やったぜ!
とぴょんぴょんせずにはいられないイリヤと美遊の受難活躍がここから始まる魔法少女物語です!
全二巻完結、でもそのままツヴァイやドライに続いていく最初の一歩でもある。
魔法少女 爆☆誕!
(「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」1巻より)
魔法少女にあこがれる普通の女の子イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
大好きなお兄ちゃんと一緒に帰ってきて家族と一緒にアニメを見たりして平和な日常を過ごしていたのが遠坂凛とルヴィアゼリッタ・エーデルファルトの仁義なき抗争に巻き込まれ何の運命のいたずらか
(「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」1巻より)
魔法少女プリズマイリヤ爆☆誕!
あ”あ”~
冬木の街に突如現れたクラスカードを回収するため、凛の代わりにマジカルステッキカレイドルビーで華麗に転身! クラスカードの力を限定展開(インクルード)して戦って! 戦って! 戦い抜いて!
Fateシリーズでおなじみのあのサーヴァントのあの能力をイリヤと美遊が身に纏い、サーヴァントの現し身とバトルを繰り広げていく、Fateファンにはたまらないスピンオフです。
ライバルで友達!? 美遊とルヴィア
そしてこの話に欠かせない美遊の存在。
(「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」1巻より)
カードの回収をクールに決めていく、もうひとつのステッキ、カレイドサファイアをもった魔法少女。ルヴィアの手を離れたサファイアが契約した相手で、これまた凛とルヴィアの醜い争いに巻き込まれた被害者でもある。
(「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」2巻より)
Ah^~ My heart will be hopping^~
でも、現在進行中のドライではかなり中心的な役回りになっていて、まさかこうなるとは…プリヤを最初に読んでたときには全く思いもしなかったですね…
それを思うと、この冬木での日々がどれだけかけがえのないものか、なんて気持ちにもなります。
イリヤの明るい平穏な日々
学校から士郎お兄ちゃんと一緒にただいましたらセラがお出迎え。
(「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」1巻より)
そして居間でくつろぐリズ。
(「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」1巻より)
パパとママは仕事で海外にいってしまっているけど全然元気。平和な世界なんだね…
このパラレルワールドではしゃぐイリヤほんと尊いですよ。この気持ち、原典を知っている人には分かってもらえると思う。
今なら、なんで俺がプリズマ☆イリヤを描こうと思ったのか分かってくれる方が多いのではないでしょうか。
— ひろやまひろし (@hiroshi_) 2015年4月18日
アニメUBW放送時の作者のお言葉。わかるわ…
しかしバトルはガチ。
(「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ」1巻より)
後にいくにつれ、こっちのイリヤも相応にピンチになったり切り抜けたり。イリヤに平穏な日々はやってくるのか。
…っていうかドライまで行くともう、これ、ちょみたいな感じになっていてタイプムーンの宿命からは逃れられぬなというところに落ち着きます。だがそれがいい。
この作品はFate / stay nightのスピンオフでパラレルでという立ち位置のそれなんですが、クラスカードという新たなシステム、幸せな世界だけれども裏はやっぱりタイプムーンというようなガチなポイントを抑えつつ進行している大変素晴らしいスピンオフです。
アニメ化もされた作品ですが、アニメのFateやグランドオーダーから一連の作品を知った方など、もし未読であれば是非に読んでみて欲しいシリーズです。
知らない方にはハチャメチャが押し寄せてくる魔法少女ものとして! そしてここから本家を! バーサーカーがやっちゃうやつを!
無印は2巻完結なので、それだけでもまずは。