つんどくダイアリー

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わりと好き勝手書いてるからネタバレてたらごめんね。旧「怒濤の詰ん読解消日記」。積まれてしまったマンガ、ラノベなどを読んで感想を書いています。結果として面白い本の紹介だったりまとめだったりになってる。/端末の表示によると、あと740冊/※本サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ページ内のリンクがアフィリエイトリンクの場合があります。

「<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-12.アイのカタチ」【ラノベ感想】

<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-12.アイのカタチ

 12巻目最後まで読みきった感想としては「すげーこういうの大好き! ベタだけど大好き!」

 フィガロとハンニャさんが全部もってく回。

 決闘のことしか頭にないフィガロと文通を完全に勘違いしてるハンニャさんが出会ってしまったらどうなるか、みたいな出だしてどう転ぶのかしら上手くいくならこうかなーどうかなーみたいな生暖かい目線だったけれどそういう細かいことを清々しくぶち抜くようなラストで満足です。

 フィガロもゲーム内では超人で変人だけどひとりのプレイヤーだよね。ハンニャさんトップスピードでぶち切れるのほんとすき。月夜先輩が踏んだり蹴ったりになってる珍しい回でもる。わりと今回は悪くないと思うよあの人…

 またなんか、地道に交流続けてたベヘモット(美少女とそれに抱えられたヤマアラシ)とシュウ(クマ)の見た目ほのぼのしたお出かけとか、お転婆王女エリザベートとツァンロン王子のデート(とそれを見守る一行)とかなんかほのぼのしたやつもいっぱいでした。ただ後者は王族だけに戦争と政治も絡んでいて、やっぱり裏はそんなにほのぼのしてない。

 しかし政治や駆け引きなどこれだけ複雑な社会性を獲得できる「ティアン」はどういうAIしてんだって気持ちにたまになります。国を治めているのはマスター(人間)ではなくティアン(NPC)だもの。(それを管理している管理AIも)

 今巻のレイは脇役っぽい感じだったけどそれもまたよし。フィガロとハンニャさんに幸あれ。

 1月からアニメもやってるからよければそちらも!

 1巻の内容はもうずいぶんと昔に思えるけど、マンガをたまに読み返してるからそんなこともないような気がして不思議な感じ。

 

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あけましておめでとうございます2020

 あけましておめでとうございます!

  新しい年です。今年もよろしくお願いたします。

 …と書き始めてみたはいいものの、なんか去年の記事数みてみると10記事しかなくてしょんぼり。

 1つの記事にまとめてみるような書き方にしてみた影響はあるけど、それもたぶん5月か6月かで止まってる気がするし。FGOの速度についてもたぶんアプリ側で改修入って2018年よりはマシになってるような気がするけど結局そのあたり調査入れてないから更新もしてなくて心残りだった。(ので年の瀬に更新しました)

AndroidでFGOのローディング時間が長すぎてつらい問題は端末買い換えるより他ない【2019/12/31追記あり】 - つんどくダイアリー

 このくらいの、やろうと思えば20〜30分でできるようなことができなかったのかと言われるとつらいのですが忙しいとは心を亡くすと書くのを実感する話でもあるのでそっとしておいてほしい。ほんとになんだろうね。あの何もできなくなるの。

 本とかも読んでないわけじゃなくてむしろ687冊とか過去ないくらい読んでる(ほとんと漫画だったり再読もあったりするけど)のにこの更新度合いなのはなんか本当に忙しいとは心を亡くすと書くでとてもつらい。

 

 そんな反省ばかりしていてもなので、来年は初心に返って気の向くままに書き連ねていきたいと思っています。

 しかし2016年の俺ってよく年間348記事も書いておったな。別のブログも更新してたから1日に1〜2記事くらいは書いてたんだよね確か。あのときは19時くらいには帰宅してたんだっけか。

 新しく読み始めて面白かった漫画とかもいっぱいあったりしているので、そういうのを書き残しておきたいと思って始めたこのブログにそういったことを残していけないのも寂しく思っていますから。

 そう思って2019年スタートの記事振り返ってみると全く同じこと書いてる

 そういうわけで今年の抱負としては、初心に返って短くてもよいから書き残していきたいですね。

 振り返ると去年は読んだ本に比べて記事数が少ないからさみしい。記録として残していきたいと思っていますので、今年もよろしくお願いいたします。

 まるで成長していない…いや退化かな…?

