つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

ブログテーマを「Naked」に変えてみたときに行ったこと

 ブログテーマを「Naked」というテーマに変更してみました。

www.yukihy.com

 シンプルな感じのテーマです。

 

 モバイルのほうの対応でレスポンシブにしたいなあと思い、いっそテーマごと変えてみようかと思ってやってみた感じ。

はてなブログの「目次」に対応するデザインや、「ヨメレバ」のデザインが標準で入っていたりして、CSSコードが減ったのが少し嬉しい。

 

 こちらのテーマについては

theme-naked.hatenablog.jp

のブログのほうでもいろいろと紹介されているようです。

 

 

テーマを適用する

 「デザイン > テーマストア」より探して適用。

適用するときにデザインCSS、背景画像がリセットされるようなので注意が必要です。

CSSはどっかにコピーしていないとつらいことになる。

 

 その後、デザインをスマフォやタブレットと共通にしたかったので、「デザイン > スマートフォン > 詳細設定 > レスポンシブデザイン」をチェック。

 

 デザインCSSが消えてしまっているので、必要なぶんを戻します。

 うちだとMilliad用やシェアボタン用のCSS、ページトップへ戻るボタンを控えていたところから戻しました。

 

AdSenceを調整する

 今のうちのAdSenseは、記事ページのみ、記事上に1つ、記事下に2つという振り分けになっています。

 

 記事上のバナーみたいなものはレスポンシブでやっているので、そのままでも大丈夫そう。

 

 記事下の2つ出しているものは、Googleのガイドラインにある、スマートフォンでは同じページに2つ広告を貼ってはいけないというのに抵触しますので、スマートフォンのときは1つしか出ないようにします。

 

 これもこちらの「その他のカスタマイズ」にあるスクリプトを適用して、レクタングル(中)の広告を2枚用意すればOK。

theme-naked.hatenablog.jp

 「デザイン > カスタマイズ > 記事 > 記事下」にコードを入れます。

 

 これで、680px以下のブラウザ表示の場合には、右側の広告が見えなくなります。

 ただし判定として、スマートフォンかどうかではなく、端末の画面サイズ(ブラウザの幅)で取っているので、このあたりのパラメータは将来的に変更する必要があるかもしれませんね。

 あと僕はセンタリング大好きおじさんなので配置をcenterにしました。

 

「ヨメレバ」のボタンを変更

theme-naked.hatenablog.jp

 「ヨメレバ」「カエレバ」「アプリーチ」の3つについては、デフォルトで用意されているようです。

 私はこのデザインでOKだったので、今までのCSSデザインを削除。

 

 ただ、デフォルトの定義では7netやe-hon、紀伊國屋などが入っていなかったし、そも勝手に追加してるBOOK☆WALKERとかもあるので、次のような定義を「デザイン > カスタマイズ > デザインCSS」に追加。

/** ヨメレバ */
.shoplinkseven a{color:#ff0000 !important;border: 1px solid #ff0000;}
.shoplinkehon a{color:#ffd700 !important;border: 1px solid #ffd700;}
.shoplinkkino a{color:#0000cd !important;border: 1px solid #0000cd;}
.shoplinkbookwalker a{color:#ffa500 !important;border: 1px solid #ffa500;}

 colorが文字色、solidが枠の色になります。色などはお好みで。colorのほうの!importantは外すと適用されないようなので、つけておくこと。

対応するクラスはヨメレバのブログパーツを作ったときに書いてあるやつです。

 

 まあこれで、こんな感じに。

f:id:kagerou_ts:20160618155441p:plain

 以前はここを前方一致でデフォルト適用していたのですが、追加するCSSがボタンひとつあたり1行くらいであれば、ばらばらに書いたほうが応用が利くかなと思って今回はコピペです。

 

フッターにコピーライトをいれる

 ヘッダとフッタはウチでも消していたので、コピーライトだけは入れておいてみました。

theme-naked.hatenablog.jp

 にあるようにフッタに追加しただけ。

 

カテゴリ表示スクリプトの修正

 自作のスクリプトの修正です。そのままだと表示がおかしくなってしまったので、Nakedに合わせて修正しました。

詳細はこちら。

tsundoku-diary.scriptlife.jp

 

番外編:作業中の小技

 このあたりはテーマ変更作業中の小技的なもの。

 

テスト用のブログで試す

 変更後にまとまった内容を適用することは結構すんなりでしたけど、最初の変更中はだいぶ試行錯誤していました。

 そういった作業をしてみるために、テスト用のブログを用意して行っていました。

 

 はてなブログは無料でも3枠、Proだと10枠ありますので、そのうち一つをこういったテスト用に使ってみるといいと思います。

 

タブレットはモバイルはデベロッパーツールで仮確認する

 今回レスポンシブにしたため、PC/タブレット/スマホでひとつのデザインを表示するようになりました。

もちろん最後は実機確認が必要ですが、毎回実機を用意する手間を省くために、Chromeのデベロッパーツールが使えます。

 

 メニューの「その他のツール > デベロッパーツール」を開くと、右にHTMLやCSSの構成などが表示されます。

このタブの左上にあるf:id:kagerou_ts:20160618160752p:plainのアイコン、または「Ctrl+Shift+M」を押してみると、ブログの表示が変わると思います。

ここで上部にあるプルダウンメニュー

f:id:kagerou_ts:20160618161050p:plain

から端末を選ぶと、そのサイズで表示してくれるようになるのです。

 

