つんどくダイアリー

つんどくダイアリー

わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

「ぼくは愛を証明しようと思う。」2巻 愛などないことが証明されていく【漫画感想】

ぼくは愛を証明しようと思う。(2) (アフタヌーンコミックス)

 順調に恋愛工学に染まっていく渡辺くんに明日はあるのだろうか。

「出会いのトライアスロン」ラストのコース、クラナン (クラブナンパ)

 前巻からの、街コン→ストナン (ストリートナンパ) ときて、最後はクラブで出会いを求めるクラナン (クラブナンパ)。

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(「ぼくは愛を証明しようと思う。」2巻より)

 完全に気圧されている渡辺くん。(行ったことないけど)わかる…

 でも、ここまで永沢さんに鍛えられてきた渡辺。もうこんなところでもたついているような男ではない。

 クラナン後も、今日声を掛けた女の子たちに連絡をして、上手くいくことも行かないこともありつつ、でもめげずに進んでいく渡辺。

 この本、ちゃんと失敗パターンも書いているところがハウツーとしてより秀逸で、誰でも着実に進める感じがあるのかもしれません。

 また、根が真面目なところが出ているのか、ナンパのために…ファッションを勉強したりジムに通ったり。彼の人生にプラスになっているところも、嘘ではないのでしょうね…

 (でも、この上女の子たちとのデートもしてるわけでどう考えても仕事しながらこなせる時間量じゃない気はするからタイムスケジュール見てみたい)

 ただその失敗パターンに、「非モテコミット」、つまり一人の女の子に惚れ込むことも含まれているところは恋愛工学テク本らしいともいえますけど。そのまま幸せになる道はなかったようだ。

 渡辺くんは草食系と呼ばれてるおとなしめな非モテのペルソナで、その彼がコーチングを受けステップを踏みながら成長していくのが大筋ではありますが、ナンパテクを身につけていくにつれ、むしろ「愛」が幻想でしかなかったことが証明されつつある感じすらあります。(恋愛工学的には、それを真としているようなので当然かもしれませんが)

 もしかしたら、女性に絶望した人達の物語になるのかもしれない。

発揮される永沢さんのイケメン力

 その渡辺くんを引っ張っていく永沢さん。もう彼がモテてるのは彼だからじゃないかってくらいの… (そして実は、それも「モテスパイラル現象」と呼ばれるものだと定義されています)

 彼の指導で見習うべきところは、渡辺が今より一歩でもうまくできたら褒める、間違っていたら叱ると使い分けているところ。決して、満足いかない結果に不満を述べたりしない。

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(「ぼくは愛を証明しようと思う。」2巻より)

 彼自身もトライ&エラーで技術を培ってきたからなんだろうな、と思わせられます。

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(「ぼくは愛を証明しようと思う。」2巻より)

 また女性に媚びるわけでも、女性を見下しているわけでもない。(ある意味)真摯に、対等に相手をしています。これはモテるでしょ…

 永沢さん、割と相手の女性そのものについては語らないところがあり、逆に「こうしたらこうなる」みたいな解法で捉えているところはありますが。

 彼なりの「女性に対するベストな接し方」をつきつめていったものが、恋愛工学なのかもしれないと感じるところまであります。

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(「ぼくは愛を証明しようと思う。」2巻より)

 「本は自分で金を出して買うから頭に入るんだ」声に出して読みたい日本語。

証明されたものは何なのか

 正直なところ「ナンパ大成功で渡辺くんも成長してハッピー!」みたいな感じで終わるのかと思っていたところはあったので、まだ話が続いていくのは意外でした。

 恋愛工学って、会話テクニックや心理学などを適宜組み込んでいっている、いわば「女性の習性を利用した反応と結果」みたいなところがあって。

 それは事象であって、愛や恋などの感情ではないと思うんですよね。

 でも結果として、永沢さんも渡辺くんもそれで成功してしまっている。

 2巻最後の結論に渡辺が辿り着くのは必然でもあり、筋道立ててここまで来てしまっているから反論もないのだけど。

 やはりどこか、渡辺の中では絶望が深まっているだけのようにも感じてしまいますね。

 1巻のときは感想として「地獄の業火に焼かれろ」とか思っていたクチですが、だんだんこれが本当に幸せなのか、よくわからなくなってきています。

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(「ぼくは愛を証明しようと思う。」2巻より)

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「メイドインアビス」奈落の秘境に挑む少年と少女の冒険物語【2017年夏アニメ感想】

大穴の街

 ついに始まりました、リコとレグの奈落探索記…

※下の方にいくにつれネタバレがあります。まだ未見のかたは是非見てから!

  • 地に開く大穴「アビス」と探索するものたちの試練
  • 第1話「大穴の町」
  • 第2話「復活祭」
  • 第3話「出発」
  • 第4話「アビスの淵」
  • 第5話「火葬砲」
  • 第6話「監視基地」
  • 第7話「不動卿」
  • 第8話「生存訓練」
  • 第9話「大断層」
  • 第10話「毒と呪い」
  • 第11話「ナナチ」
  • 第12話「呪いの正体」
  • 第13話「挑む者たち」
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アイドルマスターシンデレラガールズ5th LIVE TOUR 「Serendipity Parade!!!」 幕張公演LV行ってきました!

 パレードも後半戦、5公演目です。

1日目 7/8

 今回の会場は千葉の幕張。都心から電車で一時間なせいか、あんまり地方公演って感じはしませんでした。地域も首都エリアだし。消えるものもなかったみたい。

ウサミンが元気

 「Shine!!」でオーソドックに始まった幕張公演、1日目通してはもうなんかウサミンが元気。やはり千葉は電車で一時間だからでしょうか。三宅麻理恵さんのはっちゃけ元気っぷりがとにかく印象に残りましたがいつものことって言われたらそうかもしれない。

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 018 安部菜々

周りも元気でカオスな予感しかない

 まあ東京からしたら千葉って普通に千葉だろうし、そういう面で他の公演と違ったどこかホーム感があった気がします。

 それでも原田さんが千葉出身だからってことでちょっと話を振られたりして「千葉のおいしいものって何ですか? 落花生以外で」ウサミン「は? なんで(落花生)ダメなんですか💢」唐突に切れるウサミン (ウサミン星出身)。そして詰められるウサミン星出身の方? 千葉のメッセージボードに「ただいま!」って書いてる方?

