事故死して異世界転生した構造解析研究者の冒険、ここに完結。ジストニス王国のクーデターから大団円、きれいな最終巻でした。
最初はチート能力でいろいろやる感じかと思ってたけど別の大陸に飛ばされてから帰還を目指すシャーロットの冒険と、シャーロットを探すために奮闘するメイドのマリル視点のザッピングで同時に2つの物語が展開されていく構成で、最後にそれが一つに繋がってエンディング。
作品内での物語はまだ続いていくようなエピローグと後日談も良いですね。最後フレヤがそばにいるのもちょっと良い。「エンディングのその後」みたいなもの大好き侍だから。ダイジェストになるからちょっと寂しい感じもしますけど、そういうのも風情。
でもまとめて読むとあっという間だな…とも思います。無事エンディングを迎えてよかった。