転生したら悪役令嬢…の取り巻き(モブ)から始まった乙女ゲームの世界。運命を変えようと少しづつ努力してるうちにむしろすっかりヒロインのようなポジションになってたコゼット。ヒロインだったアンジェとの和解もでき、レオンハルト王子との関係も良好で順風満帆だった第5巻。タイトルはスタート地点だったんだけど、もうモブでも取り巻きでもなくなってますよね。
「悪役令嬢の取り巻きやめようと思います」5巻より
けど今巻から本格的に登場するミカエルや、舞台となっている国もどうもゲームの続編でもあるみたいで…元悪役令嬢レミーエとエリオットの結婚式に参加したコゼットたちも、また大きな事件に巻き込まれていくんですね。おそらくだけどアンジェのゲーム知識(コゼットより詳しい)が鍵になってくるように思うので、改心したこの子にもスポットが当たるといいなあと思います。逆断罪されたときはひどい状態だったけど、再登場してからは応援したい。
ミカエルはコミカルにもシリアスにもいいキャラしてますね。ぐいぐい来る系だからコゼット押し切られる可能性も…あるのかなあ。ないか。(友だちづきあいで終わりそう) ただ彼とエリオットを中心に政治的派閥の陰謀が渦巻いていくなかで、どうなるかはわからないですけれど。しっかり巻き込まれていますし。