート。ゲームヒロインが普通に自滅して投獄されてたのは草。
その真ヒロインであるキャンディが直接動き出すのも今巻から。見ていて面白いのはこっちの娘かもしれないですね。すでに…キャンディさんも途中から性格が変わったようにみえるなど怪しい点がある娘です。ゲームヒロインはどうして悪役になってしまうのか…
作品自体はコメディタッチで明るい雰囲気ですがキャンディさんはどことなく闇を抱えてるようですから、その面でも主人公サイドより気になっているのかもしれません。果たして平穏な着地できるのか。
「悪役令嬢は旦那様と離縁がしたい!~好き勝手やっていたのに何故か『王太子妃の鑑』なんて呼ばれているのですが~」2巻より