デレマスアニメの要素がぎゅっと詰まっているファンブック+絵コンテ+お疲れ様本。尊い…
アニメを振り返るファンブック
「アイドルマスター シンデレラガールズ」TVアニメシリーズのファンブック+絵コンテ集+スタッフおつかれさま本。キャラクター紹介とかストーリー紹介を見ていくと、ああこういうこともあったなあ…という懐かしさがあふれる。
ファンブックはおおまかにキャラクター紹介+声優さんインタビュー、ストーリー紹介+高雄監督インタビュー、メインスタッフインタビュー、そしてポスターなどのアートワークス。
絵コンテ集はそのままいくつかのシーンの絵コンテが掲載されたもの、おつかれ様本はスタッフさんのイラスト+コメント集です。
それがぎゅっと詰まって纏められているこの本、自立します。
いろいろなところで話題になっていましたが。(測ってないけど)2キロというのもあながち間違いじゃない気がする。このボリュームである。
トップのAmazonリンクで引用している画像は、実はケースの表、背表紙、裏でもあって、ちょうどしぶりんが背表紙になっているんですが、逆にいうとキャラクター1人が背表紙に収まるくらいの厚さである。
それでいて…まだまだ足りないんじゃないかという感じすらあって、どれだけの密度で作られていたんだこのアニメは…
キャラクター紹介だけで半分近くページを使っていて、シンデレラプロジェクトの面々+武内Pは声優さんインタビューもあるんだけど他のメンバーは結構駆け足。でも50人以上居るんだね。
おねえちゃんとか2ndで準プロジェクトメンバーみたいになっていた面々とかProject Kroneとかももっとページ割いてもいいんじゃないか、というか全員もっとページ割いてもいいんじゃないかみたいなふうに思えるんですけどこの時点で100ページオーバー。
そしてストーリー紹介とかアートワークスとかも乗ってくるわけで圧倒ですね…
ストーリーはTV25話+BD9巻の26話まで。思い出されますね。いろいろと。
武内P (プロデューサーの名前は劇中では出てこないのですが、アイマスでは慣例として演じている声優さんの名字で呼んでいます)とシンデレラプロジェクトのメンバーが一つのチームとしてまとまっていく1話~13話の1st SEASON。サマーフェス後に美城常務来襲で様々な転機が訪れ、シンデレラプロジェクトの面々もそれぞれの進む道に向き合っていく14話~25話の2nd SEASON。シン選組の26話。
前半の、まだバラバラだったみんながユニットを組みつつまとまっていく流れもすごくよかったのですが、その後に続く2ndでそれを崩しつつ新しいメンバー、新しい流れを混ぜていくのは本当に見事でした。だからか個人的に印象深いのは後半のエピソードのほうが多いかもしれません。だりなつのロックとか。おねえちゃんのギャルピースとか。
ファンブックのほうの表紙は、2ndシンデレラプロジェクトの面々の舞台後って感じで、この本ほんとにエンディング後だ…という気持ちがさらに深まりますね。
アートワークスは販促用ポスターから劇中の雑誌、ポスター、背景美術などなど。蘭子ちゃんノートとか武内Pが一生懸命翻訳してるメモとかちょっと笑う。
こだわりのスタッフインタビュー
そしてスタッフインタビュー、このアニメシリーズがどれだけの人に綿密に作られていたか、その一端が感じられるように思いました。
アニメの中ではみんな生き生きとしていてほんと自由に、そこにいるかのように思えていたのですが、なんていうかなるほどと…
高雄監督インタビューで「美城常務ももう一つの夢を持った、最後に来たシンデレラ」というというのはほんとにぐっときて、それをもって彼女の行動を思い返すとまたぐっとくる。常務、CPにとっては試練を与える悪い魔女だったかもしれないけど、ProjectKroneは彼女の用意した魔法でもあるのよね…
アナスタシアの上坂さん、あのロシア語が自然に入っている台詞回しはほんとかわいかったですがニュアンスを研究して「同じ「ラ」でもRは巻いてLは巻かない」とかそういったところ気をつけてたりしてたのか…とか。素だと思ってたあの人。
武内Pが赤羽根P(アニマスのプロデューサー役の声優さん)に毎週のように相談してたという一部の人歓喜しそうな情報なんかもありました。
そういった細かい発見もありつつ、声優さん、スタッフの方々のこだわりが見えてすごくアツい。そして絵コンテとかイメージボードとか原画とか見ていると、ああこれ、人の手で作られているんだというのもよくわかる。
このあたりはもうアニメ全般の感想になっちゃって、他のスタッフインタビューとかを読むたびに思っていることでもあるんですが、あれだけそこにいるように、自然に動いているように感じるアニメーションが全て人の作ったものっていうのほんとすごいなと思っています。
ストーリーとか設定とか演技とかもほんとよく見ていくと細かくて…何気なく見ている裏で、これだけの人が関わっているというのがすごいですよね。
スタッフロールとか見ていると、原画、動画まで含めてほんとすごい人の数ですし。
そういった、アニメシンデレラガールズの気持ちがぐっと詰まったコンプリートファンブック、アニメ版のファンのひとはきっと一読する価値があります。
限定ポスター
というところをつらつらと書いていたのですが決定的に買おうと思ったのはこちら!
アニプレックス通販の限定ポスター…尊い…
私のはスマホ撮りでちょっと傾いて映っちゃっているんですが…実際に飾ってあるものはそんなこと気にならないです。
こちらのサイトのソレを見て「よし買おう」というね。ほんと写真撮るの上手いのすごいですよね。
枠(ポスターフレームというらしい)はいくつかお店を回ってみたんですがピンとくるものがなくて、Amazonでこちらのものを購入。
探すときはニトリにそれっぽいものがあったりとか、おもちゃ屋さんのジグソーパズル用のものとかもよさそうだったり、画材店にあるという話も見かけてそうか…と思ったんですがそもそも画材を扱っているところ自体が自分の行動範囲に見つからなかったり。枠の色も金色がよかったけどそういうのは無くて(シルバーはあったから単に品切れだったっぽい感じ)、いろいろ見て回ったのですが結局通販に。
このアルテのポスターフレームは裏の3点を紐で結んで引っかけるタイプで、簡単にうまいこと設置することができました。
そしてフックもついでに購入。小物だけどセットなら送料無料になりますし。
うちは賃貸なんでちょっと迷いました。でも一応、ちょっとのピン穴程度は弁済の対象にはならなかったと思うし、両面テープとかではやっぱり不安だし(むしろそれで壁紙が剥がれるという話もあって)、思い切ってピン。このピンはほんと刺した穴が目立たないのでたぶん大丈夫。最悪、どうせ没収されていく敷金から引かれるだけだしなあとかね。
(※こちらに関しては、補修対象にならないことを私は責任持てませんので、もしやるのでしたら自己責任でお願いします)
そんなこんなで枕元に掛けています。すばらしいです…
購入するのであればANIPLEX+のほうがまだ残っていそうですので、ポスターの話を抜きにしてもこちらのほうがおすすめかもしれません。Amazonはなんかもう、プレミア付いているみたいだし…
アニメを知らない人は、是非そこから。ゲームのほうを知らなくてもおすすめの、アイドルを目指す女の子達の物語です!
バンダイチャンネルは見放題+1話無料に入っているようです。せめて1話だけでも。