 気を取り直してそもそも質問の途中だった原田さんに「じゃあ観光名所は」ユッキ「そこに球場があるよ!!」そうだけどさ!

 三船美優役の原田彩楓さんや水本ゆかり役の藤田茜さんは(まだ慣れてないところもあるかもしれないですが)おとなしめな方なのかなと感じたのですが容赦なく食われるのがシンデレラ一門。いきのこることができるか。

公民館のウサミン

 「命燃やして恋せよ乙女」が始まった瞬間(ウサミンセンター登場したときの)「んん??」ってLV会場の一体感、ここまでのSerendipity Paradeでトップクラスの一体感。みんなの気持ちがひとつになった。

 メンバーもウサミン (永遠の17歳乙女)、早苗さん (ビール大好き乙女)、三船さん (流されやすい乙女)となっており乙女、とは…永遠なのか…

 三船さんがここにいる理由が察せられる…どうみても巻き込まれたやつだ…

 バックダンサーさんが着物姿になっていたところが地味にキュート。衣装チェンジがないところはちょっと残念かもしれないですね。こういう曲だと。

 それはそれとして「公民館みたいだった」って感想やめてさしあげろ。

浄化されるウサミン

 またこの元気なウサミンはウサミンだからもちろん「メルヘン∞メタモルフォーゼ!」も健在でありあの曲が始まったらもうなんかウサミンって感じになるんだけど後に控えているのが純白のウエディングソング「With Love」どうするのこれ。

 ウサミンソングはやりきった感満載で、出撃するときから「ウサミン、行きます!」くらいの勢いだったこと想像に難くなかったわけですがWith Loveに課せられた使命は「ステージの魔除け的なふうに…」浄化か…

 「With Love」は白いベールつけての登場でバトル後大勝利の流れでほんと尊い。

 あとここ(ウサミンソング)でもゼツボーンとのバトルでバックダンサーさんが悶え転げてたりしてバックダンサーさんアツい。LVだと一瞬なのが残念です。

Radio Happyからあふれるパリピ感

 唯ちゃんソロ曲の「Radio Happy」、出だしからダンサーさんがバッと広がったりしてパリピ感あって良い。某トレイン的なやつとか地味に流行ってるんでしょうかシンデレラガールズ内で。

 この「Radio Happy」とかjewelies!収録「スターラブレイション」とか唯ちゃん曲は結構好きだったりします。パリピ感のなかに優しさがあるボイス。

劇団「あいくるしい」

 今回の劇団「あいくるしい」はりなぽよ、紗枝はん、ゆかりさん。

 金子さんは髪にハートの編み込みをしていたりして気合いとかわいさ、こだわり十分。

きれいどころを引き連れて登場の早苗さん

 お立ち台ソング(昭和感)でアゲていく「Can’t Stop!!」ですがダンサーをよく見ると立花さんと山下さん。んんん??

 はんなりとギャルを連れてくるとは…天才か…

 扇子と同じ調子で踊ってそうな紗枝はんにパリピ感マックスの唯ちゃん。まさかといえばまさかだけどだいたいあってるといえばだいたいあってる。

劇場曲は「SUN♡FLOWER」に

 属性曲のうちひとつがシンデレラガールズ劇場曲になっていた法則、今月から「SUN♡FLOWER」になりました!

 ハイテンションで駆け抜けるようなパッションみあふれる楽曲ですね!

きらりの残骸で彩る杏chang

 きらりの残骸。

 松嵜さんがつけていたブレスレットなどを(一部勝手に)身に着けて今回の公演に臨んた五十嵐さん。きらりと常に一緒な杏changのかわいさはそれとしてもそれとしてもだよ

 松嵜さんから「残骸じゃなくて欠片でしょ!」ってつっこまれるところまでセットであんきらってことですよね。はかどります。

「カッコイイ体になりたい」

 そしてライブ恒例バラエティー企画(なんのライブなんだ)は「願い事当てクイズ」。

 バックスクリーンに出た願い事が、だれが書いたものかを当てる平和的な企画です。最初のお願いは「カッコイイ体になりたい」???

 かっこいい…かっこいいとは…しかもシンデレラ一門のみなさん、普通に「あー」って感じの反応になってるんだけどどういう…

 なんかダイエットとかセクシーな体型とかそういうことなんだろうかって思っていたところ、(願い事の主)今井さんが筋肉の付き方について語りだして同時に舐めるようなLVのカメラはいい仕事をしたなるほどなあって顔をしていました。

 それを結構みなさんが普通に聞いているところが、ライブでダンスなどをやっているプロの一面かもしれないなとも感じましたし。今井さんは完全に千枝ちゃんのイメージだったからあの小学生が筋肉の付き方を心配してると思うと本当にありがとうございます

「アイドルマスターシンデレラガールズで開催中のイベントでSR本田未央をゲットしたい」

 本田ぁ!!

