(「木根さんの1人でキネマ」より)
ムカデ人間はやめろぉ!!!
(※狂気の変態外科医が迷い込んできたビッチ2人と攫ってきたジャパニーズ1人をつなげてしまった映画。2とか3とかもある。まぢ無理。)
お前はみんなに何を見せる気だよ楽しいアラサー女子会のピックアップタイトルにムカデ人間とか入っているからダメなんじゃないのか木根さん…
映画ヲタの愉悦と怨嗟がハイテンションで駆け抜けるノンストップ日常系短編連作
(「木根さんの1人でキネマ」より)
木根さん…
独身アラサーOLの木根さんが毎回毎回ずっと映画の話をしながらテンション高く突っ走っていく日常系といえば日常系。
諸事情によりなぜか居ついてしまった同僚の佐藤さん(一般人)とともに映画漬けの毎日を過ごしている木根さんの光り輝く日々をお届けするマンガです。
ドラマチックなことは何もないがドラマはある。
(「木根さんの1人でキネマ」より)
普段の擬態は完璧なんだが…
(「木根さんの1人でキネマ」より)
畳みかけるような映画と映画
なんといってもこのマンガの見所はするすると出てくる映画ネタの数々。というか完全にオタクの会話。
だが受け答えられる人がいないためずっと木根さんが独走している。だがそれがいい。
(「木根さんの1人でキネマ」より)
取り繕っているようないないような感じでころころと変わる表情上がるテンションテンポの良い会話展開がすごくいい。
(「木根さんの1人でキネマ」より)
まあ、なんていうか、内容は察するところではあります…
どうも木根さんは洋画がメインのようで足繁く映画館に通っているみたいだけどわかるわ…
映画オタではなくても趣味人ならなんとなしに察してしまうようなこのなんというかなんというかなところをクリティカルに突いてきたりするというところを他人事のように笑いつつ目を背けていたりします。
映画の話も、ウンチクというより木根さんの思い出話とか心の叫びみたいなところがあってわかるわ。みたいなふうになるところがまたね。
そして周りを巻き込んだ映画論争に発展したりすることもあったりするので
(「木根さんの1人でキネマ」より)
ろろろロリコンちゃうわぁ!
(※イタリアのアドリア海を舞台にイカした豚がイカした戦闘機でイカした大活躍をするイカしたアニメ)
(「木根さんの1人でキネマ」より)
オーケーこの話はここまでだ。
(※ルパンがとんでもないものを盗んでいくやつ)
この話はそもそもジブリを見たことがないというものが存在していたことが罪だったわけですが知ってそうなのに(機会がなくて)実は知らないって意外とあるもんですよ。
(「木根さんの1人でキネマ」より)
俺もバック・トゥ・ザ・フューチャー見たことないですし
(「木根さんの1人でキネマ」より)
ジブリ見ろよこの野郎。
完全に相方となりつつある佐藤さん
(「木根さんの1人でキネマ」より)
うん…
佐藤さん、ワケあって間借りしていたのがそのまま結局ずるずると居ついている感じがまた仲よさそうでいいですね。
映画は普通に見る程度の一般人だけど見たら全力で解説と考察が始まる系のめんどくささがまたいい。
(「木根さんの1人でキネマ」より)
マッドマックスなら仕方ない。
しかしこの、なんか微妙に依存しつつ世話を焼いてるのがまたどうみてもなところではあるけどきっとふつうに仲の良い女子
(「木根さんの1人でキネマ」より)
二人に幸あれ…
というような、映画好きの映画好きによる映画好きのためのかっ飛ばしてなんかキメてるようなマンガなんですがほんと楽しそうで出てきた映画をとりあえず見てみたくなるような気持ちになること間違いないです。
でもムカデ人間は勘弁な。
いや、ほんとに…俺は止めたからね?
(「木根さんの1人でキネマ」より)
ビリギャル好きだな佐藤さん…