巻数は2.5ですがイリアさんがリュネヴィル支部の受付嬢に落ち着く以前、世界を回っていた冒険者だった頃の前日譚。
でもこの短編の主人公は、ダークエルフのルーラちゃんと鬼族のガブリル、妖精のパーシャ。この三人とイリアさんとの出会いと別れが描かれておりイリアさん12さい。
精神年齢完全に大人なうえにもはや女神の美少女エルフ12さい。
パーフェクトだウォルター。
でもエルフ的に成長速度ってどうなってんやろうな。一定の年齢までは人間と同じようで、途中で止まる的なアレなのかな。むしろ人間より成長早い気もするけど挿絵的に。
それはそれとして、ダークエルフのルーラちゃん。完全に引きこもっていたルーラちゃんもイリアさんの女神的やさしさでみるみる健康に!
いやほんと、この百合百合しい暖かい時間とその別れにはぐっとくるものがあります。
ダークエルフという種への誤解からくる迫害や、ルーラのもく特異能力の不幸なども打ち壊していくイリアさんマジ女神。
鬼神の息子、ガブリルとの旅もイリアさんでなければ務まりません。能力的な意味で。鬼ショタが始まってしまうのかと思ったがそうではなかった。完全に師匠だった。
こちらの章ではガブリルの母親の出身の話とか、世界の謎的なところがむしろ気になるところでもありました。
どちらの話でもイリアさんはゲスト的な冒険者として書かれている節があり、何かを求めて世界を回っているようなところもあってそちらのほうも気になりますね。
それらは今後書かれていくんでしょうか。
そして火竜二匹をものの数秒で叩き伏せるイリアさんの貴重な戦闘シーン。基本的に数秒保たない。
これは確かにアレだ、前線に出たら即解決して物語終わるわ。