つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

映画「秘密 THE TOP SECRET」感想 死者の脳に隠された「秘密」に、警察庁特別機関「第九」が挑むサスペンス!

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 死者の脳にアクセスし、その記憶を映像として掘り起こす…科学的にもモラル的にもギリギリな装置を使い、殺人犯と対峙していくサスペンス。

「第九」での事件捜査

 警察庁の特別機関「第九」は、MRI捜査という手法で、死んだ人間の脳から生前に「見ていたもの」を映像として引き出し、それをもって犯罪捜査に役立てています。

 正確には科学警察研究所法医第九研究室であり、捜査の証拠を科学的に鑑定したりするところです。だからこのMRIも、DNA鑑定などと同じようなポジションでもある。(そしてまだ正式に証拠として採用されていない)

 この部署に配属された新人の青木が初任務として、露口一家惨殺事件で死刑執行された犯人の脳をMRI捜査して、事件で行方不明となっていた長女・露口絹子の行方をつきとめる…というはずだったのだが事態は思わぬ方向へ向かっていき。

 室長である薪と因縁のあった連続殺人犯、貝沼清孝の影も絡んできてますます謎が深まっていきます。

死者の脳を覗き見る機械

 脳に特殊なナノマシンを注入、それによって活性化させ、当人が「見たもの」を映像として抽出するMRI捜査。

 覚えていなくても脳には「記録」されているため、過去5年程度に遡り映像を拾うことができるという、特に殺人事件において画期的すぎる手法。

 なんせ犯人の顔が映ってるわけですからね…確定じゃないですか…

 この発想、だいぶ震えますが…証拠として採用されないことにも理由があって、この装置は「脳が記録しているもの」が映像として出てきます。

 それがどういうことなのか、というと、幻覚や強いイメージなど、事実ではないものも映像として抽出されてしまう。

 相手の顔が悪魔に見えたり、見えるはずのないものが映ったり…といったことは割とよくあるという、「事実」を記録した映像ではなく「真実」のイメージが残されているわけですね。

 またこの「映像化」を行う際には捜査員の脳にその情報を投影しないといけないようで、つまり誰かの脳を生体コンピューター代わりにしてデコードしているという感じなのかなあ。

 それによって他人の脳内イメージを追体験する、しかも多くは異常犯罪、殺人の被害者だったりするわけで発狂しないはずがない…

 こういった精神負担についても当然問題視されており、事実、薪が捜査を行った貝沼清孝による28人連続殺人事件。貝沼の脳をMRIスキャンした5人の捜査員は3名が自殺、1名が精神病棟送りになっています。最後の一人である薪もその影響でか、発作で倒れるなどを繰り返している。

 しかし大部分において有用であることは間違いないので、「第九」を正式機関に昇格させるという動きはあり、そのための試金石が露口一家惨殺事件で発見されなかった遺体捜索でした。

にじみ出る人の邪悪さと異常さ

 そしてこの露口一家惨殺事件の犯人として処刑された露口浩一の脳内映像を見て発覚した事実から、事件は急展開を見せていくことになります。

 メインになるのは「第九」メンバーと殺人犯のやりとりに加えて、過去の亡霊といわんばかりにその影をみせてくるシリアルキラー、貝沼清孝。

 ただこのあたりは正直ちょっとちぐはくした感じを受けていたのですが、原作を見るともともと露口一家惨殺事件と貝沼清孝は別の話だったようで、それをまとめて一本にしてしまった故なのかなあという感じでもある。貝沼は映画版のほうが不気味さ異常さ強かったですね。

 あと「第九」が科警研の管轄なので、事件捜査をするために協力を要請した眞鍋という刑事がいるんですがこいつが公式サイトで熱血刑事とか紹介されてるのは全く納得がいかない。
ただのDQNなクズ刑事じゃねーか。昭和のクソ刑事のクソ部分を煮詰めたようなものでしかなかったんでさっさと取り調べ可視化してください。
「最先端のMRI捜査」との対比として、アナログ的なものも出したかったんでしょうかね…

公式サイト

himitsu-movie.jp

映画情報

eiga.com

原作など

 完結している本編と、スピンオフとして薪室長の過去話があるみたい。

今だと1~2巻期間限定無料、3~4巻半額とやっているようなので、興味がある方はまずは是非1~2巻だけでも。

 貝沼事件と露口一家惨殺事件も2巻までに収録されていますから、映画を見た方も読んでみることおすすめです。

殺し屋組織vs女子高生のギリギリ(アウト)なアンダーグラウンドバトル! 「レッする! ジ・アンダーグラウンド」全4巻感想

レッする!ジ・アンダーグラウンド4 (ヴァルキリーコミックス)

 ※画像はGoogle先生に怒られないように選んでみました

パンツの中身を確認せよ。

 羽桜ケンジが組織から受けた命令は「東雲ミキを殺してパンツの中身の確認せよ」。

 うん。ちょっと何言ってるかわかりませんね。リョナかな?

