各地にダンジョンが出現した日本の北海道で、「スキルボード」を駆使して目立つ冒険者を目指す仮面さん…いや空星さんと仲間たちの冒険譚6巻。コミカルな雰囲気がありつつ「ダンジョンが発生して崩壊気味、だけどダンジョンによって成り立っている状態の現代日本」ってスパイスもあって面白いシリーズです。仮面さんは存在感しかないのに空星当人と紐付いてないんだよなあ…
今巻ではまた新しいモンスター仲間・エスタ(虫、硬い)が増えてますます賑やかに。仮面さんの存在感もアップしてて草。正体を隠しているわけでもない、どころか目立ちたいとまで思っているのにこの有様なの隠密スキルってよほど強力なんだなって思いますね…その成長速度でトップランカーの時雨さんからも一目置かれる存在にになってるのに…時雨さんの表紙での存在感はすごいですね。この後もどんどん出てきてくれんかなって思うんだけど、空星視点だと北海道中心になるから難しいんかなあ。
車庫ダンジョンで遭遇した大物の鹿モンスターも、その前フリから新宿ダンジョンに出てきたものと同類っぽいけどどうなのか…そうなら苦戦どころじゃないような戦いになるのかなとも思いますし、ピンチで終わる引きもどうなるか楽しみです。絵面的にだいぶアウトな気もするんだけど…