(「サクラクエスト」より)
田舎の奥地に謎の生物チュパカブラを発見した我々は
就活失敗新卒女子の生きる先は町おこしの国王様
東京暮らしにこだわる就活生の小春由乃。ひたすらお祈りされる毎日に精神を削られていく中で、ちょっとした手違いから間野山町の町おこし「チュパカブラ王国」の国王に任命されることに。
この、なんだか本当によくわからない流れ…正直内容を聞いてもぴんとこなくて今まで見てなかったんですが、「花咲くいろは」「SHIROBAKO」のP.A.WORKSで、それら仕事をテーマにしたアニメの流れでもあるとのことで気にはなっており、プライムで配信されてるのを見かけたので見てみたらなんかこういいテンポにトントンとハマっていきつつあるそんな感じです。
コメディタッチで進む話の展開の面白さとしおりちゃんの田舎力の高さが素晴らしすぎて見続けるしかなくなっている。
まだ見始めたばかりなのでちょくちょく追加していきたいと思ってます。
第1話「魔の山へ」
就活連敗中の由乃が国王就任する流れの第1話。いろいろとひどい。しおりちゃんは登場からかわいい。
子どもの頃の思い出が伏線になってたりとかするのかなとも思ったけど、思い出は思い出みたいな感じで片付けられてるところもまあそんな感じよね…
(イメージ的な)田舎ーって感じがすごい出ているのは田舎ーって感じです。お仕事アニメより田舎コメディになるのかもしれない。
しかしこの由乃、ほんと成り行きでここに居る感がすごくてなかなか行先不安になります。
第2話「集いし五人の勇者たち」
(「サクラクエスト」より)
このゲジゲジに動じないしおりちゃんほんとすき。
視聴継続確定した瞬間である。田舎力高くて良い。
メインメンバーである5人、由乃、しおり、真希、凜々子、早苗が集合する回でもあって一気に華やぎますね。…ね?
早苗さんの、都会暮らしに疲れて田舎に来たはいいものの…みたいなところは少し悲しみもありますけれど。俺も昔は木崎湖畔でプログラマするのが夢だった。
それはそれとして土産物の賞味期限が一週間ってのも無茶だし観光地に人を呼ぶタイミングも平日にゃまずこないだろうから無茶なんじゃないかって思わなくもなかった。
チュパカブラくんがんばってるんだからもうちょっと人が来ても…来ないか…
第3話「マンドレイクの叫び」
結局、もう少しがんばってみようとなった由乃。最初にくらべて前向きになってる感じが出てきたのはよかったかなと思いますけどこれは就活失敗するでしょみたいなのやめてあげて!
町の人たちの、なんかもう変化を望んでない感じも妙に「あー」って感じでまた悲しみを誘う。前国王のじいちゃんのアツさとは対照的なのがまた。
いや見てるときは(苦笑)くらいな雰囲気なんだけど後から思い起こすとしんみりしちゃうのやばいですね。
それから見所はぬるキャラグランプリで悪魔合体したカブラくんとチュパカブラくんのやばさ。悪魔合体カブラくんの首輪の鎖を雑に引っ張る由乃。
真剣な場面でぶっこまれてくるのがこれででも真剣な場面になっている案配が流石。流石なのか。惚れる。
第4話「孤高のアルケミスト」
町おこし本格始動する5人の巻。
(「サクラクエスト」より)
嫁力高い。センキューピーエーワークス!
でも話が進むと田舎と伝統工芸と都会からの逃避ってまたなかなかリアルタイムで働いてるひとには沁みる展開にな。
早苗さんの張り切ってないようで張り切ってるような感じもドライなふうでいて折れてるのも、なかなかね。
作中では「逃げた」と言われてるけど、うーん、踏ん張り処がわからなくなって流れてきた、が正しいのかなと思います。がんばってほしい。
(「サクラクエスト」より)
この新妻力の高さをもって。主演だしね!(何
それはそれとして一番売れそうなのがドクのパワードアシストスーツっていう。
(「サクラクエスト」より)
てっきり、コメディによくある致命的な欠点でガラクタになるオチかと思ったら普通に使えてて…これを普通に売り込んでいくべきじゃないのか…(もはや観光ではない
第5話「ユグドラシエルの芽生え」
木彫りと早苗さん後編。しんみりするけどいい話回。そしてIT大臣の面目躍如。
とにかく現状を変えていきたい辰男と、余計なことを考えずに打ち込む一志と。「職業」と「職人」の衝突みたいなところもありつつ、でもやはり幸せなのはどちらかに寄るのではなく両方叶うことよね。
町おこしとしても、ようやく良い方向に踏み出せたかなって感じですね。欄間がキャンセルされた理由とか切ないけど。
第6話「田園のマスカレード」
間野山にやってくる映画ロケ部隊。無茶ぶりしてくる監督。挫折して戻ってきた真希と、地元の思い出がつまるしおりちゃん回。
欄間彫ってた一志とかもですけど、この作品、全体的には観光協会町おこしでも現場の人間がちょいちょいいるせいか現場より、職人よりにクローズアップされる感じもあるんですよね。
「好きだから頑張れる」と「好きだからやめられない」は同じことを表しててよくわかるうえ、「好きだからこそつらい」まで入ってきてもうなんかこう。
真希も、挫折…ではなく未練よなあ。
第7話「煉獄の館」
映画ロケ後編。自分の気持ちにケリをつけていく真希と、最後までつけられなかったけど由乃に救われたしおりちゃんが対照的だったかもしれないですね。
後編になって真希はエンジンかかってきた感じがよいですよ。
その逆にしおりは時間が経つにつれてどんどんとね…なんともいえんよなあ。でも。
ずっと地元なうえ、それが性に合っちゃってるところもある子なので、空き家だったとしてもそこにずっとあってほしい気持ちは余計に募るんだろうなあってのわかります。
映画での派手な使われ方となると余計にかもしれないですしね。それにしても結構無茶するな映画。普通なんだろうかああいうの。
(「サクラクエスト」より)
それはそれとして完全に酔いどれなのかわいい。
(「サクラクエスト」より)
間野山町に逃げたい。
(「サクラクエスト」より)
逃げたい(逃げたい
あと実は由乃って、なんだかんだと気を回して物事を進めていってるキーパーソンになってるところがあります。今回もなんやかんやと一番働いてたんじゃないかって気がする。
そもそも国王就任が結構な無茶ぶりだと思うし、臆せず「やってみよう!」って言える時点でひとつハードルを越えてる。どう考えても有能だと思うんだけど。これが就活連敗女子か。
いや環境が人を育てるって話なのかもしれないな。
(「サクラクエスト」より)
おつかれさまでした。
配信はAmazonプライム、ニコニコ動画でやっているみたい。
Amazonプライムだと最新話まで全話見放題配信されています。ニコ動とかで一話づつ期限付きで課金するよりどう考えてもお得。
BDの宣伝もひどい。