つんどくダイアリー

つんどくダイアリー

わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

辺境の惑星から旅立つ青年が帝国から銀河を救うのか…「スター・ウォーズ 新たなる希望」 【映画感想】

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (吹替版)

 1977年に公開され大人気を博し、SF映画のイメージを一新してしまったといわれる古典名作スター・ウォーズ。

 今の今まで見ていなかったのですが、現在公開されている「ローグ・ワン」を見てからその続きということで見てしまいました。

 確かにめっちゃ続いてた(そりゃそうだ

今は消えたジェダイ騎士の血を引く青年、旅立ちの時

 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…

 銀河帝国の破壊兵器デス・スターの設計図を入手したために銀河帝国軍から追われているレイア姫。姫の乗る宇宙船は敵であるダース・ベイダーに掴まってしまうも、その設計図のデータを託されたR2-D2(あのドラム缶みたいなロボット)とC-3PO(金ピカ)は脱出に成功し、叔父の農園で暮らしていたルーク・スカイウォーカーと出会う。

 そしてそこから、ルークのジェダイ騎士としての運命が動き始める…

 SFの名作であることに違いなく、宇宙船やブラスター(光線銃)なんかもバンバンでてくるのですが話の筋としては辺境の青年が大いなる運命による旅立ちを求められていく王道ファンタジーでもあり、このミックス具合が実にたまらない。

 今でもかっこいいのに40年前にこれをやられたらそりゃあもうノックダウンでしょう。

 全体の画面とかセットとかは流石に年代を感じるところはあるのですが、ドッグファイトシーンなど特撮の出来もすごくてとても熱い。

 (後年、一部CGで作成し直したり手が入っているらしく、ジャバ・ザ・ハットとかすげえな40年前どうやったんだアレって思ってたら後から追加されたCGらしいとか)

迫る帝国軍、ベイダー卿

 スター・ウォーズといえば、みたいな知名度のダース・ベイダー。もちろん彼も登場します。強キャラオーラがまぶしい。

 かつての師でもあるオビ=ワンとの師弟対決はまさに、イメージ通りのスター・ウォーズ。

 ライトセーバーで因縁の相手とバチバチやりあうそれはもうスター・ウォーズって感じですよ! (スター・ウォーズだろ

 あとなぜ唐突にフードを被るのかオビ=ワン師。スター・ウォーズだからか。確かにフードはスター・ウォーズっぽい。

 また小うるさい将校をフォース・チョークで黙らせたりするなどの冷徹な悪役然とした振る舞いがまたイカス。

 (でもフォースってなんか結局、チョークとか催眠術みたいなものとか照準あわせるとかにしか使われてなかった気がする。便利なんだけどフォースとは…)

 ただ40年後の今から見ているからなんだけどベイダー卿、ベイダーのイメージがすごい強すぎるように膨らんでるから逆に物足りない感じもあってそこはEP5、EP6に期待したい。

 まだルークとの因縁も明かされてないですしね?

 
 ルークといえば、辺境の農場で叔父の手伝いをしながら外の世界に憧れるというある意味(今となっては)テンプレ的な主人公だったんですが、オビ=ワンから誘われたときに「叔父さんが許してくれないさ…」って感じで消極的だったのはあれっ? って思いましたね。外の世界に行きたいんではなかったのかなというか。

 そういうチャンスが実際に巡ってくると尻込みしてしまう、というところがあったのかもしれない。

 しかし運命がそれを許してはくれない。

 ニヒルな兄貴ハン・ソロ&謎のけむくじゃらチューバッカ、そしてレイア姫と出会いデス・スター攻略戦に参加していくのはすごい巻き込まれ型な感じですけど、「帝国軍と戦わないと!」みたいな大義のために立ち上がっていくところもまた若さ。

 そういうところはハン・ソロが対照的にドライな皮肉屋だったりもして良い感じに面白いところでもありました。だがルークよ、レイア姫に惚れるのはやばいぞ…?

