範子のつっぱり方に応援したい気持ちでいっぱいになる…この子最初はただのモブだと思ってたのにいつの間にか…
表紙も裏表紙も範子なのはどうみても推してる…
仮想空間でアバターを用いたリアル格闘ゲーム世界が舞台のライトノベル「アクセル・ワールド」のスピンオフ作品となる、ふわふわっとしたかわいい絵柄で熱いバトルと青春ストーリーが繰り広げられるすばらしい本作。たまにキマシ塔が建立されてる気がする
千明ちあきは初日に演武研の部長、祝優子と副部長の来摩胡桃に出会い、その後にいじめられてたリーリャを仲間に4人で レギオン結成。そしてちあきの兄「グラス・モナーク」のことを知っているバーストリンカーに話を聞いていく…というのが今までの流れ。
範子は最初、リーリャをいじめていたグループの主犯だったのですよね。でもそれは範子としてはリーリャを独占していたつもり(のが行きすぎた)で、さらに(お金持ちで親の付き合いもあるから)ちあきと仲良くなるようにと親からプレッシャーを掛けられてというつらい状況。
それで「グラス・モナーク」のことを先に知れば、ちあきに取り入れるはず(でも本当は仲間にいれてほしいだけ)と思って何も知らないお嬢様が無茶をして悪いチーム「フェイスレス」に引っかかってしまうという前巻から、焦りでBBにのめり込んでいく今巻のこの感じ。
たぶんあんなにざっくばらんに接されてるのが初めてで、おっかなびっくりフェイスレスに結構なじんでるんじゃないっていう感じもいい感じに少し和むけど、やはりぐっと話が動くのは巻の最後のほう。ちあきとリーリャと範子の関係が、範子とフェイスレスたちの関係がこれでどうなっていくのかというの続刊が待たれます。ほんとに待たれます。
もうはよアニメ化という声しかないけどこの範子のエピソードまでは入れて欲しい…そうするとストックがまだ必要なのか…つらい…