 あのときもなあ…仕事でいろいろあったときだしその後異動した部署も完全にアレだったしもうMPが残ってないんだよなあ…

 みたいな言い訳しつつも、働き方改革の圧力が思った以上につよくてここ半年で労働時間が強制改善されてる感じがあるから今年はもうちょっといろいろできるんじゃないかって思ってます。残業時間の改善ってメリットしかないですね。

 そういう感じで、少しづつ時間の使い方を見直していって、実りある一年にしたいです。

 みなさまにとっても良い一年になりますように。

Amazon Fire HD10 (2019年モデル)が届きました!【端末レビュー】

Fire HD 10 タブレット ブラック (10インチHDディスプレイ) 32GB

 めっちゃいいですね!

 これで16,000円くらい(32GB)ってめっちゃすごない…?

 Fire HD10 2019モデルがでるらしいの続きみたいなものです。

開封の儀

 相変わらず割とシンプルな箱で届きました。

 中身これだけ。

 開封してやることといったら、フィルムを貼るくらいです。

 そのままAmazonにおすすめされてたこれを一緒に購入。で、買ってから二枚入りだったことに気付く。

 2017年モデルのフィルム余ってたら使えたじゃん! て思ったけど2017年モデルに貼るときに一回失敗して消費してたのも思い出した。つらい。

 本体サイズは2017版と全く一緒。違いは充電がUSB Type-Cなのとボタンが黒いくらい。なのでカバーもそのまま使えました。

 カメラの位置も一緒だからぴったり大丈夫。

セットアップ

 起動してだいたいいつものAndroidって感じでした。

 でも、前のFireタブレットだとAmazonアカウントがセットアップされて送られてきたような気がしたけどそういうのやめたのかな。(購入時にそれっぽい項目にチェックも入れたと思ったんだけど)

 途中で、以前のFireHD10からデータの復元を聞かれたので実行してみたら失敗。つらい。

 ブックマークとかパスワードとかが戻ってきたんだろうか。そのあたりはそんなに入ってないから私は被害少なかったけど。

 Chromeみたいに後から同期できる方法があるかはわからないです。。

白がちょっとクリーム色っぽい

 起動したとき気付いたのが色合いの違い。ちょっとクリーム色っぽい、Kindle Paperwhiteとかに近い感じかもしれない。

 上が2017、下が2019。おわかりいただけるだろうか。

 私はまあ、「へー」って感じでしたが、ここは好み分かれるところかも知れないですね。設定で切り替えられるといいのかもですがわからない。

2017版よりさらにさくさく

 そして実際の使い心地については(ある意味当然ですが)さらにサクサクで最高としかいえないですね!

 相変わらずBOOK☆WALKERとDMM電子書籍を入れてますが、ところどころでだいぶ速度差を感じます。リスト開いたりとか。

 …といっても、比較してみるとたぶん0.5秒とか1秒満たないくらいなので実際大きな違いにはみえませんが、そういうところが体感的に変わるんだなって思います。

 あと2017年版では、文字入力をさせるときたまに引っかかるような感じになることがありましたが、2019年版は今のところそういう感じがないです。ここも良い。

 CPU-Zで見てみると8コア793MHz-1.99GHzなので当然のように強い…いや今のスマホの普通がどれくらいなのかわからんけど…おっさんだから…

地味に便利なUSB-TypeC

 ハード側で大きく変わったところがこの充電ケーブルの規格です。microUSBからUSB Type-Cになりました。

 要するに差し込み口の上下を気にしなくてよくなって地味に便利です。そこそこ頻繁に抜き差しするから。

 2017までの、microUSBケーブルしかない場合でも次のような変換アダプタが出ているので、そういうので対応できます。(うちで使ってるのはこれ)

充電できない場合はアダプタ確認するといいのかも

 家で普通に使ってるアダプタとUSBケーブルで充電しようとしたら、なぜか充電状態と充電してない状態を交互に繰り返す動作をしはじめました。

 ただし付属品以外が全部ダメでもなくて、できるものとできないものがあります。

 それでアダプタのスペックを比較してみると、

アダプタ 電圧(V) 電流 (A)
付属品 5.2V 1.8A
できなかったアダプタ (LECOM FACE T-US01-11100F1) 5.1V 1A
できたアダプタ ( エレコム EC-AC4U001WH ) 5V 2A

(※Aは差し込み口あたりの出力)

 みたいな感じでした。たぶんひとつの出力が2A対応してないとだめなんじゃないかって思います。

 でもちょっと挙動として中途半端でおかしい気もするので、もしかしたらOSアプデとかで治るかもしれないですね。

SDカード問題に問題あるかも?