  (レイア姫、Wikipedia見てると「ヒロインは変な団子を付けている」とか「レイア姫の菓子パンのような三つ編み」とか言われてて俺の中で強く生きて欲しいヒロインになりつつある)

ローグ・ワンから続く物語として

 気持ち的には、そして時間軸的にも前後編みたいな勢いですね。いやほんと。

 最初のオープニングのアレで「反乱軍のスパイが盗み出した設計図」みたいなことが流れていくと省略しすぎやん? って気持ちにもなりますし。

 (逆に既知のファンからすると、あの1~2行程度の文章にここまでのストーリーがあったのか…っていうのが「ローグ・ワン」なんだろうなと思います)

 このエピソードのサブタイトル、「新たなる希望」も、ルークの登場のことを勿論示しているのでしょうが、圧倒的な銀河帝国軍の打倒に向けて、デス・スター攻略の足がかりとなった設計図の情報を「希望です」と受け取ったレイア姫、そこまでに受け継がれていたローグ・ワンでの流れを思うとやはり大いなる運命を感じる…

 「ローグ・ワン」で初めてスター・ウォーズを見たという方はもちろん、前に見たことあるけれど…という場合ももう一度、見直してみるとまた違った感想になるのではと思います。逆に見てない人は「ローグ・ワン」見よう。

 フォースとともにあらんことを。

 
 
 あとスター・ウォーズとは全然関係ないんだけどあの光剣とか中世と機械テクノロジーが混ざった世界とか(特にローグ・ワンでの)「騎士が出たぞー!!」みたいなベイダー卿の扱いとか見てて「FSSか…」「FSSだ…」といちいち思わずにはいられなかった。本当にすまない。

 きっとFSSが連載開始されたときに「スター・ウォーズか…」「スター・ウォーズだ…」ってなってたんだろうなって思うとたのしい。

 あとこれも全然関係ないけどラストで「フォースを使え…使うのだ…」みたいなところ、機械の照準より謎のフォース力を発揮するルーク君をみてると「ニュータイプか…」「ニュータイプだ…」みたいな感想もよぎってくるんだけどガンダム放映は1979年だからSW公開とかぶってる。やはり天才か富野監督。

 プライムなら見放題だぜ!

 
 
 運命に導かれるルークくんも今からすると王道っていえるけどむしろこっちが元祖の可能性あるんだよな…偉大な作品だ…

やさぐれ系女子とならず者たちが大活躍する「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」! 【映画感想】

f:id:kagerou_ts:20170206001253p:plain

(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 1人でキネマ読んでてそういえばSWまだやってるのかなあ→まだやってた! みたいな釣られ方をした初スター・ウォーズです。

f:id:kagerou_ts:20170206011329p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」より)

 7本目どころか外伝からで本当にすまない。

EP4に繋がる「ならず者」たちの反抗劇!

 遠い昔、はるか彼方の銀河系で。

 銀河の支配をもくろむ銀河帝国軍とそれに反抗する反抗軍の熾烈な戦いが繰り広げられていた。

 スター・ウォーズ本編は、その戦いの中にいるジェダイの騎士、ルーク・スカイウォーカーの物語(EP4-6)だったりその父アナキン・スカイウォーカー(EP1-3)だったりするわけですが、今回の「ローグ・ワン」はそのEP4直前に繋がる外伝というものでした。

 そして主人公となるのはジェダイの騎士ではなく、帝国軍に家族を奪われ反乱軍の過激派戦士に育てられ、収容所送りにされているところを反乱軍に救われたという札付きの女子ジン・アーソ。

 もうひと言で表すとやんちゃなやさぐれ美少女って感じで実に良い。

 「おまえは銀河に帝国の旗が立つのを黙ってみているつもりか」「みなきゃいいのよ帝国の旗なんて」っていうやんちゃな自由さがほんといい。

 彼女の周りに集まってくるのも、裏の任務に関わっているキャシアン、盲目で凄腕の僧侶チアルート、まさにごつい傭兵といった風貌のベイズ、元帝国軍パイロットだがジンの父の影響で寝返ったボーディー、帝国軍のドロイドが再プログラミングされたいちいち冷静に皮肉で煽ってくるK-2SO、という愉快な仲間達。K-2がほんといちいち皮肉ってくるのほんとすき。何をプログラムしたらこうなってしまうのか。

 この一癖も二癖もある彼らが「帝国を倒して銀河に平和を」…ではなく、「帝国に一矢報いてやるぜ」みたいな、大義ではない、しかし己の信念を懸けた戦いに挑んでいく。とても熱い生き様でしたし、それだけにラストはほんとマジかよって思ってた。

