つんどくダイアリー

つんどくダイアリー

わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

表紙の女子高生が完全に釣り 「蜘蛛ですが、なにか?」1巻感想

蜘蛛ですが、なにか? (1) (カドカワコミックス・エース)

 ほんとにひたすら蜘蛛かよ!

気がつけば蜘蛛という女子高生の生き様

(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)

 授業中、突然の激痛に襲われ意識が遠のき気がつけば異世界で蜘蛛。

 もはやおなじみの異世界異種族転生、RPG風のステータスやスキルまでセットの蜘蛛がサバイバーするさまを観察するストーリーです。

 卵からかえった直後から始まる共食いカーニバル、右も左もわからぬダンジョンでの冒険者(敵)やモンスター(敵)との遭遇と捕食、そして進化…

 生きるって…たいへん…!

(元)女子高生ちゃんの強メンタルっぷりが強メンタル

(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)

 喰って(物理)喰われる(物理)大自然の生存競争に突如放り込まれた現代っ子、その機転と切り替えの速さをもってダンジョン内を縦横無尽に駆け回るの巻。

 爆誕直後にくじけなかっただけでもたいしたものだと思いますね…

 マンガだとコミカルな感じにデフォルメされているので主人公の姿に嫌悪感とかはないですがジャイアントな蜘蛛ですから。

 転生先の種族によって、嫌悪感や感情に補正が入っているなどはあるのかもしれないですが…そう考えるとさらに、女子厚生メンタルを蜘蛛の脳で思考しているのか/できるのかみたいなところまで考えはじめてファンタジーということでかんがえるのをやめた。

 しかしそれはさておき、この常にめげない、前向き、目の前の問題解決に一生懸命な姿は現代社会サバイバーも見習うところがあるのではないでしょうか。これが生きるってことか…

(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)

結局この世界は何なのか

 …それはまだ謎に包まれている…

(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)

 どうやら人間は存在していて、やはり中世っぽい感じで、どこかに繋がるダンジョンということみたいだけれど。

 外の世界については情報少なすぎて、どこかから出ることはできるのだろうけど果たしてそれを見つけることが出来るのか。

 …蜘蛛だから外に出ることとかないかもわからんけどな…

 レベルやスキルという概念も、蜘蛛子の脳内システムアシストなだけかもしれないしどうなっているのでしょうね。

 そもそもどこに向かっていくのかこのサバイバー。蜘蛛子ちゃんははたしてこの先生きのこることができるか。

(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)

(「蜘蛛ですが、なにか?」1巻より)

【ブログ10ヶ月目の振り返り】 やっぱり更新しないとあかんね【あと840冊】

 いやあ、ちゃんと結果として出るものですね…やっぱり。

 ブログ10ヶ月目、2016年10月の振り返りです。

なんとか引っ越しは終わりました

 9月の後半から10月の後半までほぼまるっと一ヶ月、引っ越しにかかりきりでした。

 それによって更新はだいぶおざなりに…ああ…

 (まだ荷物は全然開けてないけど)ひとまず移動は完了したのでブログのほうも今まで通り更新していきたいとは思っています。

 いろいろ懐かしいモノもでてきたのでまとめたいかなあ。まず開けてから…(震え

今月読まれた記事

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 アニメは9月に終了しましたが、まだプリヤは強かった…!

 といってもやはり、アニメ放映中と比べると、というところですけどね。

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 おそらく4thライブの影響でデレステCDが上がってきていました! ヒュー!

 改めて見直すとえらい量だなって思うんですが普通にたまに聞いてたりデレステで聞いてたりするんで古い感じが全然しないの。マジこわい。

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 ゴブスレさん3巻の影響とかあるかもしれないけど先月に引き続きゴブリンマンガが上がってきてました。

 前世人間のゴブリンが主人公だけど…ゴブリンはゴブリンなんだねって感じ…

 (他社だけど)是非ゴブスレさんと一戦交えてほしい気がするがそのときはガチでどちらかが消えることになるだろうから絶対実現しないカードですね。具体的にいうとゴブスレさんが殺しつくすまで殺すと思うから殺られる前に殺ることになる。

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 運営…

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 根強いSAO。アリシゼーション編決着で次のステージへ。

