つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

ケモナー覆面レスラーが異世界で魔獣ペットショップとは「けものみち」1~6巻【マンガ感想】

けものみち(6) (角川コミックス・エース)

 アニメ化もされていたので名前は聞いたことはあったけどタイトルからまったくよくわからない(絵はかわいい)と思っていたところどうやら異世界召喚ものらしいので読んでみたら覆面レスラーが勇者召喚されて姫様にバックドロップ決めてた。そしてハンターになって引退してペットショップを開いていた。なるほどよくわからない。みたいな異世界召喚ギャグ漫画です。だがそれがいい

 出てくるのも動物大好き覆面レスラー・源蔵をはじめ大食いドラゴンやら残念吸血鬼やらがいろいろやらかすようなやつで完全に残念なほうに振り切ってる。オオカミっ娘のシグレが苦労をしつづけるマンガ。割と頻繁にパンモロしてる気がするが全く嬉しさがない。なんだこれは。(絵柄はかわいい)

 たぶん源蔵がなんというか…動物愛好家っていうか…ケモナーでいいんだろうか…(ケモナーマスクってリングネームだし…)人型よりケモノのもふもふだったりツヤツヤだったりのほうが好きっていうかむしろ人型の部分が邪魔みたいな方向性だからなんかきっとそういうんじゃないみたいな雰囲気になってるんじゃないかと思う。人よりケモノへの愛のほうが深い。あと唐突にプロレス技が決まるのがいけない。たぶん。

 なんかそういうわけでかわいいケモノっ娘も出てくるがケモノとのふれあい(物理)がメインだったりする異世界ペットショップの日常マンガでずっとドタバタしている感じです。

 BOOK☆WALKERだと2020/3/31までまとめ買い10%オフやってます!(私もそれで買った)

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 それからついでにアニメ。Primeで観れるみたいです。

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激闘の三段リーグ!決着!「りゅうおうのおしごと!」12巻【ラノベ感想】

りゅうおうのおしごと! 12 小冊子付き限定版 (GA文庫)

 そうですねほぼ丸ごと姉弟子モードだった11巻を受けての12巻ですが序盤の感想としては頓死しろ。あなたたちね…

 氷のような白雪姫どこいったんやデレッデレでとろっとろやないかい…そら桂香さんもやさぐれるわ。

 他にもあいちゃんの魔性っぷりや天ちゃんの速攻っぷりが発揮されてなんていうかなんかもうかわいすぎる。あいちゃんはやばいよ…「どれだけふらふらしてても最後は自分のところに帰ってくる」みたいにコントロールされてる感がもうある…むしろブコメじゃなかったら早々に勝負が決していた可能性すら見える…

 いつもの調子に戻ってきたともいいますが、局面は着実に進んでもいます。最初に竜王を詰ますのは誰か。みたいな。

 とはいえ銀子は三段リーグの真っ最中だし八一は於鬼頭帝位とのタイトル戦を控えた状況でいくつもの対局が並行して始まり決着していきます。今回はこちらもメインよ。

 三段リーグは鏡洲、銀子、坂梨、創多、辛香で勝ち抜け争いのリーグ戦、最後まで勝者が読めない泥仕合

 また今巻から存在を増してきた辛香がなあ。一見不気味なおっさんだったけれど話が進むにつれ、そのなあ。一念発起したおっさんがリーグ戦で銀子と相対したときどんな気持ちだったのか、意識するにせよしないにせよぐっとくるよ。対局後あらためて辛香のおっさんの言動を見返すと、最初感じていたこととまるっと違った意図が見えて切なくなる。本人そこまで謀ったつもりだったのかはわからんけどね。

 それに鏡洲VS創多も前巻の対局を彷彿とさせる。その展開とか明暗の分かれ方とか。直前に11巻読んでたから特に印象深いよ。鏡洲は気の良い兄ちゃんで、それが彼の在り方なんだろうと思うけど、勝負に挑む様はやっぱり熱い。

 リーグの結果は…総当たりだから不公平ではないけれど、やっぱり組み合わせの妙みたいなところがやっぱりあるのかもしれないとも思いつつ、それが違っていたら違った結果になっていたんだろうかって思いもします。序盤に当たるのと終盤で当たるのとではやっぱりね。