 個人的にスター・ウォーズと聞いて勝手にイメージしていた、「銀河に平和を」みたいな正義感とか、ジェダイの騎士がライトセーバーでバチバチ斬り合うみたいなのはなかったですが、それも「外伝」ゆえかもしれません。(勝手なイメージなので実際見たら違うかもしれないけど)

しかし帝国は圧倒的だった

 だが帝国が圧倒的帝国なのはガチ。

 ベイダー卿マジヤバイ… 登場した時間は全体から見たらほとんどないのにあの圧倒的強者オーラ。

 やばいね。ライトセーバーやばい。

 通常の武器がブラスター (光線銃)ばかりだったから剣なんて時代遅れなんだろうかって思ってたけど逆に、フォースの力がないと扱えない武器なんですね…

 またどんどん出てくるストームとルーパー、巨大な戦艦スター・デストロイヤー、迫ってくる巨大歩行兵器AT-ATなどなど圧倒的すぎてこれほんとに勝てるのか…という気持ちになりますね。

 慈悲なき帝国の支配。完成される惑星破壊兵器デス・スター。はたして反乱軍に勝利の芽はあるのか…

次に見るのはEP4?

 そういうわけでEP4へとおもいっきり続く (というかどうも、ラストがEP4冒頭にそのまま続くらしいこれ) 物語であり、またジンたち「ならず者どもが帝国軍に一撃くれてやる」外伝としては完結しているというバランスの本作、もしかしたら最初に見る一本として正解だったかもしれないなと思いつつ、次はEP4かなあって思ってます。

 そのまま続くというのもあるけど、個人的にEP4-6に対してEP1-3は前日譚、Fateでいうところのstay nightとZeroみたいなものかなという感じに思っているので。

 果たしてデス・スター攻略は、そしてあのベイダー卿に太刀打ちできるのか…

 もう古い名作(1978年って俺より年上じゃん)だからプライムビデオにでもあるかなあと思ったらプライムではなかったか…

公式サイト

starwars.disney.co.jp

映画情報

eiga.com

その他

tsundoku-diary.scriptlife.jp

映画好きアラサー課長のフォースに導かれた戦いが始まる「木根さんの1人でキネマ」3巻 【漫画感想】

木根さんの1人でキネマ 3 (ヤングアニマルコミックス)

 エヴァンゲリオン回は他人事ではないしアンノ頑張れ。超頑張れ。

スターウォーズおじさんふたたび

f:id:kagerou_ts:20170205114100p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」3巻より)

 木根さんの上司取引先のおじさんたちふたたび。

 スター・ウォーズにハマり続けているおじさんたちの勢いとどまるところをしらない。おそろしいおそろしい…

 会社では擬態をしている木根さんが厄介を押さえる側に回っているのはある意味面白いんだけど最後めっちゃ楽しそうだからきっとハッピーエンドってやつですね! きっとね!

f:id:kagerou_ts:20170205121417p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」3巻より)

 おじさんたちもきっと俺より少し上の世代くらい (木根さんが歳下だからね! 俺からすると!)なんだろうなって思うと大変よくわかってやばい。

 (…で、「ローグ・ワン」の記事書いてるときにEP4が1978年公開って気づいて…これが今からすると39年前ってことでしょ…このときに大学生っぽいってことはこのおっさんたち、俺より少し上どころか二回りくらいは…)

 こちらの業界的にはガンダムおじさんみたいなものです。ガンダム種類が多すぎるから余計厄介かもしれない。

 鉄血のオルフェンズおもしろいです!

