1選っつーか1冊しか知らないしそうそうポンポンあってたまるかって。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
はい。
ひねくれものの高校生男子、比企谷八幡が悲しいほどに大活躍するラノベです。
※ここから先には8巻の展開が少しあります。気になる方は是非1巻からお読みください!
そんでこれは八幡がなぜか葉山(イケメン)と折本(八幡と同中の女子)と仲町(その友達)と街に繰り出した際のこの顛末。片方には引かれもう片方には爆笑される。
といってもまあ小ネタの一つくらいなもので深刻さはありませんけど。
しかしこのシーンを読んだときになんでや…サイゼおいしいやろ…(まれによく行く)と言いようのない悲しみに襲われたためか妙に印象に残っていてしまったところ、
なんでや…サイゼおいしいやろ…
記憶がフラッシュバックしたため思い出しました。
この後の展開がまたひどく、イケメンがなんでか雪乃(雪ノ下雪乃:八幡の部活メート。クール美少女)と由比ヶ浜(由比ヶ浜結衣:八幡の部活メート。ギャル美少女)を呼び出して「比企谷はこの人たちと知り合いなんだ! 君たちが思ってる程度の奴じゃない!」とか擁護なのか死体蹴りなのかわからんことをやらかした挙句「俺って最低だな…」とか言い始めたりしたので余計覚えていたってのもあります。ほんと最低だよ…(いろんな意味で
しかしこういったつらい青春のやらかしが妙な魅力を放ちその闇に引き込まれる作品でもあるのである意味平常運転。八幡なんぞ客観的に見たら悲劇の主人公ぶった自己犠牲心のカタマリでしかないのに読んでいる最中も読み終わった後も、そのひねくれた諦観と勢いと心情の吐露にため息しか出ない。彼の悲しむべきところは何かと引き換えにすれば問題を解決できる程度に有能だったことでしょうか。(そしてだんだん、彼が変わっていっているように見えるところもまた。)
本巻で展開されていく選挙戦もこう、もうすこし雪乃が素直だったら、もうすこし八幡が有能ではなかったらと思わずにはいられない、ほろ苦い話です。
この作品、続刊出るのを楽しみにしており(2015年6月の11巻を最後に音沙汰がない)サイゼ行くたびにちょっと思い出しています。そして割とサイゼの出てくるラノベです(というより他のラノベでサイゼとマックスコーヒーが出てくるものがないな)。みなさんも是非、サイゼに行ったら思い出してください。
ちなみに管理人はミートパスタとサラダ(に、たまに辛味チキンかチョリソー)をよく食べます。そんでそこそこいいお値段になってる気がするよ。