 みたいなもう出だしからキル・タイム・コミュニケーション!みたいな感想抱きそうになりました(ちなみにこれには劇中での理由付けはありました、一応)この作品。

(「レッする! ジ・アンダーグラウンド」より)

 しかしその実、東雲ミキのほうも黙って殺られるようなタマではなく、格闘バトルとチラというかモロというかの嵐が吹き荒れる実にヴァルキリー。

 最初の一巻目はほんとアウトだと思ったというかそこは! なんとかピンチに出てこいよ! 羽桜おまえ! って思うところもありましたけどだんだんとバトル成分増えていってケンジも主人公らしい活躍をしていくようになったので…いいのかなあ…?

結構ガチなバトル成分

 そしてバトルがガチなのもヴァルキリー。  

(「レッする! ジ・アンダーグラウンド」より)

ヒロインのやっていい殴り方ではない…(震え声

 バトル部分はなかなか容赦なく血しぶき飛んだり叩きつけられたり咬まれたり

 2巻の学園祭のところとかはだいぶ派手で、謎の古代の秘宝、ムエイの力が発揮されはじめているところも相まって好きなところ。

 ミキの能力的には直接バトルに向いていないけど、上手く使えばだいぶ有利になるという絡め手気味なところから、さらにそれがケンジの力と合わさるとまた強い、というのも王道ですね。

 しかし、ケンジよりミキのほうが酷い目に遭ってる気がします…物理的な意味で。

そして

 俺達の闘いはこれからだ!

 折角妹も増えたというのに…四巻は短かった…
レンとかニアとかはMOTTO DEBANな逸材だったのに不憫ではある。しかしリネン室が最大の見せ場でもある。うむ。



 読み返してみると実はバトルがメインで展開も早く、あっという間な感じもしました。

 続きが、というかいろいろキャラが出てきたところで! みたいなところでもあったので残念ではあるのですが、完結済みなのである意味安心して手に取れます。

 バトル描写の迫力やそれと普段のギャップもなかなか良い味だしていて楽しい作品ですので、もし興味を引かれたら、まずは1巻だけでも。

 (本記事を書いた時点では) Kindle unlimited対象なので登録している方は是非。

「ぐらんぶる」6巻感想 義理と人情の仁義なき女子大学園祭編

ぐらんぶる(6) (アフタヌーンコミックス)

 女子大。学園祭。とは。

仁義なき争い

 たまに忘れそうになるけどケバ子ちゃんと梓さんは伊織たちとは別の大学(青海女子大)なのですよね。

 そこで執り行われる学園祭。

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(「ぐらんぶる」6巻より)

 絶対に負けられない戦いが始まる…!

 チケットの争奪から地獄、始まってみても地獄、この世に神はいないのかというテンションでお届けする女子大の学園祭。

 女子大学園祭といってもいつもの伊織たちではあるけど。先輩方の出番はあんまりなかったな。というかなかったな。

 しかし、いろいろすったもんだありながらも最後はやっぱりバカやなあこいつら。ってほっこりできるのほんとすき。ほんとに。神はいるのかもしれない。

 耕平に対する伊織らの態度はある意味対等だと思っているからで、そういうのはそういうのでいいですよね。

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(「ぐらんぶる」6巻より)

まあガチなんだけど。

女 子 会

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(「ぐらんぶる」6巻より)

 こういうのでいいんだよ、こういうので…

 女三人寄れば姦しいといいまして…このきゃっきゃうふふした女子力の高さ…世界に向けて叫びたいですね…

 もともとこのマンガの肌色率は異常なのですが全然女子力上がってなかったやつなのでたまにあるこういうのが癒やし。ダイビングサークルマンガなのにおかしい。ダイビングサークルなのに。

 しかしこの構図も実のところだいぶヤバイのではあって板子一枚下は地獄みたいなところでもあるよね。ダイビングだけに。

ヤ バ い

 巻を追うごとに揺るぎない家族愛が明らかになっていく奈々華さん。

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(「ぐらんぶる」6巻より)

 家族愛が…重い…!

 ゆる☆ふわっとしたおねえさんはヤバいというのはよくわかるんだね…(震え声

 だがそれがいい…千紗つよくいきてって応援したくな

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(「ぐらんぶる」6巻より)

 ヒロインのしていいジェスチャーじゃない。

 つよいからきっと大丈夫だった。(そもそも本人気づいてないけど




 このかわいさと紙一重の何かがたまにあふれる芸風がたまらない女性陣なのですがそこに伊織のが参戦!