 Fire HD10(2019)のレビューコメント見ていると、SDカードがまともに動作していないことがあるみたいです。

 実のところ2017年版でSDカードを使っていると突然書き込みできなくなったり(再起動で治る)、規格としては大丈夫だけど初期化しても使えないようなことがありました。。

 (それもあって今回本体ストレージを64GBにしてます)

 突然書き込みできなくなる感じなので原因不明でした。買ってから1年くらいはそんなことなかったと思うのでSDカードがへたってきてただけなのかもしれないと思いつつ、再起動してだましだましやってた感じでした。FireOS的にSDカード周りは何か難ありなのかもしれません。。

買い換えた感想

 全体的な感想としては細かいストレスが軽減されてやっぱり買い換えてよかったって感じです!

 お値段的にも16,000円くらいでしたしコスパはよいですね。(16,000円を「安い」と感じるのはすでにどうか)

 ただ、ほんとハードウェアとOSのマイナーバージョンアップって感じでもあり、機能面で目新しく何かが変わったようにも見えないので、2017年版で特に不満がなければそのままでいいと思います。

 2017年版でもAlexa使えますしね。

 そういえばHD10のAlexaをオンにしたらEchoと競合するんじゃないかって思いましたけどどちらか片方しか反応してくれません。同期でもとってるんだろうか。

 HD10のAlexaは液晶画面がついてるからタイマーとか超便利です。ロック状態でも反応してくれます。

 感覚的にはAlexaがEchoからHD10に移動したような感じなんだけど、Echoが返事してくれなくなったのちょっとさびしい。

やっぱりAlexaカニバってた

 EchoとHD10、両方のAlexaをオンにしてるとどっちかだけが拾ってくれるみたいな感じなんですが、

 「アレクサ、タイマー10分」→「(Echo)タイマーを設定しました」→「アレクサ、タイマーあと何分?」→「(HD10)タイマーは設定されていません」

 みたいなコントを繰り返してしまったのでHD10のAlexaはオフりました…

 呼びかけたとき両方同時に応えるようなことはなかったので、単発で時間聞いたりするのはよかったんですけどね…

AmazonやFireタブレットについての記事一覧 - つんどくダイアリー
Amazonプライムの会員特典などをまとめていった - つんどくダイアリー
いつのまにか増えてたAmazonの提供するサービスをまとめていった - つんどくダイアリー
Amazon Fireタブレットで使える電子書籍ストアを調べてみた - つんどくダイアリー
Amazonの「Fire TV Stick (New モデル)」(2017年)というものが届いて怠惰な日々を過ごしている【端末レビュー】 - つんどくダイアリー
2017年版Amazon Fire HD 8 タブレットが届いた【端末レビュー】 - つんどくダイアリー
2017年版Amazon Fire HD 10 タブレットが届いた【端末レビュー】 - つんどくダイアリー
Amazon Echo Dot (Newモデル)が届いた【開封の儀からセットアップまで】 - つんどくダイアリー

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Fire HD10 2019モデルがでるらしい

 完。

Fire HD 10 タブレット ブラック (10インチHDディスプレイ) 32GB

 というわけで愛用しているFire HD10の2019モデルが出るとのことなので思い切って64GBを注文してしまいました!

