※画像はGoogle先生に怒られないように選んでみました
パンツの中身を確認せよ。
羽桜ケンジが組織から受けた命令は「東雲ミキを殺してパンツの中身の確認せよ」。
うん。ちょっと何言ってるかわかりませんね。リョナかな?
みたいなもう出だしからキル・タイム・コミュニケーション!みたいな感想抱きそうになりました(ちなみにこれには劇中での理由付けはありました、一応)この作品。
(「レッする! ジ・アンダーグラウンド」より)
しかしその実、東雲ミキのほうも黙って殺られるようなタマではなく、格闘バトルとチラというかモロというかの嵐が吹き荒れる実にヴァルキリー。
最初の一巻目はほんとアウトだと思ったというかそこは! なんとかピンチに出てこいよ! 羽桜おまえ! って思うところもありましたけどだんだんとバトル成分増えていってケンジも主人公らしい活躍をしていくようになったので…いいのかなあ…?
結構ガチなバトル成分
そしてバトルがガチなのもヴァルキリー。
(「レッする! ジ・アンダーグラウンド」より)
ヒロインのやっていい殴り方ではない…(震え声
バトル部分はなかなか容赦なく血しぶき飛んだり叩きつけられたり咬まれたり。
2巻の学園祭のところとかはだいぶ派手で、謎の古代の秘宝、ムエイの力が発揮されはじめているところも相まって好きなところ。
ミキの能力的には直接バトルに向いていないけど、上手く使えばだいぶ有利になるという絡め手気味なところから、さらにそれがケンジの力と合わさるとまた強い、というのも王道ですね。
しかし、ケンジよりミキのほうが酷い目に遭ってる気がします…物理的な意味で。
そして
俺達の闘いはこれからだ!
折角妹も増えたというのに…四巻は短かった…
レンとかニアとかはMOTTO DEBANな逸材だったのに不憫ではある。しかしリネン室が最大の見せ場でもある。うむ。
読み返してみると実はバトルがメインで展開も早く、あっという間な感じもしました。
続きが、というかいろいろキャラが出てきたところで! みたいなところでもあったので残念ではあるのですが、完結済みなのである意味安心して手に取れます。
バトル描写の迫力やそれと普段のギャップもなかなか良い味だしていて楽しい作品ですので、もし興味を引かれたら、まずは1巻だけでも。
(本記事を書いた時点では) Kindle unlimited対象なので登録している方は是非。