
(「ガイコツ書店員本田さん」より)
孫おいぃぃぃぃぃっっっ!!!
たのしそうな書店員さんの日常
この本は、書店に勤務する本田さん(著者)の日常的なエッセイコミックである。ガイコツとかブッダヘッドとか出てくるけど妖怪の話ではない。
実在する(らしい)書店での日常ドタバタやら本屋さんの裏側やら、お客様との交流やらがぎっしり詰まった(濃い)毎日。
場所的には結構都会の本屋さんだったりするんでしょうかねこれ。外国人ネタが多いということは。

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
イケおじの外国人さんも娘に頼まれた本を探して辿り着く本屋。いいパパさんやん。

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
娘おいぃぃぃぃぃっっっ!!!
外国勢つよい

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
メチャンコニンキアルBL。
なるほど。
僕も結構そこそこ本屋さん寄ったりしますけどこんなファンタスティックな光景は見たことがない。
そも外国の方は見かけたことがないくらいなので、やはりそのあたりはこの書店の立地なんでしょうけれど。
日本人でファンタスティックな方は…やはり見たことないですね…
(僕がよく行く本屋さんは結構サブカル寄りのラインナップでコミケカタログやラノベの限定版をいつも積んでいるからむしろ心配しているくらいのところです。コミケ後に売れ残ったカタログが値引きされているのは哀愁を誘う)

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
北欧は素直。

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
素直にシグ●イ。
…
ヤングBJもラインナップされているところを見るとやはり筋肉なんだろうか。
しかし僕なんか黙々とチョイスするタイプなので外国勢Oh Powerful…って顔になりますね。

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
あふれ出そうであふれ出ない闇
しかしこういう業界ものではつきもののあふれ出る闇。
まあ本屋も激務で…バイトじゃなくて社員さんぽいし…

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
周りからあふれ出ている。
でも昨今、「本屋で買ってね!」系の話がいっぱいあふれてるけど実際書店が頼んだ数届いてないとかだとこれどうすんだっていう話でもありますよ。
物理的な制約、刷ったら最後の博打でもあるから仕方ない面があるのかもしれんけど。
あふれるように新刊が出ている現代において、初動を逃すことはだいぶ大きいですよね。
みたいな業界の闇から、

(「ガイコツ書店員本田さん」より)
謎の研修まで。
この話、なんか後でえらい怒られたらしいんだけど無料で読めるエピソードにピックアップされていて大丈夫か?
怒られる要素がどこだったのか気になる…
そして今の時点での最新話(15話)はタイムリーな初動の話。
横浜駅そんなにか…
しかしそれでも全体の印象としては大変楽しげで、こう、何かすごいものがほんわか包み込まれてしまってコミカルになってしまっている感のある愉快なコミックになっていまして、読んでると突如じわじわくるというなんともいえない感覚がおすすめです。こういうところはきっと作者の人徳とセンスなのでしょう。
本好き、本屋さんに良く行く人ほど楽しめるはず。このガイコツが目印!
また最新話およびいくつかのエピソードはこちらで読めるようなので、興味を引かれましたら是非ご一読を。