Serendipityのカタマリとカリスマ

 そんなちゃんみおだけど「ステップ!」間奏で「未央ちゃんはSerendipityのカタマリだね! だってプロデューサーと出会えたから!」って良いセリフを挟んできたりで輝くミツボシでしたよ。

 でもこの話の続きで、それを裏で聞いてたみんなが「感動した~」って言ってる中、(「NUDIE★」の準備で黒レース手袋を嵌めながら)「センスだね…」ってつぶやく佳村さんのカリスマまでセットで好き。何この何か見えないところでぶつかっている何か。

「ボロが出ませんように」

 また最後、願い事に「キャラになりきれて、ボロが出ませんように」といったことを書いていた藤田茜さん。素朴な願い事に出会えた安心感…

 そのほかの言動からも、これが最初のステージで、いろいろと気負ってくれているところが感じ取れたりもしまして。そういうところは真面目なゆかりっぽいとか勝手に思っていくから。

 声優さんとキャラって、ある程度のところまで行くと因果が逆転するところがあるのか、仮に「キャラとしてらしくない」言動だったとしても「キャラが意外な行動をしてる」って形で認知してしまってるところがあったり、そのキャラっぽいところを見つけて「キャラっぽい」って補正かけたりしてるところがある気がしますね。デレマスが特にそう意識しているからかもしれないけど…

 でも(結果的に)性格とか言動が似てる感じの方が多いようにも感じますね。ウサミンとかタクミンとかたぶん素。

「We areー?」\シンデレラ!/→「ハッピーハッピー?」\Radio Happy!/→「これからもー?」\よろしゅーこ!/→素で困る藤田さん

 キャラになりきってるからかどうかはわからないけどたぶんゆかりでも困る。二人目の唯あたりから「えっえっ」って顔してたんだろうって感じがとても。

そして明日に続いていくパレード

 しかし静岡公演がヤカラ&ロック、その前の大阪がシンデレラ新喜劇ヤバイ公演が続いていたところを正統派アイドルライブで浄化された感じがしないでもない1日目。With Loveは偉大。

2日目 7/9

 幕張2日目最終日。ちゃんみおも元気だったしカリスマがセンターの務めを果たした。

ウサミン星の落花生味のニンジン

 ウサミン「子どもの頃によく食べて」「落花生を?」ウ「えっええ」「ウサミン星に落花生あるの?」ウ「そっそうですそうです!」「ニンジンじゃなくて?」「落花生味のニンジンなんです!」

 願い事に「ボロが出ませんように」と本当に書くべきだったのは誰なのか…

 千葉出身アイドルカメラフォーカスするのもやめてさしあげろ…

 そういや今回メンバーで唯一の(唯一の)千葉県出身アイドルであるちゃんみお、アニメでは確かに実家住みでしたね。つまり通いであり現住所。

結婚式にバトンを渡すウサミン

 メタモルフォーゼから「With Love」のストーリーはもうウサミンが「結婚式を守りました!」みたいになってていい話なんだが切ない。ヒーローは常に孤独ってやつ。

 俺あの法被ミンが「ミンミンミン!!!」って振るごとにゲージ上がっていってMAXでウサミン砲(?)出てくるやつ好きだよ。大丈夫一人じゃない。あとメイドミンが悶え転げてるのアップにしたLVカメラ仕事した。

 そして引き継いだウエディングソング「With Love」はやはり尊く華やかに幸せ一杯。実家が花屋さんの凛とか可愛い女の子イメージが完全にはまり役。うん。

やりきったAnemoneStar

 凛の新ソロ曲「AnemoneStar」。そのパフォーマンスの迫力と、最後にちょっとフッと笑みがこぼれてたところが最高に良いと思ってたらあれはほんとに会心の笑みだったようでそのあとみんなに「みてたー」って言われててほほえましい。

クールに安定している「in fact」と、その後に続く「この空の下」

 クールでいくと佐藤亜美菜さんのありす曲「in fact」がライブ後も時折思い出されるくらい耳に残っています。あのサビの安定した伸びがとても心地よい。

 ひとり椅子に座って舞台に登場したあたりは文香を連想したりもしました。少し。

 その後、「この空の下」に続いて五十嵐さんルゥティンさんと合流、歌い上げるところまでがセット。

キャッキャと集合した「Snow Wings」の良さ

 これから夏本番ってところの「Snow Wings」でしたが良い曲なので良い。

 歌っていたメンバーが下に集まってくる演出もよかったです。(金子真由美、山下七海、佳村はるかの)「セクシーギャルズ」も集合!

Tulipは11歳の腰

 セクシー枠の「Tulip」、そのダンスをみんな今井さんに教えてもらったーって感じになりつつちょっとやってみてっていういつもの軽いのりで今井さんも軽く回したらその少しで理解できるキレッキレの腰。

 「ステップ!」の後で原さんが今井さんにダンスを褒められて、少し恐縮してるような様子だったことにも合点がいきます。

 千枝ちゃん(11)…恐ろしい子…

ゆかりごはん

 常に復習に余念が無い藤田さん、控え室でも一人ダンスの練習をしていたところ立花さんがやってきてその姿を眺めつつごはんを食べ始める。すごい絵図だ。

 なんか立花さん、いつのまにか一人になってることが多いとのことで「みんないつのまにかどこかに行っちゃってて」って話にはメンバーが「あたしたちからするといつのまにか居なくなってるのはりっかちゃんのほうだよ!」それ完全に迷子になる子の理屈やん。

 補強されていく理香さんポンコツ説

即興劇「エチュードは一回だけ」

 今日のバラエティーコーナーは即興劇。指名されたアイドルが渡されたお題の場所と状況を演じて、それを他のメンバーが当てるというもの。平和っぽい。

 最初は例によってウサミンと紗枝はんが即興劇。こう、どこか、遊園地的な…

 みんな察しているけどその名を上げていいのか迷うあの遊園地。やはり平和ではないのか。

「九十九里浜でスイカ割りをする三船さんとユッキ」

 また無茶を言う。

 そもそもどうやったらそのシチュになるのか…三船美優役の原田さんと姫川友紀役の杜野さん、半ば強引に外でスイカ割り開始。

 でもやっていることはわかるけど場所が難しい…スイカ割りから海を連想はできているようだけど、となっているところで最後のヒント「野球は9人でするものだよ!」

 そうかずっと野球ネタをぶつぶつ入れていたのはそういうことだったのか。まだ酔ってんのかこいつって思っててすいませんでした。

 それもあって無事に正解に辿り着きました。残念ながら湘南は千葉ではない。あと葛西臨海公園も違う。千葉が…広がっていく…

「幕張メッセで公演前に出たくないと言い出した杏を説得するゆかりと未央」

 ほんとにどうやって伝えるのこれ。

 杏にはある意味いつものことだけど…しかしさすがはシンデレラ一門、小芝居をしつつ会場のプロデューサーも巻き込んで見事に乗り切りました。

 すごい対応力や…

そんなスローライフに生きる杏

 働きたくない気持ちで一杯のかの名曲「スローライフ・ファンタジー」。「老後はこんな風に暮らしたい…」と麻理恵さんが漏らせば「あたしも…」と福原さんも釣られて漏らす最高の一曲。

