闇しかなかったホスト編が終わったら光と闇のアイドル編が始まってしまった…元歌舞伎町No. 1キャバ嬢アヤネが鳥取県朝日町を盛り上げるキャバ店経営物語のはずがすっかり夜職残酷物語みたいになりつつある14巻。いや、地下アイドルは夜職ではないですけれど…
スポットライトが当たっているBird Girlの面々も、アイドルをテーマにした地元向けコンセプト・カフェで一旦成功していい話で終わったはずだったのにって気持ちがやっぱりある。でも時が経って変わらないものはないし、もともと「アイドル」目指していたのだからそれを本格的にやらないかと声をかけられたら挑戦しますよね…
さやかやあきづきの再登場は素直に嬉しいと思いつつも、活動内容がアイドル業界に向かっていく所に不安しかなくて目が話せないです。一度みつけた自分たちの道から逸れて挑戦することが吉となるか…その挑戦は報われてほしいのだけど乗った船のヤバさも明らかにされていくんで不安しかない。アヤネの役回りが完全に答え合わせ要員なんだよな…嫌な答え合わせだ‥
またBird Girlだけでなく、合流先のアイドルグループにいる面々も、食い物にされてるっぽいのがつらいですね…業界の裏側を表に出してくようなマンガなのでそういうことになるわけだけど。アヤネの「答え合わせ」がピタリとはまっていくところは逆に感動する。あとあっさり相手の相談役になるあたり、やっぱり元No.1だなとも思います。
しかしホストの次はこれか…