 以下は殿堂入りということで。

【2016年】 まだ未完結! 続きが気になる面白いおすすめマンガ、ライトノベルまとめ111選!(+α) - 怒濤の詰ん読解消日記

PVの話とか

 今月は28,772PVでした。うーん。ガッツリ減りましたね…

 それでも3万回近く見てもらえているのはありがたい。

PV
2016/10 28,772
2016/9 46,886
2016/8 46,275
2016/7 32,067
2016/6 18,347
2016/5 20,549

 おもいっきり減っちゃったのは残念ですが、プリヤでブースト掛かっていたぶんを差し引いて、更新されてなかった分が減って、と考えると残当だと思います。

 読書日記ってやっぱりトレンド的なところもあって、続けていると何かしら毎月話題に引っかかって平均取れる、みたいなところがある感じなので。

 本は引っ越し作業の合間なんかにちょくちょくと読んでたんですが、それを記事にするとなるとまとまった時間がとれないとなあって感じになっちゃう系なのでなかなかでした。

 そしてやっぱり時間が立ちすぎると、文章としてまとめづらくなりますね…ということも分かりました。

 でも僕的に渾身の木根さんは書いて置けたので満足です。

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来月どうしていこう

 サボり癖があるの自覚しているのでペースを取り戻しつつ更新していきたいと思っております。

 平均1記事/日くらいになることを目標にしたいかなあ。やっぱり。

 あと古いマンガとかたくさん出てきて、古いがゆえにインターネットに残ってないものとかも残しておきたいですねえ。

 FSSをちゃんと読み返したりとか。

 リューナイトとか宇宙英雄物語とかも出てきた。

 リューナイトに至っては版を替えて3パターン出てきてるから…(そして謎の後日談がある同人誌まで

 マンガ版はアニメよりちょっと重めな雰囲気あったりリューパラディンを使うことにリスクがあったりしてそこがまたアツかったりするのでこれはこれで好きなんです。

 荷物を片付けつつ、そういうところの紹介もしていきたいと思ってます。引き続きよろしくお願いします。

ハイテンションアラサー美人(擬態)課長の映画と映画と映画のお話! 「木根さんの1人でキネマ」2巻まで感想

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 ムカデ人間はやめろぉ!!!

ムカデ人間 [DVD]

 (※狂気の変態外科医が迷い込んできたビッチ2人と攫ってきたジャパニーズ1人をつなげてしまった映画。2とか3とかもある。まぢ無理。)

 お前はみんなに何を見せる気だよ楽しいアラサー女子会のピックアップタイトルにムカデ人間とか入っているからダメなんじゃないのか木根さん…

木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス)

映画ヲタの愉悦と怨嗟がハイテンションで駆け抜けるノンストップ日常系短編連作

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 木根さん…

 独身アラサーOLの木根さんが毎回毎回ずっと映画の話をしながらテンション高く突っ走っていく日常系といえば日常系。

 諸事情によりなぜか居ついてしまった同僚の佐藤さん(一般人)とともに映画漬けの毎日を過ごしている木根さんの光り輝く日々をお届けするマンガです。

 ドラマチックなことは何もないがドラマはある。

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 普段の擬態は完璧なんだが…

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

畳みかけるような映画と映画

 なんといってもこのマンガの見所はするすると出てくる映画ネタの数々。というか完全にオタクの会話。

 だが受け答えられる人がいないためずっと木根さんが独走している。だがそれがいい。

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 取り繕っているようないないような感じでころころと変わる表情上がるテンションテンポの良い会話展開がすごくいい。

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 まあ、なんていうか、内容は察するところではあります…

 どうも木根さんは洋画がメインのようで足繁く映画館に通っているみたいだけどわかるわ…

 映画オタではなくても趣味人ならなんとなしに察してしまうようなこのなんというかなんというかなところをクリティカルに突いてきたりするというところを他人事のように笑いつつ目を背けていたりします。

 映画の話も、ウンチクというより木根さんの思い出話とか心の叫びみたいなところがあってわかるわ。みたいなふうになるところがまたね。

 
 
 そして周りを巻き込んだ映画論争に発展したりすることもあったりするので

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 ろろろロリコンちゃうわぁ!

