「有害都市」 リアルにあったかもしれない未来予想図、或いは私が恐れていたこと

(「有害都市」上巻より) 表現規制が強化され、国の「有識者会議」で有害図書が決められるようになった近未来。というか2019年の日本が舞台。 漫画家の日比野幹雄は「人の屍肉を食べる衝動が抑えられない病気が蔓延した現代のパニックホラー」ものの漫画を描いたことでその表現規制の網にかかってしまう、という話。 巻数は…