 2.0GHzのオクタコアプロセッサと2GBのRAMで前世代機より30%高速化してUSB-Cにもなってやっほう! (USB-Cだと差し込み口の上下関係なく挿せるから楽なんですよ。ちょっと充電して読むときは外してたりしてたからUSBケーブル差し込み口のストレス割とあったの)

 今でもコスパはいいと思いますけどやっぱりちょっともっさりしてきてる感じあるし、本を開くときに待たされないわけでもないから速ければ速いほどいいのはかわらない。

 OSはAndroid PieベースのFire OS7らしく、最新Androidではないけどアップデートされてる感じです。

 ストレージは32GBと64GBの二種類。今使っているのは32GBですが今回は64GBにしてみました。電子書籍(マンガ)って結構容量食いますから。SDカードでカバーしているところあるのですが、うちのHD10だと1~2ヶ月くらいでなんか再起動しないとSDカードに書き込みできなくなってしまって。SDカードが悪いのかなんなのかは検証してないのだけど、普段使いするならやっぱ本体ストレージが安定かなと思います。

 そういうわけで本体とフィルムを買ってしまった。

 よく見るとセットで出てきたフィルムは第7世代向けと共通みたい。本体サイズもよく見ると同じ(262 x 159 x 9.8mm)です。

 なので専用カバーもあるけどもしかしたら今のが使えないかなと思ってまだ買わずにおいてます。(駄目だったら追加で買えばいいかなという)

 あと何かしらないけど20%引きしてくれるらしいので全力で乗っかる感じ。

 キャンペーン対象者を見ると「キャンペーン対象者: Fireタブレットの旧モデル(第7世代以前)をご購入の方、かつ第8世代のFire HD8タブレット、FireHD8タブレットキッズモデル、第9世代のFire7タブレット、Fire7タブレットキッズモデルを未購入のお客様」とのことだったので、Fire 10賀ってそれきりの私は該当するみたいです。

 Amazonで所持端末から対象かどうか判断しているようで、Fire HD10の購入画面を開くとこのクーポンが表示されていました。もうなんかいろいろとらくちん。

ほんわかどたばた日常している異世界マンガまとめ その2

 適当なところで区切っていきます。前回まではこちら。

ほんわかどたばた日常している異世界マンガまとめ - つんどくダイアリー

異世界おもてなしご飯 (1-3巻)

異世界おもてなしご飯 (3) (角川コミックス・エース)

 仲良し姉妹の妹のほうが聖女(救世主)で、家ごと異世界に召喚された茜(姉)とひより(妹)の仲良しな話。大事なことなので二回言いました。

 勇者の帰りを待つ姉のほうにスポットが当たっているところが珍しく、姉の手料理が還ってくる場所になっているひよりもかわいい。世界を救う命をうけたひよりのほうは結構大変な道のりのようで、そちらにスポットが当たっていたらもっと冒険バトルになっていたかもしれません。

 こちらも食事で異世界を開拓…いや酒のつまみで王族とか妖精女王とかを餌付けしていくような流れでなんだかんだと世界が回っていくようで、でも多分この流れがひよりの見えないところでひよりを救ってるんだろうなと思えるところがほっこりしたあたたかみを感じます。

 しかし一軒家ごと転移だからある程度分かるとしても酒とつまみのストックがどれだけあるねんって思うところはある(電気ガス水道がなぜか使えるのはファンタジーなので許す。てかあれらも中世異世界ではとんでもないことなんだと思うんだけど、魔法があるからあまり気にされないのかな)。自分が酒飲みじゃないしあまり買いだめしないタチなんで(逆に冷蔵庫がほぼカラ)、なんかぽんぽん宴会する量のストックがあるの普通なのかなこわい。(あらかじめ用意してたならまだしも突然の転移だから、日頃からストックしてたわけでしょ) でも梅酒ストックはわかる。

とんでもスキルで異世界放浪メシ (1-3巻)

とんでもスキルで異世界放浪メシ 3 (ガルドコミックス)

 勇者の異世界召喚に巻き込まれたただのサラリーマンがネットスーパー片手に異世界を放浪する話。(フェンリル付き)

 各地を旅していく感じだけど特に目的も無いし日常枠だと思ってます。

 中世くらいの世界で現代のネットスーパー(AE○N)からノータイムで食料その他を取り寄せられるのはチートどころの騒ぎではないっていつものやつですが、それで何をするわけでも無く放浪してるあたりがマイペース。

 中身も、所謂料理ですごい魔物(フェンリル)を手懐けて無双みたいな感じです。でもすごい料理でなくてむしろ肉を焼く。焼肉のタレで焼く。くらいの独身のおっさんには実になじみ深い料理方式。おっさんがすごいのではない。焼肉のたれがすごいのだ…