紅の豚 [DVD]

 (※イタリアのアドリア海を舞台にイカした豚がイカした戦闘機でイカした大活躍をするイカしたアニメ)

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 オーケーこの話はここまでだ。

ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]

 (※ルパンがとんでもないものを盗んでいくやつ)

 この話はそもそもジブリを見たことがないというものが存在していたことが罪だったわけですが知ってそうなのに(機会がなくて)実は知らないって意外とあるもんですよ。

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 俺もバック・トゥ・ザ・フューチャー見たことないですし

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 ジブリ見ろよこの野郎。

完全に相方となりつつある佐藤さん

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 うん…

 佐藤さん、ワケあって間借りしていたのがそのまま結局ずるずると居ついている感じがまた仲よさそうでいいですね。

 映画は普通に見る程度の一般人だけど見たら全力で解説と考察が始まる系のめんどくささがまたいい。

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 マッドマックスなら仕方ない。

 しかしこの、なんか微妙に依存しつつ世話を焼いてるのがまたどうみてもなところではあるけどきっとふつうに仲の良い女子

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 二人に幸あれ…

 
 
 
 というような、映画好きの映画好きによる映画好きのためのかっ飛ばしてなんかキメてるようなマンガなんですがほんと楽しそうで出てきた映画をとりあえず見てみたくなるような気持ちになること間違いないです。

 でもムカデ人間は勘弁な。

 いや、ほんとに…俺は止めたからね?

 
 
 
 

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(「木根さんの1人でキネマ」より)

 ビリギャル好きだな佐藤さん…

映画 ビリギャル DVD スタンダード・エディション

ゴブリンたちに妙な動きが・・? 「ゴブリンスレイヤー」3巻感想

ゴブリンスレイヤー3 (GA文庫)

 闇で蠢く陰謀にゴブスレさんの意外な休日にとちょっと一風変わってる感じのあった第三巻。

ゴブリンたちの謎の挙動

 今日も今日とてゴブリンを殺して回るゴブスレさん。しかし、どうもゴブリンたちの様子がおかしいという。

 犠牲が少ないのはいいことだけど…逆に、ゴブリンというものを考えたときには「そんなはずはない」というこの矛盾。

 今までのゴブリンどもの所行を考えれば確かに異常。収穫祭も近いこの季節、なにやら不穏な空気を感じつつ。お祭りの日を迎えます。

デートから始まるお祭りの日

 なにはともあれデートですよデート。午前は牛飼娘さんに午後から受付嬢さんと両手に花どころかとっかえひっかえ。

 だが壁をドンドンと叩く前に俺はひとつ言いたいことがあります。いいからその兜脱げ。

 
 
 
 いや…そのな、ああ、なんていうかもうそういう性格だってわかってるところはあるけど…デートとかそういうのは置いておくとしてもお前…

 このマイペースっぷりから分かるように本人全く意識してないのかなんなのか、他のラノベだったらもう一人のほうにバレないように必死になるところで一本書けてしまうところだろうにそうはならないところがなんていうかゴブスレさん…

 しかしゴブリンをストイックに殺して回るこのシリーズでゴブリン殺し以外で活躍(?)するゴブスレさんが見れる貴重なデート回ではあり、なんというか周りの女性達の今後の頑張りを思うとこう、がんばれ。みたいな気持ちにもなるところです(いつものことか

 恋愛事をゴブリンで語るゴブスレさんだからこそ出来ることもある。きっと。

踏み出す勇気といつもの日々と

 そういう感じで今巻は、ある意味珍しくストロベリ成分多めだったりするような、ヒロイン二人の想いを中心にしていたりする感じがなかなか良くて、ゴブリンとの殺伐とした日々だった最初のころを思うと随分と…という気もするけどたぶん描かれてないだけで殺伐としてるんだろな…

 でもだんだん時が流れて周りの女の子達の気持ちを含む、人と人との繋がりが増えていっているのはとてもいいですね。

 女神官ちゃんはバトルパートナーとしては成長しているけどもっと押していかねば。神事の衣装はがんばったと思うが。実にがんばったと思うが。

 幼なじみであり今のところ唯一素顔を許しているような牛飼娘さんが一歩リードしているような模様なのかもしれませんけどゴブスレさんはあの調子だから何がどうなるかなんて全く分からないですしね…がんばれ…

 
 