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (Amazon)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのアニメ見放題 | dアニメストア

 昔はゴルフとか野球とかだったけど、これからはガンダムとかスターウォーズとかがマストになってくるかもしれないですね。「しれないですね」じゃねぇよどんな世の中だ…

 それはさておき「フォースの覚醒」も「ローグ・ワン」も面白いらしいんだけど、そもそも俺もスターウォーズ見てないからあれだけのシリーズものになるとなあって感じで気にはなるけど行かなかったんです。

 (「フォースの覚醒」はEP7、8、9という新三部作の第一部、「ローグ・ワン」は外伝シリーズでEP4の直前の出来事みたい)

 普通見てるだろうと思うのに見てないシリーズ。なんで見てないのか。ここまで来たら逆に見ないみたいな変な意志があるのかもしれぬ。

 スター・ウォーズ/フォースの覚醒 (吹替版) (Amazon)

木根さんエヴァを見てしまう

f:id:kagerou_ts:20170205121742p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」3巻より)

 ああ最近は劇場版だもんねって思っていたらまさかのテレビ版。

 もう20年以上前の作品になってしまっているわけだけれど最初から見るあたり木根さんは正しい…アレこそ途中から見てもわからない…

 (ストーリーとしては新劇場版でリセットされてるところはあるけどそれでもやっぱり旧版を見てないとなんともいえないからなアレはアレで。)

f:id:kagerou_ts:20170205122115p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」3巻より)

 始まりは何気ないディスによる抗争。

 ちっげーよそもそも媒体が違うから比べられるものじゃないだろ 24分かけることの13話、26話、52話という長尺で連続した話作りが映画でできるの? 2時間映画になおしたら1クール(13話)でも2本半ぶんよ?

 テレビアニメで人気が出る→劇場版っていう流れだけを見ると「二軍からの昇格」って見えてしまうところがあったり、「劇場」という特別な場所で公開できるようになるのはそれだけの人気が出たという証左でもある、というようにも見えるけど。

 それは結果論であって「一軍」「二軍」という言葉を使うなら、「テレビアニメは劇場公開を目指している/テレビ放映はそのためのもの」という意識が必要なわけで、つまりゆくゆくは劇場版みたいなあこがれが……どうなんだろうありそうな気もしてきた…

 アニメ映画も年々増えてきてクオリティもうなぎのぼりだし、最初から劇場版 (2016年も「君の名は。」「聲の形」「この世界の片隅に」などありましたね)で大ヒットというのも珍しくなくなってきているからエヴァ以外もこの調子で見ていってほしいところですよね。実質マッドマックスと化しているガルパンとか。ガルパンはいいぞ。

 ガールズ&パンツァー 劇場版 (Amazon)

 趣味が洋画に偏っているっぽい木根さんのアンテナにはなかなか邦画アニメは引っかからないんだろうが話題作がこれだけ出てきたらどうかな。

f:id:kagerou_ts:20170205124123p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」3巻より)

 察するラインナップではある。また古い…

 ジブリは見ないけどコナン君は見てそう。

www.conan-movie.jp

 コナン君、ペース落とさず続けててほんとすげえなって思う。推理ものでこれだから。

「映画を見る人」

f:id:kagerou_ts:20170205124930p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」3巻より)

 この回はだいぶ目から鱗だった。

 この漫画、映画の話と「映画を見てる人の生態」がごっちゃになってるからすき。

 他にも「5歳の姪が『ジョーズ』を見たいといったら」みたいなアツいファイトもレンタル屋の真ん中で繰り広げたりとか

f:id:kagerou_ts:20170205125246p:plain

(「木根さんの1人でキネマ」3巻より)

 抗争が始まる…

 しかしゲーム機が全部「ファミコン」と呼ばれる現象で、アメコミが全部バットマンになるのは斬新だったわ…むしろスーパーマンのほうかと。

 またあの住宅侵入ホラー回はだいたいしょーもないと思いつつもメタ的ですき。あのカーテンから手がちょっと見えてるところとか。

 
 

 今巻で主にネタになっているのは

  • バットマン、スパイダーマンなどアメコミ映画全般
  • ジョーズ
  • ファイト・クラブ
  • エヴァンゲリオン
  • スター・ウォーズ

 って感じで結構メジャーよりかもしれない。

 なんとなく聞いたことある気がする程度でもそもそも知ってるとイメージわくからより面白く感じるところありますね。

 知ってるとさらに面白いけど。エヴァのそれは知ってる。超知ってる。アンノ頑張れ。超頑張れ。

スター・ウォーズ (Amazon)

 フォースの覚醒ってもう出てるんだ…いや、もうって2015年公開か。今年は2017年。ちょっと前まで映画館でやってた気がしたのに。この時間感覚に老いを感じる。

【ブログ13ヶ月目の振り返り】 あっというまに1ヶ月! 【あと788冊】

 過ぎてしまいましたね1ヶ月…

 早いものですということで、2017年1月の振り返りをば。

電子書籍は(作家さんにとって)是か非か?