 でもこの曲、タイトルに「ファンタジー」ってあるように、たぶん幻想なのを一番分かってるのも杏だと思うんですよね。あの子、賢しいところがあって、夢は見れない気がして。

 印税印税言っているのも、怠け者と捉えられるポイントになっているけど資本主義的には労働ではなく資産を積んでいくことが正しいから。本当にゆるやかに過ごしたいのなら、そういう面では間違ってないんだ。

 杏はゆるやかな未来を勝ち取ることができるのか。現実的でひねくれ屋で、何かをあきらめているけど何かを手放すこともしない彼女のことを考えるといつもせつなくなる。俺もゆるやかに生きたい。

五十嵐さんのだいたい杏感

 それはそれとして五十嵐さんの杏力の高さよ。本人か。

 働きたくないと言って許される系アイドルも珍しいから…役作りの一環なのか本音なのかわからぬところもあるけど。

 でもセンター佳村さんをベテランメンバーとして支えたり、決めるところは決めていく姿勢もやっぱりらしさを感じてしまう。

 あと原さんとかルゥさんとかと「ひろちゃんってよんでいいよ♡」とかキャッキャしてたらこんちきさんに「ひろちゃん♡」→超塩対応みたいなあたりもなんかもう。紗枝はん不憫。

中心となっていた佳村さんとベテランメンバー

 幕張公演は佳村さんがセンターとなって進んでいったパレード。そこにはベテランメンバーのサポート、そしてみんなの協力があってできたものでした。

 2日目になると初参加組の緊張もほぐれたのか、1日目よりも自然な感じ、余裕みたいなものが感じられたように思います。それも周りの安心感からかなって。たぶん原田さんのアンコール挨拶だったと思うんですけど…話している原田さんを他のメンバーが見守っている、あの慈しむ視線。あのときになんか、今回の公演のあたたかさみたいなものを強く感じました。

パレードの最後に

 「思い描いていたセンターにはなれなかったけど」と本人はアンコールで言っていましたが、最後の去り際に深くお辞儀をしていく佳村さん。センターの務めとして締めくくった感じがすごく良かったです。

 パレードは常に前の公演を超えていくんだ…2週間後の福岡、そして大トリの埼玉に続く道。あと2つ、どうなっていくのか楽しみです。

業務連絡

ローソン、スリーエフ、ポプラ、セーブオンで飲料キャンペーン!

 2017年夏に、ローソンスリーエフポプラセーブオンで飲料キャンペーンがあるとのこと。

 ローソン以外は聞き覚えなかったんですが、それぞれコンビニのようです。

 以前はマグネットがついていましたが今回はどうなるのでしょうか?

 謎の浴衣シルエットは…奈緒とシュガハ、ユッコかなあ?

シンデレラガールズVRに「Trancing Pulse」追加!

 そして神谷奈緒、北条加蓮も参戦!

 追加DLC「Trancing Pulse」は2017年7月13日(木)配信です!

シンデレラガールズ劇場 第2期放送決定!

 2017年10月より!

 始まる前に1期を!

楽曲・出演者情報

楽曲情報 (セットリスト) 1日目・2日目共通

曲名
歌 (敬称略)
収録アルバム
Shine!! THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
MC
Radio Happy 山下七海
ステップ! 原紗友里
スローライフ・ファンタジー 五十嵐裕美
あいくるしい 金子真由美、立花理香、藤田茜
NUDIE★ 佳村はるか
MC
薄紅 立花理香
in fact 佐藤亜美菜
この空の下 五十嵐裕美、佐藤亜美菜、ルゥ ティン
AnemoneStar 福原綾香
命燃やして恋せよ乙女 原田彩楓、三宅麻理恵、和氣あず未
MC
アタシポンコツアンドロイド 五十嵐裕美、金子真由美、立花理香、藤田茜、三宅麻理恵
Nation Blue 福原綾香、今井麻夏、佐藤亜美菜、原田彩楓、ルゥ ティン
SUN♡FLOWER 原紗友里、杜野まこ、山下七海、佳村はるか、和氣あず未
BEYOND THE STARLIGHT THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
MC
Snow Wings 福原綾香、原紗友里、今井麻夏、金子真由美、山下七海、佳村はるか
Can’t Stop!! 和氣あず未
メルヘン∞メタモルフォーゼ! 三宅麻理恵
With Love 福原綾香、藤田茜、杜野まこ、ルゥ ティン、和氣あず未
Take me☆Take you 原紗友里、原田彩楓、三宅麻理恵
Tulip 今井麻夏、立花理香、杜野まこ、佳村はるか、ルゥ ティン
MC
夢色ハーモニー THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
アンコール
EVERMORE THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
MC
お願い! シンデレラ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

出演者情報

福原綾香(渋谷凛役)・原紗友里(本田未央役)・五十嵐裕美(双葉杏役)
今井麻夏(佐々木千枝役)・金子真由美(藤本里奈役)・佐藤亜美菜(橘ありす役)
立花理香(小早川紗枝役)・原田彩楓(三船美優役)・藤田茜(水本ゆかり役)
三宅麻理恵(安部菜々役)・杜野まこ(姫川友紀役)・山下七海(大槻唯役)
佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)・ルゥ ティン(塩見周子役)・和氣あず未(片桐早苗役)

開催情報

開催日時:
2017年7月8日(土) 開場16:00/開演17:00
2017年7月9日(日) 開場15:00/開演16:00

開催場所:
千葉・幕張メッセ イベントホール

リンクなど

THE IDOLM@STER OFFICIAL WEB

“みんな”で作った『アイドルマスター シンデレラガールズ』5thライブツアー幕張公演をリポート! - ファミ通.com

『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』第2期や『ビューイングレボリューション』DLC第6弾の詳細が発表――5thライブツアー幕張公演発表まとめ - ファミ通.com

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アイドルマスターシンデレラガールズ5th LIVE TOUR 「Serendipity Parade!!!」 静岡公演現地 & LV行ってきました!