 
 ああ事件的には、なんていうか雉も鳴かずば打たれまいに…みたいななんともいえない黒幕の不運さにむしろ哀しみを覚えた。

 あと勇者、あいつ「さーて、世界、救っちゃいますか!」みたいなノリなのほんとインターネット小説っぽい。

謎の島で孤軍奮闘するカナメたちはこの先生きのこることができるか 「ダーウィンズゲーム」10巻感想

ダーウィンズゲーム 10 (少年チャンピオン・コミックス)

 イベントの舞台となっている謎の島、常識ではありえない怪物たち、そして組織を指揮してカナメを狙っているカネヒラ…このサバイバルからいきのこることができるか!

着実に構成される組織に単独で動くカナメたち

 今回のイベント「ハンティングゲーム」では、獲物を倒してポイントを貯めてき、誰かが10000iPポイント到達したら終了というルール。

 カナメのクラン「サンセット・レーベンズ」からはカナメ一人だけがイベントのフィールドに転送されていて完全孤立状態。

 今のところはイベント内で仲間にした、ミリオタのオージとの2人チームで攻略していくしかない状況ですね。

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(「ダーウィンズゲーム」10巻より)

 超有能。

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(「ダーウィンズゲーム」10巻より)

 さらなる可能性が!

 この異能マジほしい…

 
 
 いやでも実際、Dゲームにおいて探査系スキルって割と重要だと思うのですよね。火力はそれこそ武器で補えるし。

 彼が人間武器庫のようなカナメと組んだことによって状況はだいぶ良くなる可能性があるとは思う。

 
 それはそれとして、南北の補給所は「くちなわ会」「カネヒラ保険組合」という組織が押さえてしまっており。ガチサバイバル&これらの組織を出し抜かないといけないという状況は相変わらずで目が離せない。

巻き起こる女の戦い場外乱闘編

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(「ダーウィンズゲーム」10巻より)

 ヒュー!

 一方の現実ではサンセット・レーベンズが全員で「トリニティ」に殴り込みという事態が発生しており。

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(「ダーウィンズゲーム」10巻より)

 ドレスアップしてるメンバーかわいい…じゃなくて、虎穴に入らずんばなんとやら、シュカの案で突入し外部で勝手にカナメのレートが上がっていくというこの無茶。

 このフルベットで煽っていくスタイル嫌いじゃない…嫌いじゃないが毎回崖っぷちだなカナメくん…

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(「ダーウィンズゲーム」10巻より)

 こわい。

謎が謎を呼ぶイベント戦

 またイベントの内容も、今までのようなプレイヤー同士の争いとはまた違ったことになっていきそうな感じ。

 出てくる敵や舞台となっている島もまだわからないことだらけだけれども、今までのイベントバトルからさらに異質になっており、Dゲーム運営の謎がさらに深まります。

 この謎の島とトッププレイヤー二人の組織を相手取って、カナメとオージはトップに立つことができるか…!

 しかし全員という割にまだスズネちゃんはおいてきぼりだったのでかなしい。(そも正式加入してない

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(「ダーウィンズゲーム」9巻より)

 このミミとしっぽが加入してくれる日をお待ちしています。

ラノベ昔語り

meltylove.hatenadiary.com

 結構間が空いてしまった感じはあるのだけど、引っ越しも終わったことだし軽く振り返ってみようかなと思う。

「ライトノベル」に出会うまで

 もうほとんど幼子の記憶になるので、どう前後しているかは正直よくわからないのですが。

 図書館で「ズッコケ三人組」とか、子ども向けのホームズやルパン、あと「ブラックジャック」や「はだしのゲン」なんかのマンガを読んでた気はします。

 自分で買ったのは確かSDガンダムの漫画。

 めちゃなつい…よくわからずそのときカードダスで出てたアルガス騎士団の表紙だから買った気がする。

 基本的にファミコンばかりでドラクエ派。その流れでドラクエ小説にも手を出しておりでかい本を買ってたりした。

 いきなりピサロ外伝から始まるロックな本です。正直最初「???」って顔してた。

 これは今でも上製本のほうをずっと持ってるんだけど1巻がない… 絶対捨てるはずはないと思いながらもないものはない。かなしい。引っ越しの時に微妙にどこかに消えてしまう現象に名前付けたい。