 この1ヶ月間の話題で一番覚えているのは、電子書籍の売り上げが作家さんの応援になるか論争。

 最終的な結論としては出版社、編集部によるとしかいえない話になりますし、マンガやラノベは電子書籍が冷遇されていない分野だとも思っているのですが。直前に丁度、まだ電書が出てないのにジャッジがどうという話を見てしまったりしてちょっと闇。タイミング重なるときはホント重なるもんじゃよな。

 まあでも、買っている書籍がもうほとんど電子書籍という私としては、いろいろ「うーん」となる話ではありました。

 紙媒体にブチ切れてる電書ユーザーのそれも、哀しみの裏返しだと思うとこの世から戦争はなくならないんだよねって気持ちになる。僕たちが望むのは、ただ同時発売してくれればいいだけだというのに…

 勢いあまって僕が電子媒体で買い続けてしまう理由なんかも書いてみたりしているのでお時間あれば是非に。

電子書籍の蔵書が2500冊を超えたようなので電子書籍のいいところを紹介していきたい2017 - 怒濤の詰ん読解消日記

 いろいろと便利な電子書籍沼へようこそ便利だよ? どうですか?

デレマスまとめがスターダムに

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 読書ブログ、とは…

 しかしスターライトだからしかたないね。

 僕のところには月刊スターライトステージという勢いでデレマスCDが到着するのでもう走り続けるしかないんだ輝きの向こう側へ。

 あとソニーはPSVRを早くしろください。

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 アニメ化の勢いで政宗くんがリベンジ!

 原作マンガのほうもちょうど最新巻が出たりして、

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 実に盛り上がりを見せております。

 いろいろこじれた少年少女のドラマティックラブコメ、アニメからでも面白い。ひとつお試しどうですか?

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 こじれといえば…いや言わなくても、ソシャゲライターの闇があふれてしまったラブコメもあった。

 業界としては、ガチのゲームともラノベなどの小説とも脚本やなにやらとも違う、独自のものなんでしょうかね。いろいろ過渡期。

 
 

 あとは結構新刊がメインになってしまったりとか、夏と冬の風物詩タイプムーンブックスとか。

tsundoku-diary.scriptlife.jp

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 FGOは第一部・完となった今でも熱いですね。ちまちま鍛えています。

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 ママと旅に出るRPGは斬新すぎてやばかった。

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 そして「スティーブズ」がついに完結。実話ベースにドラマティックに盛って盛った感じのリアルアップルストーリー最高でした。

 しかし連載終了して落ち着くかと思いきやクラウドファンディングで翻訳して全米殴り込みというロックさ! ヒュー!

PVの話とか

 2017年1月のPV数は29,156PV。

PV
2017/1 29,156
2016/12 19,458
2016/11 20,473
2016/10 28,772
2016/9 46,886
2016/8 46,275
2016/7 32,067

 やった! ふえた! ありがとうございます!

 やはりタイプムーンとか政宗くんとかが大きいですね。そしてデレマス

 このところ連続で下がるばかりだったので少々かなしみがあったのですが救われてます。ほんまに。

 
 アクセス数に関しては、Googleさんがまた検索評価を変更したという話もあったりして、来月もどうなるかなーって思ってますが、僕に出来ることは書くことだけですね。

2月はどうしていこうか?

 1月に立てた目標としては、

・新シリーズを3冊読む → 達成

ソシャゲ業界の闇と希望がまた一ページ紡がれてしまった「ソシャゲライター クオリアちゃん -恋とシナリオと報酬を-」 【ラノベ感想】 - 怒濤の詰ん読解消日記

クソッタレなスクールカーストへハードボイルドな反逆を 「ドリームハッカーズ コミュ障たちの現実チートピア」 【ラノベ感想】 - 怒濤の詰ん読解消日記

ママがパーティメンバーになるんだよ…「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」 【ラノベ感想】 - 怒濤の詰ん読解消日記

・1日1記事書く → 16記事/31日で未達

 って感じです。

 予想通りっちゃそうだけど予想通り過ぎるかな…

 
 だいたい土日に読んで書いて、平日は他のことしてって生活になりつつあるのは良いのか悪いのか。

 2月はもうちょい気合い入れていきたいです。

2017年冬アニメ感想まとめてピックアップ! (随時更新)

 どうも、今更ながら今期アニメをチェックしている私です…

政宗くんのリベンジ!