 初日は現地だよ! やったね! やった!

1日目 6/24

 イープラスさんがチケットをご用意してくれたため現地です。ヒュー!

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 会場は名古屋あたりからだと電車で2時間くらいだったので日帰りで。(帰りちょっと駅が混んでて焦ったけど

 LVもそれぞれのシーンがはっきり見えるからよいですが、やはり会場は臨場感あってよいですね!

 去年の神戸のときは後ろのほうだったのであんまり見えなくてLVのほうがいいかなって感じだったけど、今回はすごい前のブロックでアイドルの身長差まで確認できました。センキューCD先行!

 でも限定CDは売り切れちゃて、さらに本人確認の都合で入場も遅れて入ってみたらばちっひーの挨拶始まってたのはなんかこう残念に残念。

YPTから始まるパーティタイム!

 静岡公演の駆け出しは「Yes! Party Time!」ハジけるナンバーで出だしから飛ばしていったところにロマなう。

 みりあちゃん曲をみりあと薫のちんまいツートップではしゃいで歌うのほんと良い。そのうえ実身長が149.5cm(黒沢ともよ)と145㎝(春瀬なつみ)。なんだこの…なんだ…

 この二人との身長差は後のハイファイでも生きてきますね。みくにゃんが完全に引率みたいになってた。

 ちなみに9歳女子の平均身長は130~136㎝、11歳女子だと143~149㎝くらいだそうです。リアルか…

「ハイファイは(ある意味)ロック」(高森奈津美

 このガチ身長差で飛んだり跳ねたりしてた高森奈津美さんだからこそ言える言葉。ロックを感じる。

貴重な(?)ソロの「き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait!」

 今回のフレデリカ曲はほんとにソロ。

 今まで「き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait!」は誰かしら出てきてた気がしたのでむしろあれっ? ってなったところまでありましたね。一人お散歩も楽しそうだからよい。

 後ろの背景が場面に応じてぐるんと回るの、実際に見ると迫力あるわあ。

みくにゃんあざといさすがあざとい

 黒耳黒しっぽで黒ネコになったみくにゃんの「ニャンと☆スペクタクル」の完全なるあざとさ。

 メイドダンサーさんと一緒にスカートふりふりひらひらさせてるのフリフリヒラヒラさせてるのあざといさすがみくにゃんあざとい。

 でも実は途中の早口があったりしてなかなか難易度高い曲でもあってあのかまなかった時のやりきった感。

 それからあのしっぽ。しっぽ見ると小学生組がはしゃいで追い回すんだよな。あ”あ”~~

エチュードは腰

 エチュードは腰。

ラブデスは腰

 ラブデスは腰。

飛鳥のソロでノイズ乗ったりとかかっこいい

 「共鳴世界の存在論」で背景液晶全面にノイズが乗るところとかさすがの迫力だった。実に飛鳥っぽい。良い。

劇団心もよう

 座って歌い上げるしっとりとした「心もよう」。嘉山さん、中島さん、村中さんでまた劇団誕生。

 背景にモノクロで三人が映し出されていたところがまた雰囲気を出していてすごくいいです。

突如始まる利きみかん

 静岡っぽさアピールで出てきたのが利きみかん。

 長島さんと嘉山さんが挑戦者となりみかんジュースに挑む。嘉山どのへ同じ事務所のみくにゃんから無言の圧力。果たして生き残ることができるか…

 ……ほんとメガネって言えば上条春菜っぽくなるのどうかと思う!なんだクールでキュートでパッションなメガネ(みかんジュースの食レポ って…

 結局、メガネの人が正解してしまったんですけどね。勝利を喜ぶ長島さんの向こうで詫びを入れてる嘉山さんがいた。芸能界は厳しい。

 さらに途中「みりあもやーーーー」みりあ乱入か? 「らない!」のかよ! ってズッコケがうまくいかなくてTake2。芸能界は厳しい。

青島ネクターが正しい

 それはそれとして、正解のみかんジュース「農園の恵み」が出てきたとき、司会の村中さんがちょっとなんか「?」って感じだったんですよね。

 で、実は「青島ネクター」が正解だったらしいとのことで入れ替わっていたのエスパーの人のせいにされる。理不尽。

 てかエスパーの人ってひどい。

 大和亜季が完全に青島ネクター宣伝担当になって青島ネクター連呼してるのほんと青島ネクター。

ささ農園オンラインショップ / 青島ネクター(12本入り)

www.mikan-kobo.com

 両方とも品切れになっているのほんと

増えていくヤカラ

 なんかシンデレラ一門とかもうアイドルとはと哲学的な疑問をPにぶつけ続けるシンデレラガールズですがとうとう原さんが「ヤカラになりたいってやつが出てきて」とか言い出してて嘉山さん! そっちの道はアイドルとしてどうなのか!

 これ完全にあこがれてはいけないものに出会ってしまったやつじゃないか…

 なんかまた面白おかしな派閥が爆誕していってしまうんだろうか…でもパッション曲はゼッケンだから。

ロックなセッション

 なつきちは何歌ってもロックになるけど拓海は間違いなくダブルピースだから。そんなゼッケン。

 だけど後半のロックなセッションはらしさ全開でかっ飛ばしていった向井拓海。

 「純情Midnight伝説」はもう十八番ですね。いかんこれ、そのうち旗上げされるぞ。メンバーに飛鳥も亜季も入ってるし。

やすきちと仲いいアピール合戦

 そのうえ安野さんにもらったブレスレットアピールして「やめろよーーー」ってじゃれてるこの二人。

 かたや一組のイヤリングを二人でつけるJet to the Futureなあの二人。

 完全に取り合い始まってるやん。

「小日向果汁100%です!」

 ラブデスは腰に続いてまたすごいところぶっこんできた津田美波さん

 絞るのか…絞るのか… 「だもんで、だめっ!」って言われたいシリーズ。何を言っているんだ俺は。

 何を言っているかはよくわからないけれど普段のLV(普段からLVっていうほど隔週で通い詰めている現状)とは違った現地の空気に圧倒されて時間がすぐに過ぎてしまった3時間でした。

