ほんとにひたすら蜘蛛かよ!
気がつけば蜘蛛という女子高生の生き様
(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)
授業中、突然の激痛に襲われ意識が遠のき気がつけば異世界で蜘蛛。
もはやおなじみの異世界異種族転生、RPG風のステータスやスキルまでセットの蜘蛛がサバイバーするさまを観察するストーリーです。
卵からかえった直後から始まる共食いカーニバル、右も左もわからぬダンジョンでの冒険者(敵)やモンスター(敵)との遭遇と捕食、そして進化…
生きるって…たいへん…!
(元)女子高生ちゃんの強メンタルっぷりが強メンタル
(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)
喰って(物理)喰われる(物理)大自然の生存競争に突如放り込まれた現代っ子、その機転と切り替えの速さをもってダンジョン内を縦横無尽に駆け回るの巻。
…爆誕直後にくじけなかっただけでもたいしたものだと思いますね…
マンガだとコミカルな感じにデフォルメされているので主人公の姿に嫌悪感とかはないですがジャイアントな蜘蛛ですから。
転生先の種族によって、嫌悪感や感情に補正が入っているなどはあるのかもしれないですが…そう考えるとさらに、女子厚生メンタルを蜘蛛の脳で思考しているのか/できるのかみたいなところまで考えはじめてファンタジーということでかんがえるのをやめた。
しかしそれはさておき、この常にめげない、前向き、目の前の問題解決に一生懸命な姿は現代社会サバイバーも見習うところがあるのではないでしょうか。これが生きるってことか…
(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)
結局この世界は何なのか
…それはまだ謎に包まれている…
(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)
どうやら人間は存在していて、やはり中世っぽい感じで、どこかに繋がるダンジョンということみたいだけれど。
外の世界については情報少なすぎて、どこかから出ることはできるのだろうけど果たしてそれを見つけることが出来るのか。
…蜘蛛だから外に出ることとかないかもわからんけどな…
レベルやスキルという概念も、蜘蛛子の脳内システムアシストなだけかもしれないしどうなっているのでしょうね。
そもそもどこに向かっていくのかこのサバイバー。蜘蛛子ちゃんははたしてこの先生きのこることができるか。
(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)
(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)