政宗くんのリベンジ 第1巻(Blu-ray)

 子どもの頃に自分を手ひどく振った安達垣愛姫に復讐するためにイケメンとなって帰ってきた政宗くん! いきなり頓挫! みたいな残念系ラブコメディ。

 全体の雰囲気は少女漫画チック主人公はイケメンのほうで蓋を開けてみたらざんねんラブコメという奇跡のミスマッチがコラボしている。あとひたすらかわいい。かわいいというか妙なフェティッシュさが漂っている。実に良い。

公式サイト

masamune-tv.com

原作、関連書籍など

配信

政宗くんのリベンジ のアニメ見放題 | dアニメストア

政宗くんのリベンジ (Amazon)

 それはそれとしてAmazon、このURLはなかなかひどいでしょ

f:id:kagerou_ts:20170126210458p:plain

幼女戦記

幼女戦記 1 [Blu-ray]

 泥沼の戦場に舞う幼女。

 四方を敵国に囲まれた「帝国」の士官として活躍する幼女、ターニャの冷酷で無慈悲な物語。(冷酷で無慈悲なのはターニャのほう)

 欧州がモデルみたいな地形+銃などの近代兵器(世界大戦中程度のテクノロジー?)+魔導士が兵士として存在している世界観で、敵国兵を群を抜いた戦闘力で圧倒していく悪魔のような幼女…

 時折みせる邪悪な表情が素敵ですネ!

公式サイト

youjo-senki.jp

原作、関連書籍など

配信

 面白い、んですけども配信がちょっと俺のプランに合ってなくてつらい…

 最速はAbemaTV。最新話無料+月額プランに入れば見逃し配信も視聴できる。ただし見逃し配信も1ヶ月くらいという期限付き。

「幼女戦記」の検索結果(放送予定の番組) | AbemaTV

 あとはニコニコとかDMMとかでやっている。こちらは第一話無料で、二話以降は有料みたい。

第1話 幼女戦記 (無料)

幼女戦記 [第1話無料] - ニコニコチャンネル:アニメ

 有料でも買い切りならいいんだけど、視聴期限3日とかだもんなあ…

小林さんちのメイドラゴン

小林さんちのメイドラゴン 1 [Blu-ray]

 メイドでドラゴン…最強ってやつかな…?

 小林さん (♀)の家に突如やってきてなんか居ついてしまったドラゴンのトールたん。

 百合…ではなくガチ…でもなく小林さんどん引きしているハートフルなコメディってやつですね。

 それはそれとしてしっぽがめちゃくちゃぶっといから物理的に邪魔になってないんだろうかといつも気になってしまう(どうでもいい

公式サイト

maidragon.jp

原作、関連書籍など

配信

小林さんちのメイドラゴンのアニメ見放題 | dアニメストア

※2017/2/28までの配信だそうです! 注意!

CHAOS;CHILD

CHAOS;CHILD第1巻限定版 [Blu-ray]

 2015年の渋谷で連続猟奇殺人事件を追う宮代拓留と新聞部の面々…というところからどんどん話がイカれたふうになっていく妄想科学ADV。

 「CHAOS;HEAD」の6年後の世界でもあります。

 わざわざ「0話」としてCHAOS;HEADの振り返りをやるあたり、ただの続編ではないのかもしれない…

公式サイト

chaoschildanime.com

原作、関連書籍など

CHAOS;CHILD - PS4

CHAOS;CHILD - PS4

CHAOS;HEAD Nitro The Best! Vol.4 DL版 [ダウンロード]

CHAOS;HEAD Nitro The Best! Vol.4 DL版 [ダウンロード]

配信

CHAOS;CHILDのアニメ見放題 | dアニメストア

CHAOS;CHILD (Amazon)

アイドル事変

TVアニメ『アイドル事変』 第1巻 [Blu-ray]

