生まれ持った「才能」で能力が決まる世界で、「努力」の才能(?)を得たリヴェルの冒険譚。この巻で完結になります。
当初は「努力」 が最強のチートって扱いかな? って思いもしましたけど、「才能」と呼ばれていたものの正体や与えられていた目的、神とリヴェル、黒幕との因縁なんかが合わさって少年漫画的大団円に終わったと思います。タイトルがリヴェル当人だけからヒト全体にかかっていくのも面白いですね。
ラストは初志貫徹のようなリヴェルとアンナで、綺麗な終わり方かなと思いました。この世界は続いていくんだろうけれど、物語はここで完結で。