 途中から現世のスイーツに夢中な女神さまとかも出てきていろいろお約束なのかもしれません。こういう女神がおおむね駄女神様になっているのはきっとアクア様がいけない。

 鑑定眼、アイテムボックス、ネット通販と便利能力チート級なのに全然すごさを感じないところが逆にすごいのかもしれないおっさん放浪記です。だがそれが良い。

どうやら私の身体は完全無敵のようですね (1-2巻)

どうやら私の身体は完全無敵のようですね 2 (ドラゴンコミックスエイジ)

 完全無敵にかわいいといわざるをえない…

 病弱でベッドの上で一生を終えた少女が世界最強完全無敵の身体を持つ美少女に転生してゆるく生きてく話。

 なんだけどどうしてこういちいちかわいいのか。無敵か。

 マンガだから、いやマンガならではのかわいさで読んでいるこっちのIQは完全に低下しています。作中でも男女問わず騒がれる美少女設定なところが遺憾なく発揮されている。

 中世魔法ファンタジーなのでバトルっぽいところもあり、そこもまた魅力的です。

 表紙の一枚絵も素敵ですがマンガのなかでころころ動いてるのがたまらなくかわいいので、試し読みぶんだけでも是非。

 また余談なんですが、マンガ版作者の方のプロフィール見てたら「ぱぱこん」の方だったみたいでなるほどかわいいっておもいました。

 奥付見るともう10年前の作品になりますが、なんとなく雰囲気は共通してる感じがします。絵柄がパワーアップしてるのもわかります。

悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし (1巻)

悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし 1 (FLOS COMIC)

 名前から分かる隠居生活…過労がたたりお亡くなりになったイベントプランナーのOLが乙女ゲーの悪役令嬢エリザベスに転生して、追放エンド回避無理でしたからの田舎シスターライフ。

 前世の知識をちょっぴり使ったゆるふわ田舎暮らしはもう元の悪役令嬢とか関係なくきっとたぶんこれでいい…

 そんなエリザベスを追いかけてきた騎士団長(ゲームではモブ)の不器用なラブコメでもあるのでがんばれ。

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました (1巻)

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました (1) (角川コミックス・エース)

 前世の記憶を思い出した公爵令嬢アイリーンがどうやら自分はゲームとやらの悪役令嬢であることを自覚してバッドエンドを回避するため魔王にアタックする話。

 完全に逆境なんだけどアイリーンがまたいい性格してるし、イケメンクールな魔王様は感情がだだもれ(心が乱れると風が吹いたり花が咲いたり現象として表れる)んで見てて楽しい。

 記憶を思いだしたけど性格なんかはアイリーンのままなので、転生とはちょっと違うかもしれないです。知識として「この後」を知っている感じ。

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される (1-3巻)

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される 3 (B's-LOG COMICS)

 この世界が乙女ゲーの世界だと前世の記憶を思い出した悪役令嬢ティアラローズ、今作バッドエンドだと思ったらティアラローズに密かに思いを寄せていた次回作攻略キャラの王太子に求婚されるの巻。

 正ヒロインの性格がアレだったり、悪役と言っても宮廷マナーなどを注意してたりしてただけだったり細かい小言が王子に煙たがられてたりとかだったで「悪役令嬢」と呼ばれるのもちょっと違和感あるくらいですから、手ひどい振られ方をするならと王太子がプロポーズするのも納得の展開でもある。

 正ヒロイン(乙女ゲーでのプレイヤー)とのバトルが続く…みたいな「略奪してないのに略奪愛」みたいになってるところはなんか面白かったです。

私、能力は平均値でって言ったよね! (1-3巻)

私、能力は平均値でって言ったよね!【コミック版】 3 (アース・スターコミックス)

 前世は秀才肌でいろいろやるせなかった主人公が異世界に転生するときに平均的な能力を希望したら全世界全種族平均取られて人類最強になった話。要求バグか。

 そういうわけでチートなマイルちゃんが学院でやらかしに行ったり冒険者でやらかしになったりほんわかどたばたした日常を送っていくマンガです。かわいい。

私、能力は平均値でって言ったよね!【コミック版】 1 (アース・スターコミックス)