 ニッポンの未来のために立ち上がるアイドル! 星菜夏月デビュー! (国会議員

 アイドル…政治…うっ頭が…

 アイドルたちの所属する「アイドル党」と呼ばれる政治勢力がそのアイドル力をもって活躍していくお話(たぶん

 ネーミングとか展開とかいろいろひどいと思いますけどあんまり深く考えるような感じではなくアイドルが国会議員と言うより国会議員がアイドルみたいな感じです。

公式サイト

ANIME-アニメ- | アイドル事変 公式ポータルサイト

原作、関連書籍など

アイドル事変 公式ポータルサイト

 もとはゲームというか、メディアミックスプロジェクトみたい。

配信

アイドル事変のアニメ見放題 | dアニメストア

BanG Dream!

BanG Dream! 〔バンドリ! 〕 Vol.1 (4th LIVE武道館公演チケット最速先行販売申込券付) [Blu-ray]

 ちょっと空回り気味な高校生、戸山香澄がライブハウスで見たバンドの演奏に憧れて自分も始めたい! ガールズバンドストーリー!

 アイドルものが多いなか、楽器を扱うガールズバンドというところが目を引くかもしれないですね。

 ガールズなので安心ですし!

公式サイト

bang-dream.com

フルサイズのMVが公開されていたり!

原作、関連書籍など

配信

BanG Dream!のアニメ見放題 | dアニメストア

BanG Dream! (Amazon)

けものフレンズ

けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (2)

 Welcome to ようこそジャパリパーク!

 一部でIQが溶けると評判のアニメ、けものフレンズ。たーのしー!

 この世のどこかにあるという超巨大動物園「ジャパリパーク」。平和に暮らしていたサーバルちゃんと、そこに突如現れた、大きなかばんを背負った迷子の子。

 「かばん」と名付けられたその者の正体を探るために、サーバルちゃんとかばんちゃんは「図書館」を目指し旅に出る。すごーい!

 行く先々で出会う、サンドスターの力で生まれた「フレンズ」たち。動物の姿と能力、「動物だったときの記憶」を持った彼女たちとの交流は、この世界の何を見るのか。そうなんだー!

 一見するとただのゆるふわ美少女動物園なのだが、常にポジティブで純粋なフレンズとのふれあいは人のIQ疲れた心を溶かしてくれる。わーい!

f:id:kagerou_ts:20170211012336p:plain

荒ぶるアリクイのポーズ (「けものフレンズ」より)

 
 そしてこの、フレンズたちの暮らすジャパリパーク。ところどころに荒廃した文明の後がみられ、かつては何者かが存在していた痕跡が確かにある。

 フレンズたちから「ボス」と呼ばれる、かばんちゃんにだけ反応する謎のガイドロボット「ラッキービースト」。ガソリンではなく電池で動くバス。エンディングの廃墟。

 もう使われていない文明の跡を、フレンズたちとともに歩む旅。その旅の先に、かばんちゃんは己が何者かを知ることになるのだろうか。きみはなんのフレンズ?

公式サイト

kemono-friends.jp

原作、関連書籍など

「けものフレンズ」サービス終了のお知らせ | NEXON(ネクソン)

 跡地。

 かーわいー!

配信

けものフレンズのアニメ見放題 | dアニメストア

けものフレンズ (Amazon)

f:id:kagerou_ts:20170211014552p:plain

どうでもいいけどdアニメストアの画質調整メニューがフレンズにみえてきていてたーのしー!

アニメがとくいなフレンズなんだね!

その他

技術フェローが「すごーい」「そうなんだー」「たのしー」しか言わなくなった件 - Misoca開発ブログ

アニメ『けものフレンズ』は人類史600万年を探求する - 本しゃぶり

けものフレンズで失ったIQはこの本で取り戻せ - 本しゃぶり


 昨年12月からプライムにも入ったのでAmazonも。これだけ見放題が多いともう一生掛かっても見終わらないのではないかとガチで思うところある。

二人の「スティーブ」が世界を変えた物語はここで終わり続いていく「スティーブズ」6巻 【漫画感想】

スティーブズ(6) (ビッグコミックス)

