最前線を離れて地方都市フローティアで冒険者家業を始めた中級冒険者ヘンリーを中心に、駆け出し冒険者ジェンドとシリルの3人パーティでの活動記録かな。ヘンリーがフローティアに来た理由が素直すぎて好感しかない。わかる。わかる。「目的を達成した」って言っているし、次の目標みたいなものもなかったからリタイアなんでしょうね。それはそれでいいと思うんだけど…素直にそれを話しちゃうもんで周りからちょっと残念がられてるのはかわいそう。戦時中みたいだから仕方ないといえばそうかもしれない…
セミリタイアして腰を落ち着けてる中堅どころのヘンリーと、駆け出しで元気いっぱいのシリル&お目付け役みたいなジェンドって感じでいろんな視点が混ざってる1巻目だったと思います。ここまでだと街について狩りに行ってみたくらいだから、このままヘンリー中心に話が進むのか、また別の流れになっていくのかまだわからない感じ。でもタイトルからして、日常に落ち着きそうかなあ。