登場人物処女童貞のままこじらせた率が高い系の漫画で1~3話くらいの連作短編という形で登場人物にスポットをあてつつメインは大手住宅メーカーの営業マン・時田とバツイチの同級生・藤野さんの進展という形で話が進んでいく感じ。だいたいいい話に落ち着いているんだけど後からこじれそうな感じもあったりなかったりして油断ならない。
別に処女童貞でなくてもこじらせてたりめんどくさくなってたりして油断ならない。
なんというかアレよな…そういうところがコンプレックスになって悩み転がってるんだけどそういうこと故に素直さとかスレてないのとかがわかる感じしてなんというかなんというか。
完全に他人事だから「ああーああーどうすんだこれ」みたいな顔して読み進めて居られるところあります。
でも一花と蓮介の話は綺麗に終わったのできっと大丈夫。この二人の先もどこかで出てきたりするのかなあ。
今巻では(多分)メインの二人(とその周囲)の話がぐっと動いたのはいいんだけどそれは…みたいなふうになっててまあこの手の話は泥沼やなあ…みたいな…
誰も悪くないところが逆につらくなる系のそれ。身勝手っちゃあ身勝手だけど。
ああ…リアルのめんどくささが伝わってくる…つら…