異能バトルデスゲームを発端に未来の平行世界、異界と言えるほど分岐した世界からの侵略とカテゴリが広がっているダーウィンズゲームの25巻。前巻最後でくちなわ会セイゲンの事情と秘密や、「ダーウィンズゲーム」の犠牲者がどうなっていたかも明かされて、クライマックスに向けていろんな状況が収束しています。シュカさんずっとおいてきぼりなのかわいそうとうとう今巻、扉絵と人気投票ページくらいにしか出番が…
本作での「時間移動」は「平行世界の時間軸に出現する」って解釈で進められていて、「もともとの世界を置き換えているわけではない」って解釈なのかなと思うのですが、GMとレインのやりとりにある「親殺しのパラドクスが勘違い」が作品内においてどういったことを指しているのかはまだよく理解できてなくて気になっているところです。作品の方向性も「対グリード(異界の侵略者)」になっているので、「別の世界と時間改変」の解釈が大きな意味を持ってそうには思うのですけど。
さておき、今巻から開始された東海道打通作戦がこのままクライマックスになるのか、またもうひとひねりふたひねりあるのか…あとがきの様子だと大人気レインちゃんスピンオフマンガが控えているから本編完結が見えてきてはいて、あと少しなのかな。
まだ9巻とかのころにも記事書いてましたけど、2016年、6年くらい前だものな…
懐かしさしかない。
たまに一気に読み返したりするんですが、長い旅路になったと思いますね。ガラケーのブラウザソシャゲっぽい画面とか懐かしみしかないもんなあ。