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(「ぐらんぶる」6巻より)

 兄への家族愛にあふれるかわいい妹さんですね…

 

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(「ぐらんぶる」6巻より)

 管理人はケバ子を応援しています。

 そういえば…とうとうダイビングしなかった…

「ものの歩」4巻感想 師匠と弟子の熱い関係

ものの歩 4 (ジャンプコミックス)

 4巻でとうとうあの師匠、小鳥遊阿門が!

 気っ風のいいおっさんです。

 

それぞれの決着

 その前に前巻から続いている、高校生将棋大会の決着がここに。

 蒼馬にリベンジを挑む竜胆、信歩の前に立ちふさがらんとする仙國。一方は因縁の対決ですが、もう一方は…諦めたものと諦めていないもの、といえばいいのか…

 

 蒼馬・竜胆戦はそのわだかまりに対する決着としてのいい話でしたが、仙國・信歩戦はそのあふれる気持ちがまたつらい。

 人の足を引っ張る典型な感じでもあるんですが、でもなあ、やっぱり自分が「あいつらは自分と違う天才だから」って理由付けて諦めたものに、どうみても普通の凡人が挑戦したいですとか言ってたらそらいろいろ思うところあるわな…

 

 逆に信歩の才能って、そのへんの空気読まなさというか、「そうですね! でもやります!」みたいな天然っぷりというか。ある意味全てを受け入れて、勝ちは勝ち、負けは負けで区切りを付けられる切り替えの速さなんじゃないかって思うところもあります。

 将棋は考えるゲームなのに、考えこむ人には向いていないのかもしれない…なんて難儀な…

 

マフィア師匠の登場

 そしてまた書類間違いで信歩が行き着き門戸を叩くことになるのが小鳥遊阿門一派。元真剣師 (賭け将棋をしている棋士)という異彩のプロ。893というよりマフィア。

 その実はイカしたおっさんであってそれが信歩の天然っぷりと組み合わさるとどうなるんこれという感想しか出てこないですね。

 

 奔放で情に厚いイカした年上というのはやはり熱い。どっかおかしい気もするけどそれはそれでまた良し。

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(「ものの歩」4巻より)

 

今回のみなとさん

 番外編である。

 

 大会から弟子入りとみなとさんの入り込む余地があまりなかったからか番外編である。

 間違いなくGoogle先生におこられてしまうので自重するしかないがこう、神様はがんばってラブでコメっていくように努力しているんだけどこの二人だとどう頑張ってもコメなほうにしか振られないような空気感。みなとさんが常にクール&無頓着なうえに信歩が天然すぎる。だがそれがいい。

 

 スク水の裾を引っ張るあたりが生活感ですね。ありがとうございます。

 

 

「Fate / Apocrypha」5巻感想 英霊たちの信念の物語、ここに終幕

Fate/Apocrypha vol.5「邪竜と聖女」【書籍】

 とうとう完結を迎えた聖杯大戦、その最終巻…

 エピローグまで読み終えた感想としてひと言でいうと、幻想ファンタジーロマンだなあ…

※ここから先にはネタバレがあります。Fateシリーズはその話の展開、構成すべてに驚きと仕掛けが込められているようなもので、どうあっても感想というとネタバレになってしまうところがあるかもしれません。(おいしいところはなるべく残しておきたいとは思っていますが) 未読の方、ネタバレが気になる方はここで引き返し、迷わず本作を手に取ることおすすめします。

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「バビロン2 -死-」感想 絶望しか見えない…

バビロン 2 ―死― (講談社タイガ)

 最後まで読んだら「おお…おお…」って嘆きの声しか出ない…

 

生きるという権利

 様々な社会システムの実験特区として用意された「新域」において、その域長となった齋開花。その彼が、「新域」の仕組みを利用して「自殺法」を制定するという暴挙に出る。正崎たちはその暴走を止めるべく手を尽くしていくのが今巻の主な展開ーーではあるのだけど。

 

 なんとか齋を確保、有罪に「するために」奮闘しているそれは、逆説的に「自殺法は悪いことなのか?」ということをあぶり出すようなものになっていってしまっているところが、なんともいえない気持ちになっていく。

 個人的な常識としても、「自殺」は悪いこと、やってはいけないこと、それを推し進めるというのはモラルに反するというのはもちろんありますが、齋が提示しているのは「自殺という選択肢、生きるという権利を放棄する行為を認める」ということなのですよね。

 概念的には安楽死、尊厳死の一歩先、という位置づけになっています。

 

 そう問われると…僕個人がそれを行使するかはさておき、選択肢としてあることは別にいいんじゃなかな…という気持ちにもなるのですよね。

 システムとしての、話だけをするなら。

「曲世愛」という女

 そしてもう一人のキーパーソン、曲世愛。

 地検特捜部検事の正崎と、検察事務官として新しく配属された瀬黒陽麻は、齋と動じに曲世も追っていくことになります。

 

