ストーリー作品は基本的には数話~数冊続いてエピソードが完結していくものが多いのですが、逆に1話ごとにお話が完結しているタイプの作品を並べました。
基本的には1話、たまに前後編や数話あるときもある、という感じです。
…本当に1話のページ数で、導入からオチまで綺麗に終わらせるストーリーを作るのはすごいと思います。
- 死人の声をきくがよい
- フランケン・ふらん
- ブラック・ジャック
- 王様の仕立て屋
- コンシェルジュ
- 最後のレストラン
- 妖怪の飼育員さん
- アウターゾーン
- 夢幻街
- Holy Brownie
- 鬼切丸
- 孤独のグルメ
- 花のズボラ飯
死人の声をきくがよい
霊感の強い岸田君と幽霊になってる早川さんのオカルト的受難の日々。早川さんがらぶりー。割と容赦なくえぐい。
フランケン・ふらん
異形の凄腕医師フランの活躍を…活躍だったりやらかしだったりを…描いていくシュールなグロストーリー。だいぶ容赦なくえぐい。闇がにじみ出ている。
ブラック・ジャック
天才外科医ブラック・ジャックの奇跡的な治療とヒューマンドラマ。言わずと知れた名作ではあります。最後にブラック・ジャックが去って行くときの背中がなんか格好いい。
王様の仕立て屋
大量の借金を抱えてナポリの場末で特急仕事を請け負っている凄腕のスーツ職人、織部悠の仕事ぶりと服飾ウンチク。男性スーツに焦点を当てている作品は珍しいですね。
というかこれだけ考えて選んでいるのか皆…
王様の仕立て屋―サルト・フィニート (1) (ジャンプ・コミックスデラックス)
- 作者: 大河原遁
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/01/05
- メディア: コミック
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今は一度仕切り直して、サルトを構えた後の物語になっています。
こちらは最近では1冊で区切りがつくような連作短編でまとまっています。
コンシェルジュ
ホテル業務での総合案内といった立ち位置のコンシェルジュ。そのベテランの最上と新米コンシェルジュの涼子がお客様の悩みや要望をまるで魔法のように解決していくお話。涼子がだんだんと成長していくのがまた嬉しい感じもあります。
これもシリーズを変えて続いていて、今は老人介護をテーマにしたシリーズになっています。
最後のレストラン
やる気なしオーナーシェフ園場凌の店「ヘヴンズドア」にやってくるお客様は、なぜか有名な過去の偉人達。彼らがその死の間際にやってきて無理難題をふっかけていきます。その偉人達とのやりとりと、死ぬ間際だったというときの最後の気持ちがまたドラマになっていきます。
彼らは基本的に満足したら元の時間軸に戻っていくのですが、なかにはそのまま居ついてしまった人もいて面白い。
妖怪の飼育員さん
動物園ならぬ「妖怪園」で買われている妖怪達の面倒をみることがお仕事の主人公、取月日和の奮闘記。和む。
アウターゾーン
謎の案内人ミザリィが引き込むかなり不思議なオカルトミステリーのオムニバス。話の主体はそれぞれの主人公で、ミザリィはそれにこう、そっと異世界を差し入れるようなそんな距離感。
アメリカ映画やドラマから影響受けているようで、言われてみれば海外ドラマっぽい雰囲気かもしれない。
今でも復刻して続いている。ミザリィは不滅。
夢幻街
表はただの人形師、裏は退魔師という主人公、牧豹介がオカルト絡みの事件を解決していきます。妖怪を退治して終わりというわけでもなく、1話目からなかなかダーク。
優しい子供好きの人形師としての顔と、冷徹な退魔師としての顔が切り替わるところがまた格好いいんだね。
Holy Brownie
人類史の「お手伝い」をしていく神の使いの妖精さんの活躍というかやらかし。
人の闇があふれる。あとエロス。
鬼切丸
鬼に堕ちた女を切る、同族殺しの鬼、神器名剣鬼切丸 。普通の女の子がささいなことで人を食う鬼という怪異に成り果てていくのが恐ろしい。
今は戦国時代を舞台にした「鬼切丸伝」が続いています。
孤独のグルメ
輸入雑貨商のゴローちゃんがぶつぶつとつぶやきながら飯を食う。
夜中に放映してたドラマは完全にテロでした。
花のズボラ飯
くいしんぼう主婦の駒沢花が一人でテンション上げながらご飯を作って食べる。手の込んだものというより上手く手抜きしてるレシピでぐーたらしてるのがかわいい。
というわけでさっくり何巻からでも読みやすいマンガを集めてみました。
見返すと半分くらいホラーかダークになってる気がします。ショートストーリーはそういうのと相性いい感じだから仕方ない。
1話だけ、1冊だけでも読みやすい感じですので、試し読みも捗るのではと思います。
機会があったら是非手に取ってみて下さい。