 1巻の表紙ほんとかわいいよね。

 現冒険者パーティの女の子4人組が力を付けていくのもかわいいんですが、残してきた学園の小話が巻末に差し込まれていたりしているのでそっちも気になります。

 また多分この原作者FUNAさんの作風だと思うんですけど女の子がたくましくて良い。強かったり気丈だったり健気だったりといろいろ言い方はあると思いますけどなんか一番ぴったりくるのがたくましい。たまに殺伐としてるところがなんかさらに良いです。絵柄荒れてる感じになるのもまた魅力。

魔導具師ダリヤはうつむかない~Dahliya Wilts No More~ (1巻)

魔導具師ダリヤはうつむかない~Dahliya Wilts No More~ 1巻 (ブレイドコミックス)

 異世界に転生して、魔導具を扱う魔導具師として活躍していくダリヤさんのお話です。

 本編はたぶん独立してからなんだと思うけどそこまでの話も書かれてて元婚約者の残念感と情緒酌量のなさが増す。

 「うつむかない」なんてタイトルついてて出だしから災難な感じでもあるんだけど、メインはダリヤさんが暖かく周りに応援されてトントンと活躍していく感じなので安心。

 職人が職人として認められていくのも良いですね。

異世界薬局 (1~4巻)

異世界薬局(4) (MFC)

 働き過ぎで過労死した薬学者が現代の知識と記憶を持ったまま異世界の薬学師の息子に転生(乗り移り?)して、その知識と神ががった神力で薬学無双していく転移もの。

 皇帝に認められてタイトル通り薬局の経営を始めたりして立身出世していくお話ですね。

 また細かい成分の名前とか症例とか作中にもたくさん出てくるのですがちゃんと監修がついているみたいです。

 (そのあたりの苦労譚がマンガの後書きにもありますが)そういったところのこだわりって技術系でしっかりやろうとすると大変なのですごいなと思うし、こだわるほど面白みが増しますし。

ダィテス領攻防記 (1-4巻まで)

ダィテス領攻防記 4 (Regina COMICS)

 日本人だった記憶のある辺境のダィデス領の令嬢ミリアーナがその現代知識で領を発展させつつBL布教活動に精を出すこの話。メインは領地経営なんですけど。たぶん。

 知識だけあっても技術が追いつかないと再現不可能じゃないかって思うところもありますがこの勢いなら問題ないみたいなところがあるのでたぶん問題ないです。

 ミリアーナがやらかすたび旦那が「嫁ェ…」ってなってるのすき。

 あと世界観が完全にBLで、最初は迷惑な妄想かと思ってたんだけどそうでもなかった。この世界は最初から腐っていたのかもしれない。

 また原作者の牧原のどかさんはお亡くなりになられていて、原作は未完のままとなっているようです。愛知の方みたいなのでより悲しい。ご冥福をお祈りいたします。

ほんわかどたばた日常している異世界マンガまとめ - つんどくダイアリー 冒険したりバトルしたりしている異世界マンガまとめ - つんどくダイアリー

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「鬼滅の刃」15巻まで【マンガ感想】

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 家族を殺され妹を人食い鬼にされた炭治郎と、その鬼となった妹である禰󠄀豆子が人食い鬼を討ち滅ぼす旅。

 最近アニメにもなっていたので気になって手に取ってみたところめっさ面白くて15巻まで一気に読んでしまいました。

 最初のうちは炭治郎が鬼に家族を殺されて修行して、って感じでしたが、進むにつれ仲間も増えて鬼側のバックグラウンドも明かされていき面白くなっていきます。

 物語の流れは「鬼が出たから殺す」のひと言で炭治郎や鬼滅隊が各地の鬼退治をするわけですが、ストーリーの主軸にあるのはあくまで炭治郎と禰󠄀豆子になっていて、ストーリーが進むにつれ家にまつわる秘密が明かされてもいきます。

 炭治郎のとぼけた感じと戦闘中のシリアスな感じのギャップも良いですし、鬼と化した禰󠄀豆子が鬼としても規格外に成長していくところもたまらなく熱い。あとかわいい。なんだあの…なんだ、ぼーっとしてるけど戦闘力だけ高いみたいなの。良い。異形とバディを組んで戦うようなものが好きだとなお良いかもしれません。(昔からキョンシー映画とか好きで)