 齋については新域で好き勝手されていることを止めるため、なんとか罪に問えないか、場所を特定し確保できないかという詰め方をしていっているのですが、曲世についてはなんというか…そもそもなんともいえない。

 正崎はこの女を野放しにはできないと考えてはいるけれども、それを主題に上げるまでの説明ができるわけでもなく。

 「関わった男を虜にして、死に追いやる女」なんてオカルトでしかないですからね…

 

 それでも捜査の隅で情報をあつめつつ追っていくわけですが、やはり得体の知れない不気味さだけが残っていくような感触でしかなく。

そして

 「システム」としてだけなら、まあ…「自殺法」も納得できるんじゃないのというようには思いました。

 けれどそこにこのオカルト成分が加わると…恐ろしいほどおぞましいものに変わっていく…

 

 嘘をつくときには99%の真実の中にといいますが、ラストまで正崎たちはずっと「現実的な」常識の中で齋を追い詰めるために奮闘していたのですよね。たとえ非合法な手段があったとしても、それは「非合法」であって「常識の埒外」ではないわけですよ。

 「警察大変だなあ」とか「黒瀬さんだんだんデレてきてるのかなぁ」とかいう小波感ある感想から、「他に手は…いや法解釈的には」みたいなネット軍師的な楽しみ方まであるのもそれが常識の中でのことであって。

 

 だからこそ、曲世という女のおぞましさに圧倒される。もう最後のほう「ア"…ア"…ア"…」って声しかでない…

 それまで構築していた99%常識的なサスペンスに投げ込まれた1%のオカルト。冷静に考えるとあり得ないことなんだけど、一手でリバーシの白が黒にあらかたひっくり返されるような、絶望に染まるこの感覚。

 

 1巻でもその片鱗見せていたけど…容赦ない…容赦ないで…

 

「100ゴールドショップ 『ウサギ屋』」2巻感想 ゴスでロリで美少女でヤバいエルフ娘がやってきた!

100ゴールドショップ『ウサギ屋』2<100ゴールドショップ『ウサギ屋』> (ファミ通文庫)

 シスターもいいけどエルフもね!

 

今回のお話は

 エルフ娘の襲来から全体的にはバトル成分多めな感じでお届けされる異世界100ゴールドショップ日常物語。商売ものというよりもう完全に錬金系である。(しかしある意味商人としてもチートだよなあ…)

 まったりわたわたした日常掌編から水着まで、幅広く取りそろえられています。やったぜ!

 

 最初は短編よりも短い、掌編を集めた感じのものからスタートですがさりげなく進展していたりしなかったりしてなんというか爆発案件。

 まあ意外と早い展開、というかまさかの早すぎるんじゃないのって気持ちもなくもないですけどさっさとしないといかんところもあるしな。ああいう立ち位置のキャラは爆発とか言われているうちにな。取り返しがつかなくなって悲しみに包まれないうちにな…

 

 それはそれとして。

襲来! エルフ娘!

 ものすごいいきおいでウサギ屋に登場し引っかき回していくレジニーさんの登場だ! 種族はエルフで職業は亡霊魔術師(ネクロマンサー)! 嫌な予感しかしないぞ!

 

 …いや、まあ、その魔力で亡霊魔術師はまあいいんですけど育っちゃわないエルフでなかなかアウトな絵面でもありますな…だがアスティアとティナへのアタックはもっとやっていい。もっとやっていい。

 

 しかしその実力は折り紙付、カンスト目前のレベル482。そんな彼女がわざわざやってくるということは何も起こらないはずがない…(実際のところはふらっと来たみたいな感じだったけど

 宮兎はカンストしてからこっち、軽く引退して100ゴールドショップなんて営んでみてたりするわけですけど、世間のしがらみというのはなかなかそうも行かないもんだなあと言う感じがあったりする話もあったりして。

夏だ! 水着だ! お祭りだ!

 いやっほう!

 というこれはもうカラー口絵からしわかってるやつなのでわかってる。うん。

 このなんていうか相応にちんまかわいいのもまたポイント高いですね…ええ…

 

 そしてまた現る謎の闖入者。宮兎は着実にアルムント家にロックオンされつつあるな。

 お祭りもさりげなくティナとのポイント高いし。くぅ…

 

 バトル成分的にも後半につれて多めになっていって終盤だいぶ大変なことになっていきますね。レイニーゴーストたちが地味に活躍してるの癒やし。

 平和な100ゴールドショップ生活の裏で、何か厄介なことが進んでいそうな予感がひしひしと伝わってくるところもあって、これからどうなるのかというのはあります。

 100ゴールドショップは俺の癒やし枠なので、平和な日常がどたばた続いてくれるといいですね。