 一方の帝位戦は初戦だからでもあるのかもしれないけど、「人間VSソフト」のテーマに沿ってはいるが割とあっさりしてた感じ。まあ横で、熱さとエモさバリバリの三段リーグ戦真っ最中なわけだから霞んでしまった感は否めない…よくよく考えるとえらいことになってるんだけども。

 人は機械に(スペック的な意味で)勝てない、ってのは受け入れるしかないのかもしれない。が結論になりつつあったところに、それとは別の可能性が示唆されてきているようにも感じるし、あいちゃんの名前や発揮される能力がまた意味深なことになってくるのでは、とも思えます。

 ともあれ三段リーグ完全決着…駆け抜けるような勢いの巻でした。

 本編がクライマックス三段リーグだった反動か小冊子は丸ごと一冊銀子ちゃんみたいになっててなんだこれ…最高…八一は爆ぜろ…

 可能であれば是非こちらの小冊子お勧めしたい!

 またBOOK☆WALKERで購入した場合も特典ショートストーリー付き。こちらは小冊子とは別で、神鍋家のストーリーでした。「2020/2/29 23:59」まで!

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姉弟子無双「りゅうおうのおしごと! 」11巻【ラノベ感想】

りゅうおうのおしごと! 11 (GA文庫)

 ずっと! 姉弟子の! ターン!

 (後からタイトル見て無双ってのは違うかもしらんって思ったけどいいんだよいきおいで! ヒロイン力高まりすぎてたから!)

 前巻から続く衝撃の出だしから八一と銀子のすれ違ってしまった思い出、そして星空の時間から現在に向かい合う勝負の刻。

 この人のラノベ読むたびにその読みやすさ分かりやすさ勢いを殺さずむしろ乗せてくような文章の選び方とセンスにほんとすごいと思う暇無く一気に読んでしまっていますがさらに今巻カットイン挿絵芸まで冴え渡って本当に最高に最高でした。「挿絵も小説の一部」とどこかで言っていたとおりの運び方でぱっと見ロマンティックでドラマチックなシーンなんだけどこれが本文と合わせて時系列に見るとほんとため息しか出ない。この本読んでるとき近所の温泉の休憩室で「雪の華」のオルゴール・メロディが掛かっててめっちゃエモかった。

 このシリーズがロリコンの皮を被った青春小説だってことが本当によくわかります。本当に。

 まるごと一冊ほぼ姉弟。銀子と八一のこれまでの追憶から繋がる一手まで。いままで肩書きや情報としか知らなかったこととかが全部繋がる感じは、もしかしたら中盤からしばらく観戦してたところに最初の一手から追って解説されているようなものかもしれない。「主観によって、見えるものによって見え方が違う」ってのもポイントのひとつかもしれなくて。八一の子どもの頃もそうだし最終局面もそう。途中になんか不穏な一手もあった気がしないでもなかったけど(つい1巻を確認し直した)。でもやっぱり最終局面は熱い。真顔になった天才と白雪姫の殴り合い。今巻の1冊ぶん濃縮されたような勢いと熱さで短いけどここが勝負所で恋する乙女は無敵無双だってはっきり分かんだね。

 そんなストレートに姉弟子が尊すぎてもうだめになっているような11巻だった。もうだめ。

 しかし聞くところによると12巻はさらにスーパー姉弟子タイムらしい…どうなってしまうんだ…(小冊子付き購入済み)

 もう表紙だけで絶対最高ってわかるよね。

 (BOOK☆WALKERでも2020/2/29いっぱいまで小冊子付き販売中です。店頭のものとは違う内容で神鍋家の外伝みたい)

 また今巻のドラマCDはどうみてもロリコンの皮を被ったロリコンのほうだがそれがいい

 実はこっちまだ聞けてなくて11巻も購入したのはずいぶん前だったのに読んだのはつい先日。このシリーズ、ロリコンシュガーをたっぷりまぶしてあるけど本質的にはシブい将棋の話だから精神力がないと読めないところあるんよ。読み始めたら絶対面白いし読みやすいから止まらないのわかってるんだけど。すこし回復したからようやく読めた。次も楽しみです。

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距離が急接近!どころでは!ないような!気がする!「乃木坂明日夏の秘密」3巻!【ラノベ感想】

乃木坂明日夏の秘密(3) (電撃文庫)

 ようやっと三巻目よんだ! もう完全に夫婦だこれ!

