ダンジョンで飯を食う…じゃない、ドラゴンにまるっと呑まれた妹のファリンを助けるためにダンジョンに潜り飯を食うライオス一行。そのあくなき食への追求とどまるところを知らない第3巻です。
水辺のフロアにて
地下4階は水の張ったフロアになっていて、モンスターも人魚など水にちなんだものが多い。
(「ダンジョン飯」3巻より)
可能性への挑戦。
ライオス…それ以上 いけない…!
また水辺の食材魔物といえばの代表格であるあいつ、クラーケン。
クラーケン(ノルウェー語等:Kraken)は、その多くが巨大なタコやイカのような頭足類の姿で描かれる、北欧伝承の海の怪物。(Wikipediaより)
なんだけど水面から飛び出してきたのはどうみても。
なんというか、いや、ファンタジー系でよく出てくる巨大な軟体動物だけど。なんていうかどうみても。
ダンジョン内の水辺って淡水なんだろうか海水なんだろうかっていうどうでもいいこと考えてました。
そして調理されるのはまさかの…蒲焼き…とは…
しかしよくよく考えれば、うなぎとかも結構な姿形ではあるし…捌くというのは見た目的な抵抗を無くす意味合いもあるのかもしれない。
知恵と勇気で切り抜けるダンジョン道
結構メジャーな水の精霊ウィンディーネ。
(「ダンジョン飯」3巻より)
ウォータージェットつよい…
水だけで加工するもの以外に、水に何らかの研磨材を添加して加工するものをアブレシブジェット加工という。 アブレシブジェットは、材料を選ばないところが大きな特徴である。鉄筋コンクリート、ガラス、鉄鋼などから、宝石、ダイヤモンドまでも切断可能である。(Wikipediaより) 研磨材でそれならウィンディーネを混ぜたらどうなるんですかね…(震え声
というだいぶ厄介なことになっているところに、昔の仲間であるナマリと彼女を含めたパーティがやってきて一時強力したり。
食事が目的ではない他のパーティとの交流は結構珍しく、またこのパーティの主であるタンス夫婦がどこかの学者でもあり、ダンジョンの謎的にもいろいろと興味深い話があったりします。
(「ダンジョン飯」3巻より)
しかし行き着く先は食材となる運命…
ダンジョンという場所について
(「ダンジョン飯」3巻より)
このダンジョン自体は「狂乱の魔術師」というものが作った人工的な場所ということになっています。
そこで考察される生態系とダンジョンの仕組み。話が進むにつれちょいちょい出てくるのがまた気になるポイントですな。
(「ダンジョン飯」3巻より)
ダンジョンの中でのみ蘇生が可能というこの(REGではおなじみの)この現象、よくよく考えていくとおぞましいものだというふうになっていくのが劇中で考察されたりするのも好き。
それからテンタクルスとカエルだったり、なんかこうその場の工夫で切り抜けられるよ! っていうような用意がされているのもまた、わざとなのか生態系のなせる技なのか。
この「場」は一体なんなんだろうな…という気持ちにもなります。
(「ダンジョン飯」3巻より)
「食」は生命の循環に行き着く。深い。