魔王との戦いで勝利と引き換えにスケルトンとなった勇者アルヴィスの新たな冒険譚6巻。王都の幽霊騒ぎから箸休めのような短編をいれつつすっかりタラシ骨なアル、しかし次の事件に繋がるような構成です。
幽霊騒ぎはいい話っぽく終わったのだけど…その後おまえ…完全にナマモノのオタクだしどうみても即売会。この世界、異世界(つまり現代地球のほう)からときたま何かが流れ着いて技術や文化が伝わることがあるみたいですが流れついてはいけないものが流れ着いているんじゃないか。
武闘派エルフ神ヴァルク様のスイーツ探しもまあなんかかわいい話で言ってしまえばただの食べ歩きデートだったわけでやっぱりタラシ骨なアル。まあでも骨だしな…うしろからついてまわってるハルベルとミクトラもかわいい。
しかし後半は急展開になってきて、全巻からでてきたダイスの因縁にまつわる話になっていくんだろうなとは思います。ダイス自身は前世は前世、今は今と割り切っているけれど、周りがほっとかないとなるとどう転ぶんだろうなともね。
それはそれとして今巻この寝てる(?)アルがいちばんヒットした一コマ。
「「昔勇者で今は骨」6巻より
草しか生えん