 (まあ、バーコードバトラーのために表紙切られてたりしてちょっとさんざんだった気はします。すまぬ。)

 あと南総里見八犬伝とかも繰り返し読んでた。何の拍子に買ったのかはわからない。あれも今風にいえばラノベみたいなもんだよな…

 余談ですがその流れでファミコンのRPGにもはまっておりこれ仲間が全滅して姫一人だけになると敵は出てこなくなって(お金ないから)仲間生き返らせることもできなくなって詰むというのを繰り返しており昔のRPG無情感を未だに思い出す

最初に記憶にあるラノベ

 ここまでですでに文字数。

 最初に買った記憶があるのはやっぱり「スレイヤーズ!」 しかもなぜか8巻。死霊都市の王。

 どういうことかといいますとこの8巻、7巻からもろに続いていて第一部・完なんですよね。なぜ1巻から買おうとしなかったのか。

 そっからずぶずぶとファンタジアにハマっていき、親には「小説だからマンガじゃないから!」って言い訳をしつつ(マンガも買ってたけど)買い集めて今に至る。

 だいたいスレイヤーズとオーフェンが悪い。

 あのあたりは主にファンタジア派でいろいろ買ってた。「導士リジィオ」「卵王子カイルロッドの苦難」「魔法戦士リウイ」「スクラップド・プリンセス」「フリメタル・パニック」「無責任艦長タイラー」などなど。

 「ロードス島戦記」はスニーカーのほうだったから最初手を出してなくて、アニメを見て「ソード・ワールド」と同じ世界ということで読んでみたというスタートだった気がする。

 スニーカー文庫ってなんかお堅い感じあったんですよねイメージ的に。「妖魔夜行」「百鬼夜翔」とかを覚えてる。あと「ラグナロク」。丁度ベルセルクとかが(俺の中で)流行ってたときで最高にロックだった。ベルセルクは深夜のアニメだった。

 あとスニーカー文庫といえばガンダムノベルでもありましたね。当時はアニメそのままが小説になってると無邪気に思ってたりもしたところにGガンダムが全然違ってて「???」ってなったりとか。

 「シャアの反乱」の後日譚でありハサウェイの末路である「閃光のハサウェイ」でこれまた「???」ってなったりとか。(アニメでやってないストーリーが小説として書かれていることが理解できなかった)

 そもそもそういうことを言うとナイチンゲールって何だよ! から始まる。

 あと朝日ソノラマ版、金髪さんがさらっとベッドインしてるのとか子供心にはだいぶ興奮した衝撃的でした。トミノも悪い。

ブキーポップから始まる電撃文庫

 で、今ものすごい勢いの電撃文庫。これを本格的に買い出したのはたぶん「ブキーポップは笑わない」あたりでしょうかね…

 あの妙ちきりんな不思議な雰囲気がすごく素晴らしかった。

 あとクリスタニア。ロードスとかはそうでもなかったのにクリスタニアはすごい読んでた。たぶん複数作家というのがよかった。

 電撃文庫はなんだかんだ言って何かしら読み続けている気がしますね…「キノの旅」「バッカーノ!」「デュラララ!!」「とある魔術の禁書目録」「乃木坂春香の秘密」「れでぃ×ばと!」うんなんかやっぱり電撃も悪い気がしてきた。

 今でも「ソードアート・オンライン」「アクセル・ワールド」「ロウきゅーぶ!」「天使の3P!」などなどやっぱり電撃…

 まあ富士見も「L・O・V・E」とか言っていましたし時代の流れだと思います。僕が読んでたのは「タクティカル・ジャッジメント」でしたが。

 そして電撃文庫に訓練された俺達は乱立するレーベルの海に立ち向かいつつ「ROD」とか「聖剣の刀鍛冶」とか「ポリフォニカシリーズ」とかに手を出してずぶずぶずぶ。

そして「IS」「緋弾のアリア」など何かに特化したかのようなレーベルによりもう完全にぶひぃぃぃぃっっっ!!!