 デフォルトでiPhoneやiPad、GalaxyやNexusなんかが登録されていますし、ないときは「Edit」から追加できます。

さらに右端の回転アイコンで端末の回転も再現してくれます。

(回転した後にF5でリロードしないと、レイアウトが崩れてしまっているかもしれません)

 

 デベロッパーツールは他にもどの要素にどのCSSが適用されているか見ることが出来るので、いろいろ助かります。

 

 

AdSenseの新しい広告「ページ単位の広告」を設置してみた

 Googleさんから新しい広告モジュールのお知らせが来ていたの、気になっていたんですがそのままにしていたので設置してみました。

 AdSenseには1ページあたり3つまでという制限があるのですが、このページ広告はそのカウント外ということなので、既存のページ構成に手を入れることなく設置できます。

 善し悪しはまだわかりません。設置は超簡単でした。

 

設置方法

 AdSenseの「広告の設定 > ページ単位の広告」より、「アンカー広告」と「モバイル全画面広告」のステータスをオンにします。

f:id:kagerou_ts:20160618172029p:plain

配信はここで制御しているようで、嫌になったらこれをオフにすれば全て止まるみたい。

 

 次に、その下の「コードを取得」で表示されたコードを、はてなブログの「設定 > 詳細設定 > 検索エンジン最適化 > headに要素を追加」に貼ります。

 

 これで設置はおしまいです。

 

 確認するには、スマフォ(またはデベロッパーツールなど)でサイトにアクセスして末尾に「#googleads」と付けると、テスト用の画面が上に出ます。

f:id:kagerou_ts:20160618171810p:plain

 「ANCHORS」のほうで記事下バナー広告が、「VIGNETTES」のほうで全画面広告が確認できます。

 VIGNETTESを選ぶと全画面広告の発生するリンクが紫の線で囲われるので、そのリンクをタップすると広告の確認ができます。

 これ最初意味わからなかったんですが全画面広告の挙動として後出しなので、リンクで移動するときに発生するということなのですよね。

 

 また、これを確認しているとき、

This page cannot display anchor ads for the following reason(s):

  • Page-Level ad format disabled in AdSense Front End.

というエラーが発生していましたが、30分~1時間くらいしたら消えていました。

内容からして、ページ広告を有効にした直後で情報が反映されていなかったのかなと思います。

 

 それからPCのブラウザでそのまま#googleadsを確認しようとすると、

This page cannot display anchor ads for the following reason(s):

  • The viewport is not between 320 and 420 pixels wide.
  • The device is not in portrait mode.
  • The current browser is not supported.

となり動作しませんでした。スマフォかデベロッパーツールなど、画面サイズを合わせてやる必要がやはりある。

 

この広告タイプについての個人的見解

 既存の、ページ全体に出る広告とページ下についてくるバナー広告は僕の中で二大悪逆広告です。

悪逆とは人道に外れたひどい悪事、悪行のことを言います。

 

 全画面広告についてはちょっと言い過ぎかもしれませんけどバナーについては慈悲はない。あのスクロールの邪魔をするようにくっついてきて画面全体をもっさりさせた挙げ句の誤クリック害悪でしかなく、広告ブロックの導入を加速させるものでしょう。初期のまだスペックも低いスマフォでどれだけあいつらが邪魔だったか。

(ただしバナー広告の中でも、動作の邪魔にならず上や下にいるだけのやつには、特に憎しみを覚えていません。無料アプリなんかに多いやつとかですね)

 

 僕はスタンスとして、ユーザーの邪魔になりすぎなければ広告は良しだと思っている派です。逆にいうとユーザーの邪魔をして誤クリックを狙ってくる奴は滅びてもよい。

 

 ではなぜこのGoogle先生の広告を試してみる気になったのか。最初にこのお知らせを見たときには深い悲しみと失望を覚えました。ですがあのGoogle先生が「ユーザーのニーズに基づいて設計した」と、「ユーザーにとって利便性が高い場合に表示する」と言うのであれば、試してみる価値はあるのではないか…

 

 

 結論として、以下の点が改善されていたので導入してみようと思いました。

 

・スクロールの邪魔にならない

 これが全てとも言えます。カクつくことも妙なところで追いかけてくることもなく、ページの下におとなしく堂々と鎮座している。Nexus5のChromeで確認した限りではストレスは特に感じませんでした。

 

・ページを見る前ではなく、見た後で表示される全画面広告

 全画面広告はまあ普通に入れてもいいかと思っていたのですがここでも一工夫あり、ページを開いたときではなく、そのページから別のところへリンクで移動したときに出てくるみたい。

 つまり見る前に邪魔をしない、ということですね。検索などで飛んできたときに、最初にここでイラッとすることがなくなるのは大きい。

 

 また、確認用ツールでその広告が発生するリンクを見ていて気づいたのですが、どうも内部リンクで発生しているようなのですね。別のサイトへ行く場合には発生していない。

つまり、このサイトの他の記事も見る場合にはちょっと広告も出るよ、ということであり、ユーザーとしてはだいぶ溜飲が下がります。

 サイト管理者から見ても、サイトの離脱率を下げるようにコンテンツを揃えていくことが収益に繋がります。

 

 

 上記二点が改善されていたことにより、これなら導入してみてもよいかなと思って試してみました。

この広告自体がまだβ版であることもあり、様子見しつつという感じでやってみます。