 夏休み残り一週間のデートに合唱コンクール箱根一泊旅行箱根一泊旅行。順調にグレードが上がっているうえにご両親への挨拶まで済ませてしまった澤村善人の明日は…もう決まったようなものじゃないの…

 善人は合唱コンクールでもマンガみたいなフォロー入れるしさらっと天然タラシだし箱根一泊逃避行だし完全に好感度MAXの上だよね…「デートだよ、デート♪」って言われて「ん、分かった」みたいなテンションでさらっと了解するのもう熟年じゃん。でも他人から夫婦呼ばわりされると照れてる。この距離感。

 (他作品だが) だいたいこういう顔しつつ転がりながら読んでた。でも好き。

 明日夏はずっと善人にべったり(爆発しろっていう気ももうない)(かわいい)ではあるけど少しずつ交友関係を広げてるところとか、アキバ系の振る舞いに着々となじんでるところとか、基本的に二人の世界なんだけどそこだけでもないところは良いですね。

 それにしても綾瀬裕人、面影が髪型くらいっていうか髪型に残すのも苦労している感じなんだけど…乃木坂家は当主がこうなる呪いでもかかっているの…?

 中身は割とそのままっぽい感じがしてなくもない…春香のほうが「春香さん」って感じになっててむしろ年月を感じるように思いました。いや裕人の見た目には年月しか感じないですけど。やっぱり何かやばいんじゃ乃木坂家当主。

 みたいに前作の彼ら彼女らもだんだん出てきてて懐かしくも楽しい巻でした。

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劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」【映画感想】

miabyss.com

 先週見てきました。第5層を完全映画化。度し難い。

 原作でいえば4巻と5巻。初手から不屈の花園と蟲だから。R-15なのも頷ける(エロくない意味で)。描画的にえぐいシーンもなくもないんだけどそれはたぶん別によくて(よくはない)子どもが見て意味を理解したら絶対歪むって確信できるのがハローアビスだから。映像で絶対泣くしそのあと思い出したようにまた泣く。レグが祈手に囲まれてるときの所業なんか普通に泣く。完全映像化しおって…

 さておきハローアビス、ラストダイブ前の前線基地でボンドルド親子との心温まる交流回ですね。プルシュカがでてくるたびに見ていられなくなります。

 プルシュカの…「一緒に冒険したい」って気持ちの結果がラストに結びつくのはあれほんとあれほんとなんて言ったらいいのさ。悲しい音色だよ。

 ボンドルド卿が心底紳士で怖くないのが逆に怖い。正気で偽りなくプルシュカを慈しんでいるのだろうと思えるのがより伝わってくるからやばい。声と動きを付けたのは本当にやばい。

 (でもすこし考えるのが、たとえばカートリッジの原料が家畜だったとしたら、画期的大発明として探窟家の間で日常的に広まっていたんじゃないかなあって思うんですよ。つまりそういうことです)

 また映像化されたものだからボンドルド卿の非道とか無双さ下限とかが容赦なくリコたちに襲いかかっていくところがもう容赦なく、それでいて紳士然とした上から目線を絶対崩さないから卿は無敵。

 でもレグの動きもどっちが化け物かわからんくらいだったし。プルシュカかわいいし。ナナチはもふもふしてるし。アビスめしは…あれでよかったんだろうか…(刺身を食している日本人って、もしかしてああいった感じに見られてるのかもって思った)

 リコはどうしてああも「生きてる」って感じするんだろう。その場その場を切り抜けていくからか。やっぱり主役だからか。強い印象はないんだけど容赦も躊躇もあんまりしてないところは、ボンドルド卿に「思ったよりもこちら側」と言わせるだけの才能を感じる。

 旅はさらに続いて…先はまだ原作の方でも完結していないけど、また完全映像化されたらえらいことになるだろう…楽しみだけど。

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「<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-12.アイのカタチ」【ラノベ感想】