 やはりいいですね、あの広い会場での一体感。

2日目 6/25

 二日目はLVでした。昨日はあそこにいたのか…

 今日は時間通りに始まりまして、昨日の反省が生きていたようでよかったですね。

おさるさん

 開幕から牧野さんが「昨日の晩、津田ちゃんの部屋にいて…」(おおっとお? 「一緒にご飯を食べてから(自分の部屋に)帰ってきたんだけど」(塔は建たなかった 「明日もあるから早く寝なきゃって(12時過ぎでそんなに早くないけど)戻ってきたら隣の部屋からうきゃきゃきゃきゃきゃきゃ! ってすごい笑い声が聞こえるのね」うきゃきゃきゃきゃきゃきゃこの時点でだいだい察してしまったところが

 「…隣の部屋って何してたの?」長島さん(部屋の主「…実はおみやげを食べる会をやろうとして」「食べる会」「最初は2人だったんだけど」「二人で会?」「いや! 結局6人くらい集まってて…」それでそれで

 牧野さん「おさるさんは…だれかなー?? → うつむいて手を挙げる原さん

 最高に野性味あふれるスタートを切ったDay 2の明日はどっちだ

さわやかハンバーグ

 そういえば昨日から津田さんがずっとハンバーグハンバーグ言ってるの何だろうと思っていたんですが、静岡には有名なチェーン店があるようで。

げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか

 食べれなくてめっちゃやさぐれてた津田さんそこまでか…どんなハンバーグなのか興味が尽きない。恋のハンバーグとか言い出しますし。忘れないPCS魂。でも思い出すよねハンバーグだと

2日目はお茶きき

 そしてバラエティとしては忘れてはいけない(もう何かが間違っている) お茶ききクイズ!

 3つのお茶のどれか一つに掛川茶なるまた無茶なクイズです…ってか利き〇〇ってそもそもそれ知ってないと実質3択だよな…

 今回のチャレンジャーは乙倉ちゃん役の中島由貴さんと「青木の一族」青木志貴さん。一族の名に懸けて負けられない戦いが始まってしまった。圧が強いぞ静岡…

 司会もみくにゃんに代わりよりバラエティ色が強く(ほんとなんのライブなんだ)食レポと称した何かが始まる。

 「ちょっと、渋め?」「なるほどね……わからないよ…」 素直か。

 しかしなるほど飛鳥だったらすげー言いそうとか思えるのがまたアレですけど。あと乙倉ちゃんは何を言ってもかわいい。

 結局、二人とも正解できずで青木一族の圧が…運命に逆らったものの末路か…

 それから今日の「みりあもやーーーーらない!」は一発成功でしたやったね!

そして追い風Runningはかわいい

 そんな乙倉ちゃんの「追い風Running」はさらっと静岡が初披露ですよね。CDもこの間に出たばかりだし。

 ジュニアアイドルの元気っぽさが元気な曲。んで自分でウインクがアピールポイントってカメラの前でもう一回。その迂闊さ…おじさんは心配です…

志希にゃんは何も考えてないのが志希っぽい

 藍原ことみ「何も考えないのが志希っぽいかなって思ってあえて何も考えないようにしました」

 確かにとしか言えない。ギフテッドはフィーリングで生きている。

ラブデスはやはり腰

 振付より多く回してることが発覚した青木瑠璃子さん。

 確かに2度回すのがかっこいいけどここまでほんとに気づいてなかったのもすごいミラクル。

応戦する青木瑠璃子さん

 1日目に、原さんが安野さんから送られたブレスレットを自慢して「やめろよーーー」ってじゃれてたと思ったら2日目は青木さんがブレスレットをもらったアピールをしてくる何この…

 安野さん、こうほいほい贈り物しちゃうあたりモテ力が高い…

リーダー青木の背中がかっこいいラスト

 そういった、こう石川でハードル上げてからの静岡センターっていうなんかもうやらかした多田李衣菜みたいな顔してたであろう青木さんでもあったけれど、今回の公演でたぶん一番印象に残ってるのは最後、フラッグを肩にかけ颯爽と去っていく青木さんの背中なんね。

 その前の挨拶から、黒沢さんが背中を追ってると言ってたりとかしてて高まっていたところはあるんですが。ここまでやり切ったと背中で語っているのも、なかなか無い。

 これ本当にいいものを見た気がする。パレードも折り返し、次は7月に突入しての幕張へ。

 どんな舞台になるのか楽しみです。

業務連絡

U149特装版

 サイコミで連載中の「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」第1巻がCD付き特装版で発売!

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS MASTER SEASONS!

 季節をテーマにしたCDとのことで、第一弾は夏!

4th Live BD発売

 昨年行われた4th LiveのBDも発売!

 公式通販はもうない…

【送料無料・特典付き】THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story [Blu-ray Disc | ララビット(バンダイナムコエンターテインメント公式通販サイト)

楽曲・出演者情報

楽曲情報 (セットリスト) 1日目・2日目共通

曲名
歌 (敬称略)
収録アルバム
Yes! Party Time! THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
MC
Romantic Now 黒沢ともよ/春瀬なつみ
き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait! 高野麻美
ニャンと☆スペクタクル 高森奈津美
空と風と恋のワルツ 津田美波
Heart Voice 藍原ことみ/高野麻美/長島光那/牧野由依
MC
追い風Running 中島由貴
秘密のトワレ 藍原ことみ
心もよう 嘉山未紗/中島由貴/村中知
shabon song 黒沢ともよ/津田美波/長島光那
Jet to the Future 青木瑠璃子/安野希世乃
MC
エチュードは1曲だけ 青木志貴/青木瑠璃子/嘉山未紗/長島光那/村中知
パステルピンクな恋 藍原ことみ/高野麻美/高森奈津美/津田美波/中島由貴/牧野由依
絶対特権主張しますっ! 黒沢ともよ/安野希世乃/原優子/春瀬なつみ
Star! THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
MC
Love∞Destiny 青木志貴/青木瑠璃子/津田美波/中島由貴/牧野由依
共鳴世界の存在論 青木志貴
Sparkling Girl 青木瑠璃子
Rockin’ Emotion 安野希世乃/原優子
ハイファイ☆デイズ 黒沢ともよ/高森奈津美/春瀬なつみ
純情Midnight伝説 青木志貴/嘉山未紗/原優子/村中知/安野希世乃
MC
夕映えプレゼント THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
アンコール
M@GIC☆ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
MC
お願い!シンデレラ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