 仲間も微妙にズレてるところがまた良いですね。ズレっぱなしなところが。伊之助とかかぶりものをすぐ脱ぐとおもってたもん俺。物語としてはいろいろシリアスなのに登場キャラクターには不思議なかわいさがある。ここ多分ポイントとしてすごい重要。人が増えるにつれて作品の魅力が増していきます。(そして退場していくと哀しみが増す)

 また鬼側も、最初のうちは化け物としての面が強かったですが、知性と強さをもった個体やそのバックグラウンドも明らかにされていって哀しみを誘います。結構そういう面がシリアスかつエモい。

 舞台設定が大正ってところも良いです。あの文明とオカルトが入り交じっているような時代。刀で戦うイメージが強いから、江戸時代のように錯覚することもあるけど良い。そこに敵側の「鬼」が不老であること、上位の鬼が知性をもって人に紛れていることも加わりさらにオカルト感が増しています。

 1巻…くらいだとまだ面白さが伝わらないかもとか、また続けて読んだ方が面白いかもって思います。じわじわと面白くなっていくタイプです。

 もし昔に少し読んでそれっきりの方とかは、もう一度読み返してみるとよいのではないかとお勧めします。(私も連載開始してたときに知っていましたが、1話2話くらいでよくわからなくて止まってしまってました)

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冒険したりバトルしたりしている異世界マンガまとめ

 ゆるいほうは書きましたので今度はバトルだったり冒険だったりがメインだと思うシリーズです。

 学園モノとか割と被っている感じはなくもないのですが…バトルのほうがメインそうだったり成り上がっていくほうが大きい感じだったりするとこっちかなと分類する感じです。

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい (1-2巻)

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 2 (MFコミックス アライブシリーズ)

 そういうわけで豚公爵。朝起きたらアニメ「シューヤ・マリオネット」の悪役である豚公爵ことスロウ・デニングになっていたところから、悪役を脱してヒロインと幸せになるためのお話です。

 もともとスロウにも主役を張れるだけのポテンシャルがあって、それを正しく発揮することで未来が変わっていくような感じの成り上がり。シューヤが当て馬っぽくなりすぎてるのがちょっとかなしい。

賢者の孫 (1-11巻)

賢者の孫 (11) (角川コミックス・エース)

 「俺また何かやっちゃいました?」系でおなじみの「賢者の孫」。アニメよりコミカルな雰囲気になってると思います。現代からファンタジー世界に転生した主人公が賢者の孫として育てられて、ハイレベルの能力と人脈を広げていく感じの物語です。

 チート系なんだけど主人子のシンに特殊な能力があってのことではなく、とんでもない威力を発揮していくのは力の使い方の工夫だったりするのでつまり周囲もどんどん規格外になっていきます。あー。シシリーが癒やし。

(11巻は2019/4/26発売です)

あとBWで 2019/4/25 23:59までセールしていました!

THE NEW GATE (1-6巻)

ザ・ニュー・ゲート 6 (アルファポリスCOMICS)

 囚われたデスゲームVRMMO「THE NEW GATE」をクリアしたと思ったシンは、500年後の世界に転移させられていた…! から始まる冒険の日々。SAOの後みたいな設定に時代を感じます。ティエラかわいいってずっと思ってます。

 システム上はVRMMOだったころのものがいろいろと生きているようですけど、あまりこれみよがしにメニューを開いたりしないせいかVRMMOっぽさよりファンタジー世界色のほうを強く感じます。そういう面でもVRMMOより異世界って感じして良い。

ワールド・カスタマイズ・クリエーター (1-5巻)

ワールド・カスタマイズ・クリエーター5 (アルファポリスCOMICS)

 クソゲーをディスってたら異世界召喚されてしまった田神悠介。召喚された世界はそのクソゲーとは違うんだけど、アイテムをカスタマイズする部分だけは無制限に使えるようになっているので、それを使ってピンチを乗り切っていくファンタジーです。

 タイトルからは、カスタマイズでもしてのんびり暮らす生産系かと思っていたのですが、政治や戦争や陰謀にどんどん巻き込まれていくのでむしろ落ち着いていられない勢い。割と人死にも出る。

邪竜転生 (1-3巻)

邪竜転生 Vol.3 (アルファポリスCOMICS)

