ことの始まりはタイトル。剣聖の幼馴染アルフィーネの恋人兼相棒でやってきていたフリック(フィーン)がパートナーを解消して辺境に向かい、そこで魔術師+剣士として活躍していきます。 辺境伯の娘で魔術師のノエリアと一緒にゆるい冒険者ライフを過ごしていく感じ。タイトルストレートすぎ ですけど物語冒頭で別れるので、そういう意味でのストレスはないですね。
3巻では身体強化魔法に特化したマッチョ鍛冶屋ガウェインに師事して、剣士として使い勝手のいい身体強化魔法を習得したりワイバーンを従えたりとまた強くなってくフリック。ただ全体の印象としてはガウェインのおっさんが強烈なキャラしてるから パワーで押し切られてる 感じありますね。運動するときポニテにしてるノエリアかわいい。
一方で、フィーン(フリック)に振られたアルフィーネ側の様子もちょいちょい入るのですが…その落ち込みようとか、変な策略に巻き込まれてたりしてちょっと気の毒になってはきますね。なってきますが 辺境で楽しくやってるフィーンとは会わないほうがお互いのためなんじゃないかな…って余計なことをちらちら考えたりもする。物語の都合上、どこかで鉢合わせるんだろうけど…
しかし、大食いキャラを見ると塩分の心配が脳裏をよぎるようになってしまったあたりに老いを感じる。軽く一食で6g超えるわあれだけ食べるのは無理だわ…みたいな。でも塩が貴重な世界だったとしたら意外と薄味だったりするんだろうか…?