出演者情報

藍原ことみ(一ノ瀬志希役)・青木志貴(二宮飛鳥役)・青木瑠璃子(多田李衣菜役)
安野希世乃(木村夏樹役)・嘉山未紗(脇山珠美役)・黒沢ともよ(赤城みりあ役)
髙野麻美(宮本フレデリカ役)・高森奈津美(前川みく役)・津田美波(小日向美穂役)
長島光那(上条春菜役)・原優子(向井拓海役)・春瀬なつみ(龍崎薫役)
牧野由依(佐久間まゆ役)・村中知(大和亜季役)・中島由貴(乙倉悠貴役)

開催情報

開催日時:
2017年6月24日(土) 開場16:00/開演17:00
2017年6月25日(日) 開場15:00/開演16:00

開催場所:
静岡・エコパアリーナ

リンクなど

THE IDOLM@STER OFFICIAL WEB

シンデレラライブ初出演の嘉山未紗さん&中島由貴さんが躍動! みかんとお茶が特産品な『アイマス シンデレラガールズ』5thライブ静岡公演リポート - ファミ通.com

『アイマス シンデレラガールズ』4thライブの映像化や新CDシリーズなどが発表――5thライブツアー静岡公演発表まとめ - ファミ通.com

化け物には化け物をぶつけるんだよ! 「貞子vs伽椰子」がAmazonプライムに来てたぁぁぁっ!

貞子vs伽椰子

 やべぇぇぇぇっっっ!!!

怒濤のジャパニーズ怨霊頂上決戦!

 「リング」「らせん」で日本ホラー映画ブームに火を付けた貞子。レンタルビデオから始まりその恐怖から映画化、長くシリーズ化されてきた「呪怨」の伽椰子。

 おそらくどちらも聞いたことはあるかな、と言えるくらい有名な怨霊ですが果たしてその二体が獲物の取り合いを始めてしまったらどうなってしまうのか…

 日本ホラー映画を代表するであろう2作品の、まさにいいとこ取りをしたような作品です。

 公開は2016年6月18日。ちょうど一年ほど前ですね。当時観に行った感想なんかもあります。

「静」の貞子と「動」の伽椰子

 改めて見直して思うのは、貞子と伽椰子の呪い方の違い。

 すすーっとやってきて呪い殺す、ある意味由緒正しい呪い方をする(そして独占欲が強い)貞子と、家に踏み入ったものを容赦なく捕食していくアクティブな(もはやクリーチャーな)伽椰子&俊雄。

 この二種類の呪い方によって場面に緩急がついているのか、最後まで見ていて飽きがきません。ずっと誰かしら呪い殺されてるんですけど。

 伽椰子さんは肉食系(物理?)で間違いないんですけど、じゃあ貞子が大人しいかっていうと…大人しいかっていうと…

 THE・怨念の塊みたいな存在ですからね。あの邪眼、ほんと痺れる。

 そしてラストは何度見ても衝撃と感動に震えます。いや本当に。いろいろな意味で。裏庭からEDまでは個人的に一番の名シーンだと思ってます。

 当時はハートフル百合ムービーとかいう話もありましたしわかり合ってしまったのかもしれない。

 よくよく展開だけを見ていくと、だいたい作戦とかが雑な感じ悪い方悪い方に転がっていった挙げ句のアレかよってなりますしほんとマジかよって感じですよね。だがそれがいい。

 「リング」「呪怨」の続編ではなくオマージュでありパロディでもあり。そしてリスペクトは忘れない。両作品のファンならより楽しめるのではないかと思います。ああもう是非。

プライムには特別映像もあった

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(「映画「貞子vs伽椰子」特別映像」より

 本編見終わってからだとおまえーーーっってなるやつ。

 いわゆるメイキングってやつですね。劇場で見た方も是非。

 撮影現場の映像など見ていると、ほんと役者さんってすごいなと思います。暗くて怖い場面の撮影があんな明るくて人いっぱいいるのに、撮影開始の合図からすぐあの演技に入れるのほんと凄い。

 あと伽椰子さんの動作って冷静に見ると腕つらいな。階段、頭から四つん這いでカクカクしながら降りてくるんだもんな…

貞子vs伽椰子

貞子vs伽椰子

「サクラクエスト」なぜか田舎の町おこし王国の王様になってしまった新卒女子の命運やいかに【アニメ感想】

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(「サクラクエスト」より)

 田舎の奥地に謎の生物チュパカブラを発見した我々は

就活失敗新卒女子の生きる先は町おこしの国王様

 東京暮らしにこだわる就活生の小春由乃。ひたすらお祈りされる毎日に精神を削られていく中で、ちょっとした手違いから間野山町の町おこし「チュパカブラ王国」の国王に任命されることに。

 この、なんだか本当によくわからない流れ…正直内容を聞いてもぴんとこなくて今まで見てなかったんですが、「花咲くいろは」「SHIROBAKO」のP.A.WORKSで、それら仕事をテーマにしたアニメの流れでもあるとのことで気にはなっており、プライムで配信されてるのを見かけたので見てみたらなんかこういいテンポにトントンとハマっていきつつあるそんな感じです。

 コメディタッチで進む話の展開の面白さとしおりちゃんの田舎力の高さが素晴らしすぎて見続けるしかなくなっている。

 まだ見始めたばかりなのでちょくちょく追加していきたいと思ってます。

第1話「魔の山へ」

魔の山へ

 就活連敗中の由乃が国王就任する流れの第1話。いろいろとひどい。しおりちゃんは登場からかわいい。

 子どもの頃の思い出が伏線になってたりとかするのかなとも思ったけど、思い出は思い出みたいな感じで片付けられてるところもまあそんな感じよね…

 (イメージ的な)田舎ーって感じがすごい出ているのは田舎ーって感じです。お仕事アニメより田舎コメディになるのかもしれない。

 しかしこの由乃、ほんと成り行きでここに居る感がすごくてなかなか行先不安になります。

第2話「集いし五人の勇者たち」

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(「サクラクエスト」より)

 このゲジゲジに動じないしおりちゃんほんとすき。

 視聴継続確定した瞬間である。田舎力高くて良い。

 メインメンバーである5人、由乃、しおり、真希、凜々子、早苗が集合する回でもあって一気に華やぎますね。…ね?