 ダメリーマンが邪竜に転生してスライムたちと平和に暮らすお話…にはならなかった。悲しいな。竜の力は最強なのに。

 途中から人型になって(力は抑えられるがそれでも強い)エルフ美少女と冒険の旅に出たりします。なんかまあそういう。

ゲーム オブ ファミリア-家族戦記- (1-2巻)

ゲーム オブ ファミリア-家族戦記- 02 (ドラゴンコミックスエイジ)

 異世界転移の中でも特級でヤバいダークファンタジーたぶんカンの良い方は「原作 山口ミコト 作画 D.Pの時点でいろいろ察することでしょう。

 主人公の初島支衛は父親の再婚で家族になったカナエ、マナコ、ヒナナの美人三姉妹と一緒に異世界に飛ばされて、そこで謎の軍勢と繰り広げられている戦争に巻き込まれていくことになります。救世主異世界ファンタジーのそれと言えばそうなのですが飛ばされた先がガチのハードゴアで容赦のない世界。加えて支衛は自他共に認めるただの凡人。

 この状況でーーこの状況をむしろ、支衛が口八丁手八丁で乗り切っていくところが一番の見所です。口の巧さで成り上がっていくようなものも異世界ファンタジーには多いですがここまで手段を選ばないのも珍しい。作品が作品なら完全に得体の知れない悪の魔術師ってところですよ。

 でもそれ自体を楽しんでいるふうでもなく、「家族を守るための手段」として行っているところが感じられるのが良いところだと思うのですが、そう思うところが俺も騙されてるのかもしれません。

盾の勇者の成り上がり (1-13巻)

盾の勇者の成り上がり 13 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

 異世界に「盾の勇者」として召喚されて即座に裏切られ酷い扱いを受けてる尚文のやさぐれた冒険の日々。

 復讐譚ではあるけどそこまであんまりヘビーな感じはしなくて(そもそも復讐を目指してないし、途中からもう関係なくなるし)、やさぐれたナオフミ大活躍みたいな印象が強いのはラフタリアとかフィーロちゃんのおかげなんだろうかと思います。

 今アニメもやっててそっちも面白い。微妙に原作から変わってて良い。フィーロの服の糸を取りに行くときとか良かったねラフタリアって気持ちになりました。

盾の勇者

槍の勇者のやり直し (1-4巻)

槍の勇者のやり直し 5 ドラマCD付き特装版 (MFC)

 ※5巻は2019/8/23発売

 「盾の勇者の成り上がり」で登場した槍の勇者・元康が時間遡行してやりなおすスピンオフ作品です。

 視点が変わったからなのか「あれっこいつこんな(キモイ)キャラだっけ…?」って思うところもしばしあります。やさぐれてないほうの尚文とか新鮮。

 スピンオフではあるけど強くてニューゲームのような形なので知ってる人も知らない人も楽しめると思います。逆にラフタリアとかフィーロとか、「盾の勇者」でおなじみのメンツは出てこない(出てきたとしてもそのままではない)だろうから寂しさはあります。

公爵令嬢の嗜み (1-5巻)

公爵令嬢の嗜み(5) (角川コミックス・エース)

 乙女ゲーの異世界の悪役令嬢になぜか転生してしまったOLが領地経営をする話。

 ゲームの世界ではあるのですが悪役令嬢のアイリスが追放される、いわばバッドエンドから始まっているような状況で、ゲーム設定はむしろあまり関係ない感じです。

 アイリスから見た主人公(OL)の扱いも「前世の記憶に目覚めた」みたいな感じで、それまでのアイリスとしての記憶や感情も引き継がれているよう。前面に出ている性格などはOLのほうが強くなっているようですが。

 やっていることは領地改革と政治闘争なので日常ほんわか…って感じはないのでこちらに入れてみました。

 最初から領地送りにされているときはゲームキャラとはあまり接点無くなりますが、話が進んでいくにつれ王都にいる面々とも接点が出てきたり、ゲームのヒロインだったユーリの書かれ方もふわふわした女の子なんだけど国を傾ける毒がように見えてくるような感じになってて別の意味で面白くなってきてます。ここまでくるとゲーム関係なくなってますけど。

 ごちゃっとした人間関係の中で実績を上げて美形に囲まれて力を持っていくアイリスに少女漫画っぽさを感じますが(乙女ゲーの世界だし)そこが面白い感じです。

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