 Apple社を創った男たち、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの物語、最終巻。

ウォズの事故にマイクロソフトの追随、苦境に立たされるMacintosh

 自家用飛行機で事故を起こしてしまい、命に別状はなかったが前向性健忘症 (新しいことを覚えていられなくなる)となってしまったウォズ。

 遅れつつあるMacintoshのスケジュールに、やむなくビル・ゲイツに声を掛け、これがまた後にAppleを追い込むことになってしまう…

f:id:kagerou_ts:20170129171749p:plain

(「スティーブズ」6巻より)

 もしここでビル・ゲイツが関わっていなかったら、その後のWindowsの登場も遅れていたんだろうと思うと、ジョブズがゲイツに打診したときの「背に腹は替えられねえ」という台詞がただのライバルだからみたいな話じゃないということがわかる。

f:id:kagerou_ts:20170129172345p:plain

(「スティーブズ」6巻より)

 本当にシノギを削っている相手に仕事を依頼するということがどういうことになるのか…

 この漫画はApple物語だけど、マイクロソフト秘話でもあるのかもしれないんですよね…

真のアーティストは

f:id:kagerou_ts:20170129172903p:plain

(「スティーブズ」6巻より)

 週に90時間働いて、しかもそれが大好き。

 …いやまあ、ええ、納期は時間でしか解決できないというのはいつの世も真理。

 そしてジョブズは製品にアート的なこだわりをみせつつも、

f:id:kagerou_ts:20170129173132p:plain

(「スティーブズ」6巻より)

 完成させることの大切さを知っていたというのは、成功のために非常に大きかったのでしょう。

 そしてこの話数でここに至るまでのウォズとのやりとり、ジョブズのなかにある気持ちのものだったのでしょうけれどやっぱりすごい好きですね…

そして

 ラストから今に至るまで。私は年齢的に知らないところですが、あのMacintoshの発表の、当時の熱とやりきったジョブズの思いがすごく良い。

 テクノロジー的にもMacは、当時からすると何歩も先を進んでたんだろうなと思います。

 しかし、私がパソコンを触り始めたころはWindows全盛で、Macはデザイナーや一部マニアの使うマイナーでお高いマシンみたいな印象だったのが、テクノロジーだけじゃ駄目だということでもあるかも…

 この頃(1995年あたり)はWindows95が大ブレイク、ジョブズはすでにAppleにおらず市場におけるシェアもだいぶ少なかったはず。

WindowsとMacのシェア、27年間の推移を比較したデータが話題に | マイナビニュース

 98年なんかWindowsに30倍差を付けられている…その後もこの左はどんどん広がっていくんですが、2004年をピークにして下がってくるんですよね。

 そして今ではMacを使うことは珍しいことではなくなっている。

 さらに、これはPCのシェアの話でしかなく、スマートフォンに至ってはもう多くの人が普通にiPhoneを使っている。うちのおかんもiPhoneですからね…機械に興味あるとかいうわけでもない人がApple製品を…

f:id:kagerou_ts:20170129174543p:plain

(「スティーブズ」6巻より)

 エピローグ的なところでのこの記者の感想、当時としては至極普通な意見でもありますが、結果を知る2017年から見ると…いや当時の人に言っても信じないだろうなあ。今は多くの人がAppleの作ったコンピュータを携帯してるなんて。

 iMacからAppleを立て直し、iPhoneに始まる携帯デバイスの改革については「奇跡」としか言い様がなく、でもその男なら当然のように起こせてしまうんだろうと思わせるスティーブ・ジョブズ。

 彼がAppleを離れていた間も、Appleに戻ってきてからの話もきっといろいろ無茶で厄介で面白いだろうから読みたいところだったのですが、ここでタイトルに戻ると「スティーブズ」なのですよ、このマンガ。

 アイデアマンのジョブズと圧倒的技術でそれを実現させてきたウォズ。この二人の物語として、そして二人が作ったAppleという会社の物語として、ここで区切りの最終回はとても良い最終回でした。

ドラマチックにシリアスに、8年前の「あの日」の真実が巡る「政宗くんのリベンジ」8巻 【漫画感想】

政宗くんのリベンジ 8 (IDコミックス REXコミックス)

 この巻で表紙が師匠。これがまた。

※ここから先にはネタバレがあります。致命的なところはもちろん無いつもりなのですが先の展開と登場人物の心の動きがポイントになる巻でもあるので、気にされる方はまず本編を読んでからをお勧めしますよ。

続きを読む