 早苗さんの、都会暮らしに疲れて田舎に来たはいいものの…みたいなところは少し悲しみもありますけれど。俺も昔は木崎湖畔でプログラマするのが夢だった

 それはそれとして土産物の賞味期限が一週間ってのも無茶だし観光地に人を呼ぶタイミングも平日にゃまずこないだろうから無茶なんじゃないかって思わなくもなかった。

 チュパカブラくんがんばってるんだからもうちょっと人が来ても…来ないか…

第3話「マンドレイクの叫び」

 結局、もう少しがんばってみようとなった由乃。最初にくらべて前向きになってる感じが出てきたのはよかったかなと思いますけどこれは就活失敗するでしょみたいなのやめてあげて!

 町の人たちの、なんかもう変化を望んでない感じも妙に「あー」って感じでまた悲しみを誘う。前国王のじいちゃんのアツさとは対照的なのがまた。

 いや見てるときは(苦笑)くらいな雰囲気なんだけど後から思い起こすとしんみりしちゃうのやばいですね。

 それから見所はぬるキャラグランプリで悪魔合体したカブラくんとチュパカブラくんのやばさ。悪魔合体カブラくんの首輪の鎖を雑に引っ張る由乃。

 真剣な場面でぶっこまれてくるのがこれででも真剣な場面になっている案配が流石。流石なのか。惚れる。

第4話「孤高のアルケミスト」

 町おこし本格始動する5人の巻。

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(「サクラクエスト」より)

 嫁力高い。センキューピーエーワークス!

 でも話が進むと田舎と伝統工芸と都会からの逃避ってまたなかなかリアルタイムで働いてるひとには沁みる展開にな。

 早苗さんの張り切ってないようで張り切ってるような感じもドライなふうでいて折れてるのも、なかなかね。

 作中では「逃げた」と言われてるけど、うーん、踏ん張り処がわからなくなって流れてきた、が正しいのかなと思います。がんばってほしい。

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(「サクラクエスト」より)

 この新妻力の高さをもって。主演だしね!(何

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 それはそれとして一番売れそうなのがドクのパワードアシストスーツっていう。

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(「サクラクエスト」より)

 てっきり、コメディによくある致命的な欠点でガラクタになるオチかと思ったら普通に使えてて…これを普通に売り込んでいくべきじゃないのか…(もはや観光ではない  

第5話「ユグドラシエルの芽生え」

 木彫りと早苗さん後編。しんみりするけどいい話回。そしてIT大臣の面目躍如。

 とにかく現状を変えていきたい辰男と、余計なことを考えずに打ち込む一志と。「職業」と「職人」の衝突みたいなところもありつつ、でもやはり幸せなのはどちらかに寄るのではなく両方叶うことよね。

 町おこしとしても、ようやく良い方向に踏み出せたかなって感じですね。欄間がキャンセルされた理由とか切ないけど。

第6話「田園のマスカレード」

 間野山にやってくる映画ロケ部隊。無茶ぶりしてくる監督。挫折して戻ってきた真希と、地元の思い出がつまるしおりちゃん回。

 欄間彫ってた一志とかもですけど、この作品、全体的には観光協会町おこしでも現場の人間がちょいちょいいるせいか現場より、職人よりにクローズアップされる感じもあるんですよね。

 「好きだから頑張れる」と「好きだからやめられない」は同じことを表しててよくわかるうえ、「好きだからこそつらい」まで入ってきてもうなんかこう。

 真希も、挫折…ではなく未練よなあ。

第7話「煉獄の館」

 映画ロケ後編。自分の気持ちにケリをつけていく真希と、最後までつけられなかったけど由乃に救われたしおりちゃんが対照的だったかもしれないですね。

 後編になって真希はエンジンかかってきた感じがよいですよ。

 その逆にしおりは時間が経つにつれてどんどんとね…なんともいえんよなあ。でも。

 ずっと地元なうえ、それが性に合っちゃってるところもある子なので、空き家だったとしてもそこにずっとあってほしい気持ちは余計に募るんだろうなあってのわかります。

 映画での派手な使われ方となると余計にかもしれないですしね。それにしても結構無茶するな映画。普通なんだろうかああいうの。

 
 

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(「サクラクエスト」より)

 それはそれとして完全に酔いどれなのかわいい。

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(「サクラクエスト」より)

 間野山町に逃げたい。

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(「サクラクエスト」より)

 逃げたい(逃げたい

 
 

 あと実は由乃って、なんだかんだと気を回して物事を進めていってるキーパーソンになってるところがあります。今回もなんやかんやと一番働いてたんじゃないかって気がする。

 そもそも国王就任が結構な無茶ぶりだと思うし、臆せず「やってみよう!」って言える時点でひとつハードルを越えてる。どう考えても有能だと思うんだけど。これが就活連敗女子か。

 いや環境が人を育てるって話なのかもしれないな。

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(「サクラクエスト」より)

 おつかれさまでした。


 配信はAmazonプライム、ニコニコ動画でやっているみたい。

 Amazonプライムだと最新話まで全話見放題配信されています。ニコ動とかで一話づつ期限付きで課金するよりどう考えてもお得。

 BDの宣伝もひどい。