 「IS」は(当時MF版の)2巻の表紙を見た瞬間に買わねばと決意しましたね。ちょろい。

マリア様がみていた

 例に漏れずマリみて。気づいたときにはもうあぢぶ巻数が出ていたので本屋で一気に十数冊くらい買ってた。(その頃住んでたところの下の階に本屋さんがありほぼ毎日行ってた。罠でしかなかった)

 おもいっきり少女向けレーベルなんですがぽんぽこ祐巳の成長記でありセレブなのか庶民なのかよくわからない境界をさまよっているところだったりも面白くて読みやすくて続きが気になって追っていました。

そして

 ご覧の有様ですよ…

 だいたいいい加減に生きてきているのでそこまで語れることはないですが今は主に電撃とMFとGAとファンタジアとスニーカーの手のひらでころころですよ。

 あと星海社。ラノベに分類できるか意見が別れるところかもしれないがなにげに星海社ノベルズ増えてる。大日本サムライガールがその発端。真なる右翼のひまりちゃんがアイドル活動のフリして政治結社を立ち上げのし上がっていくストーリー。本筋も面白いんですが漂う作者の大物感のほうが気になるところもある。何者なんだ…

 あそこは電子書籍出さないので、本棚占有率はなにげに上がってるかもしれないですね…物理的な意味で。

 
 
 
 なんかもうおっさんになると時間の感覚が大雑把になりすぎてて10年くらい同じシリーズを読んでる気がするものですからいろいろ新しい作品をみつけていきたいと思いつつも時間が有限すぎてほんとうにつらいですね。

 というか20年くらい前から何も変わってないような気がするんですがどういうことなのでしょうか。

 ラノベはもはやメインターゲットがおっさんという話も実に頷ける。

 
 
 ええと、まあ、なんていうか、強く生きていこう。

はてなブログ5周年キャンペーンお題「はてなブロガーに5つの質問」に答えてみた!

 はてブももう5周年らしいですよ…なんかずっと前からあるような気持ちと、まだ5年だったのかという気持ちと。

 そういうわけでキャンペーンをしているようなので折角だから乗ってみたいと思います。本ブログはまだ開設して1年にも満たないですがw

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

blog.hatena.ne.jp

1.はてなブログを始めたきっかけは何ですか?

 自分の読書記録と、本の紹介を兼ねたものを作りたいと思っていたときにどうしようかなと考えていたときに、たまに目にするブログがよくはてなブログを使われていたのでちょっと使ってみるかなあという感じでスタート。

 はてなという会社自体、はてなダイアリーなどの頃から技術者よりな感じもしていて好印象だったこともありました。

2.ブログ名の由来を教えて!

 名は体を表す。

 順調に増えたり減ったりしておりますこの…山を…崩していくことこそ命題であり…

 BOOK☆WALKERのキャンペーンに踊らされる人生を送っています。

3.自分のブログで一番オススメの記事

 一番オススメしたいのはこれですね。

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 うちは感想紹介サイトなので、この時点でざーっとまとめた総決算。

 こういうまとめ系の記事はよく見るんですが実際やってみるとえらい時間かかった…みんなすごいわ…

 単純計算で1作品平均10分として111冊=1110分=18時間半、ですからね…

 
 
 しかし時間はかかりましたが自分の振り返り的にもこれはやってよかったと思いますしA君の続きはよ。

4.はてなブログを書いていて良かったこと・気づいたこと

 自分がどれだけ本を読んでるか、どれだけ積んでるかが可視化されてしまったことが良くもあり悪くもあり…

 ここは河原か…河原なのか…

 たまにコメントなどももらえるので、そういうのは新鮮ですね。(だいだいおっぱいですが仕方ない

 普段は本の感想を言い合うこととかないし、また僕自身あまり物覚えが良くなくて外部記憶をグーグル先生に頼っているような有様なので面と向かってだとあんまりぽんぽん固有名詞などが出てこない。だからブログという形で記録していくのはなかなかためになる。

 こういう記録を付ける前は、読み終わった後にもやっと消化不良なところがちょっとあったのですが、ここに書いて一区切り、という感じになるので次の本もよりおいしくいただけるようになったと感じてます。

 
 
 あと、感想書いた本がポチられたときとか地味にうれしいです。そうそうそれ面白いから読んでみーみたいな。

5.はてなブログに一言

 5周年おめでとうございます&ありがとうございます!

 これからも堅実にサービスを続けていってほしいと思っています。応援しています!

http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary