なんというWill be hopping!(物理的な意味で)
謎のチョコレート工場から幽霊の話まで
今回も岸田君がさんざんな目に巻き込まれるところは変わらないすごく絶妙なオカルトミステリーファンタジー連作短編。
・謎のチョコレート工場の話
・怪現象の起こるレストランの話
・連続するポルターガイスト事件の話
・荒ぶる神々の話
・悪霊退散の話
というバラエティ…に飛んでるのかどうなのか、でも血しぶきと臓物はガチみたいな感じなので安心だね!
あぶりだされる異様な世界
(「死人の声をきくがよい」8巻より)
やばい。(確信)
チョコレート工場とかポルターガイストとか、あとマンションde悪霊退散の話なんかは「日常の裏側」枠みたいなところで、いつのまにか異常な状況に切り替わっているところが素晴らしいです。
特筆すべきはポルターガイストでしょうか。雰囲気はこうメルヘンな感じなんですがさらっと差し込まれる現実が完全にホラーな挙げ句あのオチ。
なかなかのWill be hoppingというか…最初何なのか認識できなかった…
(「死人の声をきくがよい」8巻より)
人間、一周回った状況ではこれくらいの反応になるのかもしれない。
他方、呪いのレストランはガチホラーの筋立てなうえにミステリー風味。やはり賃貸はやばい…(震え声
それは怨霊…いや怨霊ではないのかも。なんだろうねアレ…
岸田君の住むマンションの話も結構おぞましくて、やはり幽霊が絡むと穏やかではいられないのかもしれない。またこちらは、岸田君が巻き込まれには違いないけど、自分のことを考えているところが他と少し雰囲気が違うかも。だいたいいつもは突発的に巻き込まれて必死になってくぐり抜けてるダイ・ハードみたいな状況だしなあ。ほんとよく生きてる。
最後も雰囲気が違う感じしたし、この話はまた別のところに繋がっていくのかもしれないですね。
かみさまかぞく
謎の宗教団体ものかとおもいきやとてもほっこりするお話でしたね!
(「死人の声をきくがよい」8巻より)
フ、フエテルゥゥゥーーーッ!
かみさま一家の心温まるファミリーストーリー。オチまでふくめて話だけ追っているとほんといい話なんだけどかみさま直視すると精神が不安定になる。これが神々しいということなのか(違う
(「死人の声をきくがよい」8巻より)
岸田君はまた江口さんのフラグを立てたりしているんだけどあまり壁を殴る気にもなれずむしろ少しくらい幸せになってくれたほうが…みたいな…
だかしかし江口さんで大丈夫か? 結構やばい気がするぞこの子はこの子で。
それはそれとしてアレだ、
(「死人の声をきくがよい」8巻より)
会長…