ついに四乃山ポルカ(屍神殿)と「サバラモンドの落とし子」の全面対決が始まる第9巻。このシリーズ最初は現代日本に迷い込んだ超強い異世界人がドタバタするのかと思ってましたけど、もう異世界の超魔術VS異世界の死霊魔術になっています。これにはソリティアおじさんもにっこり(そうか?)
「サバラモンドの落とし子」や火吹き蟲のルーツ、屍神殿の転生先がどうして時空を超えたポルカだったのかも明らかにされて、点と点が繋がっていく段階に入っています。涼火お姉ちゃん(2巻参照)がちょっと出番あったのうれしい。
そして屍神殿が相手している彼が戦えば戦うほど完全体に近づく戦闘民族のような性質のようで。今巻はすっかりバトル漫画ですよ。相変わらずのソリティアおじさんが一服の清涼剤。あの人も大概すごいと思うけど。誰が相手でも場に馴染みすぎてるよ。