つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

奴隷オークションを潰せ!(物理)「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」2巻【#漫画感想】

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最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか2 (レジーナCOMICS)

 ゴドウィンを成敗するため彼の主催する奴隷オークションに潜入する鉄拳令嬢スカーレット血風録第2巻。今回も期待を裏切らない血と拳の舞踏会が巻き起こります。踊るように悪徳貴族を殴り飛ばしていくスカーレット嬢の活躍を見ていると、 武闘と舞踏がとても近しいものだ とすんなり納得できますね。

 ただ今巻、いくつかスカーレットのときめきポイントもあってああよかったレジーナコミックスだ って再確認できました。腹黒王子ジュリアスと直情鉄拳制裁スカーレット嬢はやりとり見てても相性良さそうに思えるんですよ。スカーレットも恋愛感覚が一般からそう大きくずれてるわけでもなさそうですから、結構まんざらじゃない雰囲気なんだよな。ただ第二王子のやらかしがあるし、恋愛感情そのものは凍りついているところもあって…そちらは「氷の薔薇」の名前通りなのかもしれず、ジュリアスが溶かしていけるのかがキーになるのかもしれないですね。ヴァンキッシュ皇子アルフレイムはだめかもしれないが。結構乙女だと思うよスカーレット嬢。

 最後に見どころはパーティドレスでの首相撲膝蹴りです。拳闘マンガとしては正しい。

 そしてラストにテレネッツァ嬢(婚約破棄されたとき王子が選んだ相手、いわゆる乙女ゲーヒロインポジ)のとんでもない正体が出てきてこのシリーズのタグを増やすべきか迷う事態になりました…そういう、そういう変化球か。

 スカーレットは悪役令嬢ポジで解釈は正しかったが、己の拳で道を切り開いてしまったんだなぁ…