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-12.アイのカタチ

 12巻目最後まで読みきった感想としては「すげーこういうの大好き! ベタだけど大好き!」

 フィガロとハンニャさんが全部もってく回。

 決闘のことしか頭にないフィガロと文通を完全に勘違いしてるハンニャさんが出会ってしまったらどうなるか、みたいな出だしてどう転ぶのかしら上手くいくならこうかなーどうかなーみたいな生暖かい目線だったけれどそういう細かいことを清々しくぶち抜くようなラストで満足です。

 フィガロもゲーム内では超人で変人だけどひとりのプレイヤーだよね。ハンニャさんトップスピードでぶち切れるのほんとすき。月夜先輩が踏んだり蹴ったりになってる珍しい回でもる。わりと今回は悪くないと思うよあの人…

 またなんか、地道に交流続けてたベヘモット(美少女とそれに抱えられたヤマアラシ)とシュウ(クマ)の見た目ほのぼのしたお出かけとか、お転婆王女エリザベートとツァンロン王子のデート(とそれを見守る一行)とかなんかほのぼのしたやつもいっぱいでした。ただ後者は王族だけに戦争と政治も絡んでいて、やっぱり裏はそんなにほのぼのしてない。

 しかし政治や駆け引きなどこれだけ複雑な社会性を獲得できる「ティアン」はどういうAIしてんだって気持ちにたまになります。国を治めているのはマスター(人間)ではなくティアン(NPC)だもの。(それを管理している管理AIも)

 今巻のレイは脇役っぽい感じだったけどそれもまたよし。フィガロとハンニャさんに幸あれ。

 1月からアニメもやってるからよければそちらも!

 1巻の内容はもうずいぶんと昔に思えるけど、マンガをたまに読み返してるからそんなこともないような気がして不思議な感じ。

 

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あけましておめでとうございます2020

 あけましておめでとうございます!

  新しい年です。今年もよろしくお願いたします。

 …と書き始めてみたはいいものの、なんか去年の記事数みてみると10記事しかなくてしょんぼり。

 1つの記事にまとめてみるような書き方にしてみた影響はあるけど、それもたぶん5月か6月かで止まってる気がするし。FGOの速度についてもたぶんアプリ側で改修入って2018年よりはマシになってるような気がするけど結局そのあたり調査入れてないから更新もしてなくて心残りだった。(ので年の瀬に更新しました)

AndroidでFGOのローディング時間が長すぎてつらい問題は端末買い換えるより他ない【2019/12/31追記あり】 - つんどくダイアリー

 このくらいの、やろうと思えば20〜30分でできるようなことができなかったのかと言われるとつらいのですが忙しいとは心を亡くすと書くのを実感する話でもあるのでそっとしておいてほしい。ほんとになんだろうね。あの何もできなくなるの。

 本とかも読んでないわけじゃなくてむしろ687冊とか過去ないくらい読んでる(ほとんと漫画だったり再読もあったりするけど)のにこの更新度合いなのはなんか本当に忙しいとは心を亡くすと書くでとてもつらい。

 

 そんな反省ばかりしていてもなので、来年は初心に返って気の向くままに書き連ねていきたいと思っています。

 しかし2016年の俺ってよく年間348記事も書いておったな。別のブログも更新してたから1日に1〜2記事くらいは書いてたんだよね確か。あのときは19時くらいには帰宅してたんだっけか。

 新しく読み始めて面白かった漫画とかもいっぱいあったりしているので、そういうのを書き残しておきたいと思って始めたこのブログにそういったことを残していけないのも寂しく思っていますから。

 そう思って2019年スタートの記事振り返ってみると全く同じこと書いてる

 そういうわけで今年の抱負としては、初心に返って短くてもよいから書き残していきたいですね。

 振り返ると去年は読んだ本に比べて記事数が少ないからさみしい。記録として残していきたいと思っていますので、今年もよろしくお願いいたします。

 まるで成長していない…いや退化かな…?

 あのときもなあ…仕事でいろいろあったときだしその後異動した部署も完全にアレだったしもうMPが残ってないんだよなあ…

 みたいな言い訳しつつも、働き方改革の圧力が思った以上につよくてここ半年で労働時間が強制改善されてる感じがあるから今年はもうちょっといろいろできるんじゃないかって思ってます。残業時間の改善ってメリットしかないですね。

 そういう感じで、少しづつ時間の使い方を見直していって、実りある一年にしたいです。

 みなさまにとっても良い一年になりますように。